Friday, March 17, 2017

性格、人生観、街

【3月17日特記】 東京に転勤してからあちこちのセミナーや勉強会などに顔を出しているのだが、これだけよくあちこちに行っていると、あ、またあの人がいる、あ、この人も来てたか、ということになる。

僕にはそれくらいがちょうど良い。たまにぽつんと参加する程度では広がらない。点では繋がらないんだな、と思った。

世の中には一度会っただけで友だちになってしまう人がいる。性格の違いである。

いや、そんな風に言うとその人は機嫌を損ねて、「性格の違いなんかじゃない。会ったら相手が忘れないうちに連絡を取って、すぐに友だちになるように努力しているんだ。性格の違いなんかじゃない。お前が努力していないだけだ」と言うかもしれない。

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Wednesday, February 22, 2017

墓碑銘

【2月22日特記】 本を読んでいたら「墓碑銘」という単語に出くわして、ふと思った。

西洋は良いよなあ、自分の墓に墓碑銘が刻んであったりして。日本人が入るのは個人ではなく家族、あるいは先祖代々の墓だから、個人の銘文なんて刻んでおけないのだ、と。

しかし、待てよ、考えてみたらアメリカの映画やドラマで故人の墓参りをするシーンで墓碑銘が映ることが多いので勝手にみんなそうだと思っているが、本当にみんなそうなのか?西洋には 家族の墓ってないんだろうか?

それに、日本だって極端な話をすれば天皇陵は個人の墓だし、歴史上の人物で個人の墓が残っている人も多い。有名人、金満家なら今でも個人の墓に入れる人はいるのだ。そんなに墓碑銘がほしいのなら、頑張って個人の墓を建てれば良いだけのことだ。

──と思い直してみたのだが、考えてみれば僕は若い頃から西洋個人主義への憧れを抱いていたのは確かだが、さりとて別に個人の墓に入りたいわけでも墓碑銘を残したいわけでもない。ただ、個人個人で埋葬するという社会の在り方が良いなあと思っただけのことである。

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Thursday, December 22, 2016

Identity

【12月22日特記】 大阪本社と東京支社以外にはほとんど勤務地のない会社で、大阪 → 東京 → 大阪 → 東京 → 大阪 → 東京と転勤を繰り返していると、時々自分が今どこにいるのか分からなくなってしまうことがある。

必ずしも比喩的な意味ではない。時々ほんとに立ち止まって、「えっと、ここは東京か」などと考えている自分がいる。

さらに、自分が大阪にいても東京にいても部外者であるような気がする。一種のアイデンティティ・クライシスなのかもしれない。

入社して最初の職場が、希望もしていないし適性もまるでないと思っていた営業局で、周りの先輩たちとは人種が違うような違和感を覚えた。

それから絶対行きたくなかった東京に転勤して、しかも一番やりたくなかった外回りの営業マンになった。吐き気をこらえながら一生懸命やってはみたが、どうしても馴染めなかった。馴染めないまま11年が過ぎた。

その後、本社に戻ったが、もう当初の希望であった番組作りに携わる自信をなくしており、編成局を皮切りにいくつかの職に就いたが、いつも周りから「番組を作ったことない奴には分からんよ」「番組作りの経験のない奴に言う資格はない」と言われているような気がした。

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Friday, December 16, 2016

意味のある残額

【12月16日特記】 電車の自動改札を通る時に ICカードの残額が表示されるが、前が詰まっていると前の人の残額が見えることがある。

先日、残額が 3円の人を見た。今日は今日で、僕の前に通った人は 8円だった。短い期間にそんな人を2人も見つけて、ちょっとびっくりした。僕にはあり得ないことだ。

僕にとって 3円や 8円は意味のない金額だ。3円持っていても 8円持っていても1駅も乗ることはできないのだから。僕は意味のない金額のまま放ってはおけない。だから、残額が3円や 8円のままになっていることはない。

いや、それ以前に僕の ICカードはオートチャージにしてあって、残金が2000円を下回ったら即座に自動で追加チャージされる。

そういう僕からすると、なんでこの人のカードには 3円だけ入っているのか理解できない。なんか笑けてくる。

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Friday, November 11, 2016

運転間隔の調整

【11月11日特記】 「運転間隔の調整」というやつが解らない。いや、理屈としては解るのである。ただし途中までは。

後の電車が大幅に遅れると、この電車が駅を発った後、次の電車が来るまでに長い間隔が開く。その間にも電車に乗るために次々と人が来るのに、肝心の電車が来ないものだからプラットフォームは人で溢れ始める。

漸く次の電車が来ると、その溢れ返った人がいっぺんに乗車するので、必然的に電車は激混みになる。それを避けるために、「運転間隔の調整」をして、遅れている電車の1本前の電車を暫し駅に留め置く。

そこまではなんとなく正しい処置に思える。前の電車が出た後、長らくホームで電車を待っている人の身になって考えれば。あるいは1本後の遅れている電車に乗っている人の身になって考えれば。

しかし、僕は今その1本前の、別に遅れてもいない電車に乗っているのだ。そんな僕の身になって考えてはくれないのか?と僕は思うのである。朝の出勤時に途中の駅で「運転間隔の調整のため暫く停車します」というアナウンスを聞くたびに。

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Tuesday, November 08, 2016

入り口論

【11月8日特記】 人には広く浅く物事を知ろうとするタイプと狭く深く物事を極めようとするタイプの2種類があり、僕は後者であるとある人に評された。

少し前までは僕自身もそんな風に考えたりもしたのだが、最近それは少し違うのではないかと思い始めている。

広いことは浅いことを前提としないし、狭いことの必然が深いことでもない。浅く終わるか深くのめりこむかはその後の展開次第である。興味の対象の広い人でもいろんなことを深く知っている場合もあるし、特定のものにしか興味がないからと言って必ずしもそれに造詣が深いというものでもない。

「広く」と「浅く」をセットに、「狭く」と「深く」をセットに、あるいは「広く浅く」と「狭く深く」をセットに考えるのが間違いなのではないか?

