日本語版 Grammarly の災厄
【6月2日 記】 僕は英語の文章を書くときに Grammarly というアプリを使っている。Free AI Writing Assistance というキャッチフレーズがついており、書いた英文上の誤りを指摘して正してくれるアプリである。僕としてはかなり重宝している。
有料にすれば、単に誤りを正すだけではなく、誤ってはいないがあまり巧くない表現をもっと分かりやすくスマートな表現に直してくれるのであるが、僕はそこまでは望まない。無料版で充分である。
そのアプリが、最近日本語を対象とするベータ版を出したようなのだ。僕は別に登録したわけでも設定を加えたわけでもないのだが、急に僕が書いた日本語にも訂正を入れるようになってしまって、これが鬱陶しいのである。
このアプリが正しい表現としている範囲が極めて狭く、別に良いじゃないかと思うような表現を修正してくる。
句読点の打ち方などが典型的なのだが、それ以外でもいろいろとうるさい。
今日は「プラスティック」と書いたら「プラスチック」に訂正せよと言ってきた。より英語の発音に近い「プラスティック」は日本語として間違っていると言うのである。
このブログに書評を書くときに、読んだ本から引用することも少なくないのだが、僕が引用したプロの作家の文章に対しても、「ここに読点を打て」などとずけずけ赤を入れてくる。
読点の打ち方にはある意味模範は存在するのだろうが、「これ以外は許さない」と言う厳格なルールなどないはずだ。プロの作家に対して失礼な気さえする。
もちろん英語のときにも日本語のときにも dismiss というボタンは表示されるので、それをクリックすれば余計なお節介は消えるのだが、とは言え鬱陶しい。
逆に考えると、英語ネイティブたちはこの Grammarly を同じように鬱陶しく感じるのかな?と思ったりもするのだが、僕のような英語学習者としてはこれはこれで結構役立っている。
だから、英語では今のままで良い。その一方で、日本語を書いているときには出てきてほしくないのだが、それを可能にする設定がないようなのだ。早くそのボタンを作ってくれないだろうか。


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