売っているもの、いないもの
【11月30日特記】 近頃は昔と違って、東京でしか手に入らない、大阪でしか売っていない、というようなものが大変少なくなった。
単に売る側が販路を拡大したのか、買う側の嗜好性の差異がなくなってきたので同じ商品が流通するようになったのかは分からないが、モノだけでなくレストランの支店なども増えて味まで共通化している気がする。
もちろん、「ウチの田舎ではそんなもの売ってないよ」という所はたくさんあるだろう。ただ、東京と大阪で言うと、商品構成が以前と比べて本当に似通ってきた気がする。
だから、今年の僕のように、大阪から東京に転居しても、買い物に行った時に昔ほど落胆したり当惑したりということがなくなってきたとも言える。
ただ、あくまでそれは20年前との比較の上でそうなのであって、違いがなくなったわけではない。
大阪で楽に買えたものが東京では探し回らなければ見つからなかったりする。そういう経験を、例えば成城石井とか、全国展開のドラッグストアのチェーン店で経験するから驚くのである。
ひとつだけ例を挙げると、それは使い捨てカイロ(最近は使い切りカイロって言うのかもしれない)の「桐灰貼る」である。
僕は貼るカイロではこれが一番性能が良いと感じて長年愛用しているのだが、東京では店頭に並んでいるのは圧倒的にロッテのホカロンで、他のメーカーのものも隣にひっそりと置いてあったりもするのだが、とにかく桐灰がない。
やっぱり桐灰が大阪の会社だからかな? 桐灰って大阪の会社だったよな? と思って調べてみたら、大阪の会社には違いないが、最近は小林製薬の傘下に入ったらしい。しかし、コバ薬であれ、いずれにしても大阪の会社である。
で、調べついでに知ったのが、数あるカイロの中でも小林製薬のカイロが中国でバカ売れしているらしいということ。
となると、東京には中国からの観光客が多い → その観光客がこぞってコバ薬のカイロを買い占める → だから東京のドラッグストアには桐灰がない、という推論も成立するのか? などと考えてみたり…。
でも、大阪にも中国からの観光客は多いし、東京の人に聞くと「昔からホカロンばっかりしか置いてないよ」との感想もあり、あまり説得力のある推論にはなっていないようだ。
ま、何でも良いから、どっかに桐灰貼る、置いてないですかね? 毎年真冬の極寒の日に使う程度なのだけれど、真冬が来るまでにある程度ストックがほしいので。


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