「キネマ旬報」2月号増刊(2)
【2月7日 記】 さて、今年もまたキネマ旬報ベストテンのインチキ得票分析をしてみます。
この分析は統計学的に正しいものではないのかもしれませんが、でも、あくまで1位から 10位ぐらいまでのところでやっている限りはそれほど的外れなものではないと思いますし、実際出てきた結果が面白いので、性懲りもなく続けています。
キネマ旬報ベストテンは、審査員がそれぞれ合計 55点を持って、1位には 10点、2位には9点、…、10位には1点と入れて行き、その合計得点で順位が決められています。今回 2025年第99回の審査員は「本誌編集部」を含めて 64名で、前回より4名増でした。
で、毎回僕が何をやっているかと言うと、それぞれの映画の得点を、「総得点=点を入れた審査員の人数×平均得点」という形に分解してみるのです。
例えば同じ 150点獲得の映画でも、一方は
(a)合計15点=30人×平均5.00点
他方は
(b)合計150点=20人×平均7.50点
だったとすると、(a) は多くの人に広く受けた映画、(b) は特定の人の心に深く刺さった映画と言えるのではないか、ということです。
さて、2025年の結果はこうなりました:
- 旅と日々
220点=33人×6.67点 - 国宝
215点=31人×6.94点 - 敵
210点=30人×7.00点 - ふつうの子供
153点=24人×6.38点 - 宝島
140点=22人×6.36点 - 愚か者の身分
98点=16人×6.13点 - 「桐島です」
94点=17人×5.53点 - 海辺へ行く道
86点=15人×5.73点 - 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
83点=15人×5.53点 - 見はらし世代
82点=14人×5.86点




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