Monday, February 11, 2008

キネマ旬報2月下旬号(2)

【2月11日追記】 去年やってみて面白かったhappy01ので、今年もキネ旬の1-10位の得点を分解してみた。何人の審査員が平均何点ずつを投じてこの得点が出来上がったのかという分析である。

あまりご存じでない方のために改めて書いておくと、キネ旬の審査は各審査員(2007年度日本映画の場合は56人)が1位と思う作品には10点、2位には9点という具合に総持ち点55点を投じて行くシステムである。

統計学的にちゃんと分析するとなると分散をはじいたりするんだろうけど、とりあえず簡便で見た目も解りやすい方法として「人数×平均点」を出してみた。1点以上をつけた審査員の数×その平均点である。

これをこのように分解することによって、多くの人に受けたのか一部の人に高く評価されたのか、その映画によって微妙なばらつきが見えて来る。

さて、計算してみると、

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Saturday, February 09, 2008

発表:日本インターネット映画大賞

【2月9日特記】 日本インターネット映画大賞も発表になりました。

僕は投票したのは2回目ですが、まあ2006年の『フラガール』と言い、2007年の『キサラギ』と言い、「浅い」という言い方もできるのですが、「若い」という表現のほうが相応しいのかもしれません(笑)

まあ、でも、もう少し投票者を増やして行かないとちょっと偏りが大きいような気もします。そういう意味でも、もうしばらく継続して投票してみようかなと思っています。

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Thursday, February 07, 2008

キネマ旬報2月下旬号(1)

【2月7日特記】 「キネマ旬報」2月下旬号が発売になりました。さて、今年も去年と同じ形式で総点検してみましょう。比較の対象となるのは、今回も僕自身の2つの記事(12月24日付け1月10日付け)です。

今年は11-20位がとっても意外(あるいは不思議)。

第11位の『愛の予感』は全く記憶にない映画。何でしたっけ、これ?

それから第12位に『叫(さけび)』が入ってます。えっ、これってそんな凄い映画だったの? いや、悪い映画だったとはちっとも思いませんでしたが、大勢の審査員の票を総合するとこんな上位に入ってくるんですか!

ホラー系の映画って僕はほとんど見ないのですが、世のホラー群の中に放り込むと浮き立つ作品なんですね、きっと。ふーん、勉強になるなあって感じ。

第13位:『ALWAYS 続・三丁目の夕日』。ほよ、前作と比べると結構貶している人も多かったように思うのですが、上位に入りましたね。いずれにしても観てないので、ま、なんとも言えませんが・・・。

で、第14位に『キサラギ』が来ました。ま、仕方がないか。ベストテンに入らなかった点がさすがにキネ旬ってとこかな。この映画の評に書いた通り、僕自身もこの映画は大変面白く楽しみました。でも、映画は第一義的に映像作品であるという視点に立つと、この映画はベストテンには入って来ません。もっともっと低くても良いと思います。

第15位:『殯の森』。最後まで観ていられなかった映画です。もっともこれは最後まで観た人たちの評価です。僕も最後まで観たらひょっとすると高く評価したかもしれません。

第16位:『めがね』。これも不思議。僕の感覚とのずれもありますが、評価の低い記事も結構多かったのにね。

第17位:『転々』、第18位:『サウスバウンド』、第19位『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『バッテリー』──この辺り、ことさら異論を唱えるというほどでもないですが、「うーん、20位以内に入ってくるかな」という感じ。

それからもう1作品同点で第19位だったのが『人が人を愛することのどうしようもなさ』。これも記憶に残ってないタイトルなんですけど、すごく気になる。どんな映画でしたっけ?

で、前の記事との関係で総括すると、僕が「キネマ旬報ベストテン20位以内に入ってほしい」として選んだ10本のうち10位以内には6本入ったんですが、11-20位がゼロだったために、結局キネ旬の20位以内には6本。前年比-1でした。

ついでに言えば、そのあと第22位が『パッチギ! LOVE&PEACE』。これまた意外に高評価。

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Monday, January 14, 2008

雪とアンテナとめがね

Tsurunoyu 【1月14日追記】 秋田の山深い温泉宿に行ってきた。湯も飯も非常に良かったけど、ここにその詳細を記すつもりはないので、旅行体験記を探しているいる人が間違って検索で辿り着かないように、ここには地名/宿名などは書かない(とは言っても、どうしてもどこなのか知りたい人のためにリンクを張っておく)。

タクシーの運転手さんと話をしていて、妻が「天気予報が雪マークになっていたので」と言ったら、「あ、それは毎日そうです」と返ってきた。

なるほどね。

ま、確かに雪は毎日降るのだろうが、しかし、帰路は猛吹雪と言って良い状態だった。空から降ってくる分だけではなくて、地上に積もった雪が風で舞い上げられて前が何にも見えなくなる。ただ一面の白。

そういうとき車はどうするのかと思ったら、とりあえず停まるんですね。ほんで暫くすると風が止んで視界が晴れるタイミングがある。そのタイミングを待って平然と再発進するのである。

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Thursday, January 10, 2008

発表:2007キネマ旬報日本映画ベストテン

【1月10日特記】 発表されましたね、2007キネマ旬報ベストテン。

それでは前回(2006年)・前々回(2005年)に引き続いて、僕の記事(12/24の『回顧:2007年鑑賞邦画』)との比較をしてみたいと思います。僕が選んだのは、前回に引き続いて「キネマ旬報ベストテン20位以内に入ってほしい10本」です。

