なんか、よく分からん奴だな、こいつ
【9月12日特記】 安倍晋三首相が藪から棒に辞めると言い出したことについては、多くの人があっけにとられ、つまり、最もありうべき反応をして、その上であちこちで適切なコメントを語ったり書いたりしているので、もはや僕が多くの言説を費やす必要もないのだが、1つだけ書いておくと、
「なんか、よく分からん奴だな、こいつ」
という感想を持ったということである。多くの国民が同じような感想を抱いたのではないだろうか?
「なんか、変わった奴だな、こいつ」と思われることは、コミュニケーションを図る上で決定的な障害にはならないのである。
確かに、全員と仲良く、みたいなスタイルにはなり得ないのかもしれないが、自分はここが変わってるよとしっかりアピールできる人間と言うのは、裏返せば、でも、ここは変わってないよ、しっかりしてるよとしっかりアピールできる人間でもある訳で、そういう人間との間には結構しっかりしたコミュニケーションが成り立って行くのである。
その最たる例が小泉純一郎前首相ではないだろうか。彼はある意味非常に変わっていた。でも分りやすかった。
ところが、一旦「なんか、よく分からん奴だな」と思われた途端に、コミュニケーションは障害をきたすのである。少なくとも、その状態で他人の上に立つのは非常に困難になってくるのである。
我々はそういう奴に国を任せていたのかと思うと慄然としてしまう。


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