台風対策
【9月21日 記】 台風接近のニュースで、どこかの離島に住んでいる人が家の壁や窓枠に木の板を打ちつけているのを見て、「ああ、まだそういうことをやっている人がいるのか」と思った。
と言うか、「ああ、ウチでもそんなことをやっていたなあ」と遥かに思い出したのである。
台風が近づいてくると、雨戸があれば雨戸を締めたが、そうでない窓については、父親がよく、家の外側から窓枠に板を打ちつけたりしていた。突風で何かが飛んできて、窓ガラスが割れたりしないためである。
そんなことをすると窓が窓でなくなるではないか、と思う人がいるかもしれないが、それは台風が来ている間だけのことで、台風が行ってしまうと板を剥がすのである。
もちろん、そこには釘で板を打ちつけた穴が残ってしまうのだが、そんなことはお構いなしだったなあ。
あのころの一戸建てには、外壁に木がむき出しになっているところがたくさんあった。そういうところには、釘穴が開こうがどうしようが、容赦なく板を打ちつけたりしたものだ。
「今は大体サッシになっているし、そんなことをやる人はちょっといないだろうな」と思ったが、いや、そういう家に住んでそういう対策を講じている人がまだいたのだ。だからニュースで見た。
台風のニュースで懐かしい昔を思い出した。
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