Friday, June 19, 2009

機構改革と自意識過剰

【6月19日特記】 会社の機構改革・組織変更で、僕の所属しているインターネットやモバイルのセクションが映画出資などを手掛けるセクションと合体する。

つまり、それは僕もまた広い意味で映画に出資する側の人間になるということで(ま、もっと広い意味では既に今でも出資する側の人間ではあるのだが)、どうも映画評の記事が書きにくくなるということだ。

自分が観て「良かったなあ」と感じた作品についてはそのまま書けば良いので悩むことは何もない。問題はその逆のケースである。

「これはひどいなあ」と感じた映画がたまたま自社が出資している映画であった場合、それをボロカスに貶したりしていると、同じ製作委員会に属する他社から(いや、その前に社内の誰かから)「どういう了見か」と糾弾されそうな気がするのである。

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Monday, June 08, 2009

第1位:シネ・リーブル神戸

【6月8日特記】 こんなこと読んでくださっている皆さんには全くどーでも良い話なのだが、しかし、そんなこと言いだすとこのブログ自体がそういう存在なので、あまりそんなこと気にせずに自分の備忘録として書いておくことにした。

何かというと、昨日の『ウルトラミラクルラブストーリー』で遂にシネ・リーブル神戸が僕の劇場訪問回数(生涯通算)の単独トップに立ったのである。

一昨日まではテアトル梅田と32回で並んでいたのである。今までも両館は何度となく1位タイに並んだが、シネ・リーブル神戸がテアトル梅田を抜いたことはなかったのである。

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Thursday, May 14, 2009

当たれ!

【5月14日特記】 映画『グラン・トリノ』の記事でペア鑑賞券が当たったと書いたが、一体今までの生涯でどんなもんが当たったっけ、と振り返ってみた。

ちなみに、この鑑賞券は新聞の購読者向けのサイトのプレゼントで当たった。映画の切符が2枚だから 3,600 円相当。前売り券の一種だと考えれば 2,600 円相当である。

その程度の金額のものであれば結構いろいろ当ててきたような気もするが、所詮その程度の金額のものである哀しさよ、ほとんど思い出せない。

ただ、生まれて初めて当たったものはよく憶えている。

──中学生の時ラジオ番組のプレゼントでもらったポール・マッカートニー&ウィングスのLP『レッド・ローズ・スピードウェイ』だ。特別ほしかったアルバムでもなかったのだが、当たったことがめちゃくちゃ嬉しくて、良いアルバムでもあったから何度も何度も聴いた。

ちなみに、それより少し前にラジオの電リク番組(って、分かるかな? 「電話リクエスト番組」ですよ)にリクエストしたのが生まれて初めて採用されて、番組で名前を読んでもらった時の感激も忘れない。翌日学校に行ったら、それを聞いていた同級生がいたのも嬉しかった。

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Monday, May 04, 2009

読了:『20世紀少年』

【5月4日特記】 『20世紀少年』全22巻+『21世紀少年』全2巻を読了した。DMMコミックレンタルである。一気に読んで頭がクラクラしている。

映画の2本目は原作からかなり変えてあるという触れ込みだったが、基本ラインは変わっていないということが解った。

2回あった事件を1つにまとめたり、よく似た状況が再現する2つのシーンを縮めて1つにしたり、まるで録音された歌を編集して短くしたみたいな感じで、さすがに原作者自らがアレンジしているから、世界観を変えることなく、後のストーリーに悪影響を残すこともなく、見事に編集できているのに感心した。

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Wednesday, April 22, 2009

しっかりと作り込んでみる

【4月22日特記】 ここ何年間か、TVの番組に関してずっと思っていることがある。

これからのTV番組が、あるいは、あえて「これからの」という修飾語を外してしまって、もっと普遍的なレベルで語っても良いのだが、TV番組が本当に求められている資質は「しっかりと作り込んである」ということなのではないだろうか、と。

1990年代以降、TV番組は新奇な手法を求めて大きく様変わりしてきた。でも、結局のところ、視聴者に深く長く受け入れられるのは「しっかりと作り込んだもの」なのではないだろうかと思えてならないのである。

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Monday, April 20, 2009

"Where the Hell is Matt?"が VISA のCMに

【4月20日特記】 今日見つけてちょっとびっくりしました。

あの YouTube の名作"Where the Hell is Matt?"が VISA のCMに採用されたんですね!

