歌舞伎鑑賞10回目
【4月9日 記】 いつごろからだったかは憶えていないのだが、いつか歌舞伎というものを観てみたいと思っていた。
妻に言ったら、妻も観たことがなくて、じゃあ行こうということになり、会社の元部下の歌舞伎通の女性に教えを乞うて、初めて見に行ったのが会社を辞めた翌年の正月だった。
それから3年と少し経って、今日観た舞台でちょうど 10回目の鑑賞となった。
10回観たくらいでは凡そ何も分かっておらず、見る目も養われておらず、評論めいたことは何も書けないが、しかし、とりあえずどれも面白いし楽しい。
決して安い見世物ではないので年金暮らしには痛い出費だが、しかし、毎回それを上回る面白さと満足感がある。
そして、今日の歌舞伎座からの帰り道、僕に歌舞伎指南をしてくれたその女性に晴海通りでばったり出会った。僕らが観たのは昼の部で、なんと彼女はこれから夜の部を観に行くのだそうだ。
10回目の節目に、何かが会わせてくれた気がする。
年を取ったということなのかな。芸能との出会いであれ、人との再会であれ、あらゆる出会いを嬉しく感じる。


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