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Monday, May 11, 2026

MANGALOGUE:火の鳥

【5月11日 記】JR高輪ゲートウェイ駅直結のところにできた新しい施設 MoN Takanawa に『MANGALOGUE:火の鳥』を観に行って来た。Img_3165

入場券はかなり早くから予約購入していたのだが、僕より先に観に行った人たちがみんなネット上で褒めていたので、期待感が高まった。

容易に想像がつくように MANGALOGUE というのは MANGA と DIALOGUE の合成語である。

ひとりで漫画本を開いて読むのではなく、ステージ上の人たちの対話を聞きながら漫画を読む、あるいは、対話こそしないが、ステージ上の人たちと何らかのコミュニケーションを取りながらみんなで一緒に漫画を鑑賞するという試みである。

漫画はステージ上の大スクリーンに投映される。1ページ全体であったり、1コマのアップであったり、コマごとの連続表示であったり合成であったり、たまに短い動画になっていたりもする。

題材は手塚治虫の『火の鳥』(僕は未読)。もちろん 12巻に及ぶ大作なので、今日取り上げたのは第2巻の一部でしかないのだが。

狂言回しは、舞台上にいるアームロボット「鉄腕アーム」。これに山寺宏一の声が乗っている。

そして、日替わりのゲストによる MANGALOGUER。今日は古川雄大だった。

基本的にはこの2人のやり取りで進行するのだが、オープニングのパントマイムを含めて、無言で参加してページめくりなどをこなす「高橋さん」が加わる。今日の高橋さん役は笹本龍史。

漫画の登場人物の CV は、梶裕貴、本郷奏多、夏木マリ、古田新太、あの他。

作品は手塚治虫による不朽の名作なので、誰にも文句はないだろう。画の魅力もさることながら、あの時代によくこのような発想を持っていたものだと、ただただ感心する。Img_3167

ただ、全てのコマ、全ての吹き出しを読む暇はないので、漫画自体は結構「読み飛ばされる」ことになる。

その間を山寺と古川の会話で埋めて行くことになるのだが、非常にうまいこと作ってあって、違和感もなく素直に鑑賞できた。

これは 80年代初頭に頻りに提唱された「メディア・ミックス」の類(あるいは、その進化形)だと思うのだが、非常にうまく行った例だと言える。

みんなが書いているように、とても意欲的な取り組みだったし、上手に整理されていて、確かに面白かった。

座席を傾斜の大きな階段状に配した会場も非常に見やすかった。次はどんなイベントをやるのだろうか。

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