いやあ、僕、大好きなんですよね、あのシリーズ。感動的だとさえ思います。

その Matt Harding が福沢諭吉、野口英世、夏目漱石と共演です(っちゅうか合成なんですけど)。

大元となった映像はコレ↓

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Saturday, April 18, 2009

開始:DMMコミック・レンタル

【4月18日特記】 遂に手を出してしまいました。DMMのコミック・レンタル。

で、最初の注文が今日届いた──『20世紀少年』1~5巻セット。始まったばかりのサービスなので本が傷んでなくてきれいだ。

んで、一気に読んでしまいました。

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Thursday, April 16, 2009

我去りし後

【4月16日特記】 僕にも映画記事などでよくトラックバックさせてもらってる贔屓のサイトがある。ところが、去年ぐらいからそんなブログのいくつかがなくなってしまっているのである。

ひとつは管理人が宣言をして無期限の休止状態に入った。実はこのブログで度を越した(と僕は思う)コメントがいくつかついたのをきっかけに炎上状態になったことがある。そのことを知っているので、ああ、あれが原因なのかなあと思う。

しかし、管理人はそれが原因だとは書いていないので、それとは別の何かがあったのかもしれない。それは詮索したってしょうがない。

そして、もうひとつのサイトはある日突然跡形もなく消え去った。こういうのが一番哀しい。こういうのこそ詮索したってしょうがない、と言うか、詮索のしようさえないのであるが、だからこそなんか胸騒ぎがしてしまう。

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Saturday, March 28, 2009

随想:原作と映画(TV)化

【3月28日特記】 こないだもあったが、原作を読んでから映画(あるいはTVドラマ)を観た人と、いきなり映画を観た人との感じ方の違いというものはどうしても出てくる。特に原作に入れ込んでしまうと、どうも映画の粗いところばかりが見えてしまうようだ。つまり、

「原作はあんなに良かったのに・・・」

という感慨である。しかし、「原作は良かった」と「映画はひどかった」の間を「のに」で結ぼうとすること自体が既に間違っているのかもしれない。考えてみると原作の出来と映画の出来の間にはほとんど相関関係がないように思えるから。

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Wednesday, March 25, 2009

WBC が終わっていよいよ「本番」が始まる

【3月25日特記】 WBC は1次ラウンド/2次ラウンド/決勝ラウンドを通じて大変な盛り上がりで、視聴率的にも連日驚くような数字が出た。そして、最後まで盛り上がっただけではなく、決勝戦にもちゃんと勝って優勝したので、これこそ文字通り「弥(いや)が上にも」盛り上がったと言える。

ま、一部では、最初から日本と韓国で5回戦やっとけば良かったのに、なんて冗談も飛んでたけど(笑)。

で、まあ、僕も旧世代に属する人間なのでご多分にもれず野球ファンで、とりわけプロ野球ファンで、だからまあ興味はないわけではなかったのだが、しかし僕の場合はそんなに必死になって見ていたわけではない。

ただ、TV局なんぞという所に勤めていると、社内のいたるところにTVがあって、しかもそれが全部ついている状態なので、勤務時間中に試合があると「否が応でも」見てしまうわけだ。

特に昨日の決勝戦なんぞは、一般の会社員は多分 WBC を観たいがためにTVが置いてある食堂等にお昼を食べに行ったのだろうけど、我々の場合は逆で、WBC を観たいがために誰も外に食事に行かなかったくらいだ。

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Tuesday, March 17, 2009

随想:漫画を原作とする映画が多い理由

【3月17日特記】 暇な時に読み返してみると、このブログにも一度書いたのと同じことをもう一度書いていたりするのに気がつく。知っていて書いているのではなく、忘れて書いているのである。

例えば以下の2つの記事は、書いた時期こそ違え、基本的に同じ内容である。

【2009年3月5日】 僕が目をつけてきた女優たちのその後
【2008年3月26日】 見初めた女優たち

人間の記憶って(いや、「僕の記憶って」と言うべきか)いい加減なもんである。

しかし、両方読み比べてみると、全く矛盾なく繋がって、意外に首尾一貫している自分に妙に誇らしさを覚えたりもする(って、馬鹿だねえ(笑))。

それに気をよくして、どっかに書いたような気がするのだけれどどこに書いたか思い出せないことをもう一度ここに書いてみる。

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Monday, March 09, 2009

随想:TVという媒体とネットという媒体

【3月9日特記】 制作志望で放送局に入社しながら一度も番組作りに従事することもないままに過ぎた会社員生活。そんな中で自分の心の平衡を保つための矜持となったのが、

番組こそ作ったことはないが、自分はプロの視聴者である。番組を見極める眼は一般の視聴者と同じではない。

という思いだった。

そして、そのことと矛盾するのだが、しかし、その思いとセットになることによって軌道を修正し、加えて上の世代に対する反発の原動力となったのが、

自分には大学を卒業するまでずっと一般の視聴者であった経験がある。我々は会社に入る前からTVがあった。会社に入ってからTVが登場し、従って仕事としてしかTVを見たことがない世代とは根本的に違うのだ。我々は一般の視聴者の眼でTVを見続けているのである。

