映画『ブゴニア』
【2月25日 記】 映画『ブゴニア』を観てきた。
実に久しぶりに観る洋画である。化学・製薬会社の敏腕女性CEO のミシェル(エマ・ストーン)が誘拐される話。
その犯人テディ(ジェシー・プレモンス)が陰謀論者であるというところが如何にも現代的で面白いなと思ったのだが、これは 2003年製作の韓国映画のリメイクなのだそうだ。
テディはミシェルを地球侵略に来たアンドロメダ星人だと信じ切っており、要求は身代金ではなく、母船にいるエイリアンの皇帝を説得したいから直接会わせろというもの。
そんな具合いだから、ミシェルが何を言ってもテディには通じない。それどころか、あくまで白を切り通しているミシェルに激しく苛立つテディが描かれる。この辺は人物の描き方としても、映画の進め方としても大変巧いなと思った。
そして、テディのただひとりの相棒が、彼のいとこであるドン(エイダン・ドルビス)で、こいつがとてつもなく鈍そうな奴だ。しかし、彼をまともに相手にしてくれる人間はテディしかおらず、ドンは時々テディのやることに疑問を感じて口を挟んだりもするが、やっぱりテディを信じたいという気持ちが強く、事実信じているので、彼の言いなりになる。
テディはエイリアンは髪の毛で通信するからという理由でミシェルを拉致したらすぐにドンに彼女の毛を剃らせたり、彼女を鎖に繋いで監禁し、挙句の果てに身体に高圧電流を流すなど、とてつもない展開になって、怖い。
元の韓国映画では被害者は男性、犯人の相棒は彼の恋人という設定だったらしいのだが、ここでは男女が反転して、一層怖くなる。原作ではもっと笑いを取る映画だったのだそうだ。





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