最初にあるのは入口の部分だけである。

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Sunday, October 30, 2016

入れ墨、刺青、タトゥー、タブー

【10月30日特記】 最近、入れ墨についてちょくちょく考える。

日本には入れ墨を入れた人の入場を拒絶する施設がある。それは大体が暴力団を排除するためである。

昔はそれで良かったのである。なんとなれば、入れ墨=ヤクザだったから。あるいはこの場合、「入れ墨」ではなく「刺青」と書いたほうがしっくり来るかもしれない。

ヤクザのほうも刺青を誇示することによって自らがヤクザであること(あるいは、刺青を入れる痛さに耐える強い男であること)を世間に知らしめようとしていたし、逆にヤクザでない人間が体に彫り物を纏っていることは稀であったから。

そういうわけで、場内での恐喝や暴行などを防止するためには、それらの不法行為を専売特許とするヤクザの入場を排除することが肝要であり、そのための一番簡単な方法が「イレズミお断り」だったのである。

ところが最近はヤクザでない人でもイレズミをするケースが増えているから厄介だ。いや、イレズミと言うよりタトゥーと言うべきなのかもしれない。

そもそも入れ墨を入れるかどうかは個人の自由のはずで、それを理由に入場を断るなんてことがあっても良いのかと考えると微妙である。

そんなことはない、そもそも自分の体に傷をつけるなんて…などと反論する向きもあるかもしれないが、そういう発想で言えばピアスだって似たようなもののようにも思う。

元はと言えば、入れ墨=ヤクザという公式が成り立っていたから、人々はあまり深く考えることなく、ヤクザ排除のためにイレズミお断りを打ち出したのである。

ところが、最近は若い人を中心に、体のどこかにイレズミを入れている人が少し増えている。また、どんどん増えている来日観光客の中にもイレズミを入れている人は少なくない。

そういう罪のない外国人観光客が日本の銭湯などに入れないということをどう考えるかということもある。

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Thursday, October 13, 2016

見る目の不思議

【10月13日特記】 僕自身はそんなに悪い奴だとも仕事のできない奴だとも思っていない人が、別の仕事仲間たちにはボロカスに言われているというようなことがある。このごろ立て続けにそういう例にぶつかって少し驚いている。

何なんだろう、これは?

みんなが狭量で僕が寛大だというようなことではない。僕自身にも、数は多いほうではないとは思うが、でもやっぱり「こいつは箸にも棒にもかからないな」と思う奴はいる。

でも、そういう奴は、今までの例では、周りの人間に訊いてみて、僕とそんなに感じ方が違うことはなかった(つまり、僕以外にも多くの人がその人をダメだと感じていることが多かった)のである。

ところが、ここ1ヶ月ぐらいでいくつか見聞きした例では、僕としては、まあ、ものすごく仕事のできる人として信頼しているというほどのことはなくても、別に仕事の上で嫌な思いをしたこともない人が、結構メッタ斬りされているのである。

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Sunday, October 09, 2016

オートチャージ付パスモ定期券

【10月9日特記】 念願のオートチャージ付パスモ定期券を漸くのことで手に入れた。僕がなんでこれほどまでにこれに執着するのか、妻にも理解できないらしいが、僕はこれがほしくてほしくてたまらなかった。7月頭に転勤して以来ずっと。

転居してまずパスモ定期を買った。SUICA との比較でパスモを選んだ。とりあえず IC カードがくっついていない定期券を買うなどという気は全くなかった。

そして、まずそのパスモをオートチャージにしようとした。そのためにクレジットカードを申し込んだ。

クレジットカードはネット上から申し込んだ。僕はネット上でできることは出来る限りネット上からやりたい(このこだわりも他の人には理解できないようだが)。

そして、ネット上での審査が済み、クレジットカードの申し込み書類が届いた。ところが、そこには住所の記された証明書のコピーを添付しろと書いてある。

僕は7月にまず単身で上京し、約2ヶ月後に家族が来ることになっていて、住民票を移すのはそのタイミングで夫婦揃ってやろうと思っていたので、このタイミングでは住所を証明する書類がないのである。

仕方なくカード会社に連絡を取って、泣く泣く申込みをキャンセルしてもらった。

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Monday, September 26, 2016

ハンコ

【9月26日特記】 このところ引越しとそこから派生する事柄ばかり書き散らしているが、今日ももうひとつ書く。それは印鑑、ハンコである。

引越して住所変更届けなどを出そうとすると、ハンコを押せと言われるものがある。別に認印なら何でも良いのだが、公共料金などの引き落とし申込用紙には銀行印を押さなければならない。

しかし、どの銀行の通帳にどのハンコを押していたか分からないのである。

世の中は次第にハンコ離れしているから、最近の口座だとハンコを使わないものもある。あるいは、最初は印鑑を通帳に表示していたのに、何度か新しい通帳に繰り越して行くうちにいつのまにか印鑑の欄がなくなっていたりするものもある。

そんないろんな通帳が混じっているので、どの通帳がどのハンコか分からないのである。それに加えて、最近では通帳のない、カードだけの口座もあるのでなおのことややこしい。

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