「今年はかなり裏切られそうな予感もある」と書いたのですが、結果は逆でした。去年と比べると随分"順当な"感じがします。さて、キネ旬が選んだ10本は、

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Sunday, January 06, 2008

『キャッチボール屋』

【1月6日特記】 WOWOW で録画したままになっていた『キャッチボール屋』を観た。2006年度キネマ旬報ベストテンで第36位に入った佳作である。

高校時代万年補欠だった野球部の同窓会でしこたま酔っ払って目が覚めたら東京の公園で寝てた大森南朋。目の前で「キャッチボール屋 10分100円」という看板を掲げてキャッチボールしている男・庵野秀明がいる。

誘われてキャッチボールした後、庵野に「すぐに戻るから」と言われて訳も分からないまま代役を務める大森。だが、庵野は帰ってこない。公園の売店の女・内田春菊が庵野からことづかっていたという封筒にはアパートの地図と鍵が入っていた。

結局、大森は翌日から庵野の看板とグローブと自転車と、そして住居まで引き継いでキャッチボール屋をやる。意外に客が来る。しかも常連が多い。そして、自分がキャッチボール屋を続けていることを周りのみんなが祝福してくれているようにも思える。

そういう出だしである。

不思議な設定、あるいは非現実的な設定。──どちらに感じるかによって、この映画に対する評価は180度変わってくるのだろう。演劇的な映画である。演劇慣れしていない客には受けないかもしれない。

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Saturday, January 05, 2008

平成ガメラ3部作

【1月5日特記】 年末に WOWOW で放送した平成ガメラ3部作を録画して、1回で観るとしんどいので2回に分けて観た。

僕はどちらかと言うとゴジラ派だったのでガメラはあまり見ていないのだが、それでも小学生の時に『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』には熱狂したクチである。敵の怪獣の中ではギャオスが飛びぬけてカッコ良かったという記憶がある。

だから平成のシリーズを再開するに当たって、敵役に再びギャオスを持って来たのは大正解であると思う。

最初の1作を観ただけだと、やっぱり子供騙しの感じがして、なんでこんなもんが金子修介監督の代表作とまで言われるんだろう、なんであんなに評価が高かったんだろう、そしてまたなんで金子監督は3本も撮ったんだろう、とクウェスチョン・マークがたくさん脳裏に浮かんだのだが、3本とも観るとさすがに重みが出てくる。

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Sunday, December 30, 2007

TBS『イカ天2007復活祭』

【12月30日特記】 先ほど TBS 『あの伝説の番組再び!"イカ天2007復活祭"』を見終わった。面白かった。そう、懐かしいよりも面白かったという思いのほうが強い。

いいバンド、いい歌がたくさん、たくさんあったのだ。そして、バラエティに富んでいた。見事に個性的だった。新しい音楽の要素や潮流をたくさん知った(スカというリズムについては、僕はこの番組を見るまで知らなかった)。

もう名前さえ忘れていたけど、C-BA とかサイバーニュウニュウとか、それから歌では番組初期に出たガールズ・バンド(何だったっけなあ?)の「やっちゃえ、やっちゃえ」という歌詞が入るやつとか、宮尾すすむと日本の社長の『2枚でどうだ』なんて今聞いても名曲だし、あのナントカ秩父伝説!っちゅうやつ!(バンド名も歌のタイトルも忘れた)強烈!

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Friday, December 28, 2007

投票:日本インターネット映画大賞

【12月28日特記】 今年も依頼のコメントがついたので「日本インターネット映画大賞」日本映画部門に投票してみることにした。僕の感性とは多少趣の異なる賞ではあるが、ま、こういう形で個人から社会に働きかけをするのも良いかと思う。

[作品賞投票ルール(抄)]

 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

昨年は限度一杯の10作品をエントリーしたので必然的にひとつずつの作品につけた点数が低くなってしまったので、今年は逆に5本だけに投票して影響力を極大にしようと思う。

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Tuesday, December 25, 2007

ドラマW『蒼い瞳とニュアージュ』

【12月25日特記】 WOWOW から録画したままになっていたドラマW『蒼い瞳とニュアージュ』を昨夜漸く観た。ドラマW最新作4週連続放送の最終回である。水谷俊之監督。

全然期待せずに見たこともあって意外に面白かった。

ニュアージュの会という、希望者に青酸カリを配布している謎の団体がある。キャバクラでホステスを人質に立て籠もった犯人が、現場に踏み込んだ警察の前でニュアージュの会からもらったと思われる青酸カリで自殺した。

人質が解放された後、彼女たちに見事なカウンセリングをしてみせた、派手なギャル風で「らしくない」臨床心理士・恵梨香(深田恭子)。被害者の1人で心に傷を負う麻美(佐津川愛美)。

そして、同じくその青酸カリで自殺を図り、死ぬ間際に爆弾テロを予告したビデオテープを残した男(松重豊)。恵梨香の実力を見込んで捜査に協力を依頼する警察庁特別捜査支援室の宇崎(萩原聖人)。宇崎と恵梨香に批判的な上司の高津(佐藤江梨子)。逆に協力的な刑事(石橋凌)

ま、そんなキャストとストーリーである。先ほど面白かったと書いたけど、筋の上ではイマイチすっきりしない点も残っている。テロを結局家族の問題に持って行こうとするところにそもそも無理があったのではないかな。

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