という思いだった。

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Thursday, March 05, 2009

僕が目をつけてきた若い女優たちのその後

【3月5日特記】 今月末から多部未華子主演のNHK朝の連続テレビ小説『つばさ』が始まる訳だが、考えてみれば僕が目をつけた女優の多くがここのところ順調にスターになっているように思う。

タレント事務所のスカウトマンにでもなっていれば大成していたのかもしれない(笑)

ま、冗談はさておき、このブログの映画記事で「彼女は良い」「ちょっと気にかかる」などと書いていた人が結構スターになっているのだ。

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Saturday, February 28, 2009

映画は第一義的に映像芸術である。

【2月28日特記】 僕は元から見る気のなかった映画なのだけれど、『旭山動物園物語』の記事が2/24(火)の朝日新聞夕刊に出ていて、そこで監督のマキノ雅彦(津川雅彦)と実兄の長門裕之が対談していた。

その中で津川はこんなことを言っている。

監督というのは実は大したことない。映画は脚本だよ。芸術大好きの批評家はショットが素晴らしいとか言うけどさ。それがどうした、だよ。一般の観客には関係ない。

僕はこんなこと言う奴が映画の監督やってるのか、と情けないのを通り越して暗澹たる気分になった。

彼に言わせると僕は芸術大好きの批評家であって一般の観客ではないことになる。でも、一般の観客って何だ? そういう分類をすることで却って観客というものを舐めていると言えはしないだろうか?

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Wednesday, February 25, 2009

続・とっくに融合

【2月25日追記】 2月19日に書いた「とっくに融合」という記事に関して、世の中には、と言うか同じ業界内には同じようなことを考えている人がいるもので、とてもうまくまとめた文章を読んだので、ちょっとそれを紹介しておく。

と言っても、それは本来社内向けに書かれた文章である(つまり、僕が読んでいることがすでにおかしいということになる)ので、ここでは出典を明らかにしないことにする。

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Thursday, February 19, 2009

とっくに融合

【2月19日特記】 昨日、放送批評懇談会主催のシンポジウム[放送2.0宣言]を聞いてきた。

今ここでその総括記事を書こうという気はなくて、ちょっと引っ掛かったこと1点だけ。

(株)サイバーエージェント コミュニケーションディレクターの須田伸さんのプレゼンテーションのレジュメの中にこんなフレーズがあった。

テレビとネットは、生活者の中ではとっくに「融合」しています。

そう、そうなのだ。須田氏は今回の講演の中で別にこの1点を強調した訳でも何でもなくて、ただ、僕がこのフレーズを見つけて引っ掛かったのである。

いや、それを言うなら逆か? 僕はこのフレーズに引っ掛かりを感じない、つまり抵抗を覚えないのである。

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Tuesday, February 10, 2009

デジタルテレビとハードディスク・レコーダ

【2月10日特記】 ウチの会社のOBにX氏という人がいる。ご本人の名誉のために、本名はもちろんのこと名前のイニシャルや元の役職名も伏せることにするが、かつてはかなりの地位に就いていた人だ。

そのX氏が最近デジタルテレビとハードディスク・レコーダを買った。なんと彼は長年TV局に勤めていたにも拘らず、つい最近までアナログテレビをカセットテープに録画して観るという生活を続けていたのである。

X氏がデジタルテレビとハードディスク・レコーダを買うに当たっては、私の先輩/上司に当たる人たちが随分相談に乗ったようで、その中でも無類の好人物であるM氏はテレビが届いた日に実際に家まで行っていろいろ教えて差し上げたと言う。

しかし、それでもX氏は却々使い方が解らなくて、M氏の携帯にしょっちゅう問合せの電話を掛けてくる。

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Tuesday, January 27, 2009

自分の年齢にドン引き!

【1月27日更新】 昨夜TVを見ていたら明石家さんまの番組に青田典子が出ていた。さんまに年齢を訊かれた青田は「41歳。もう、自分の歳にドン引き!」って答えてたけど、この感じよく解るなあ。

僕も自分ではついこないだまで「若手社員」だったような気がする。自分の頭の中では本当に「若手」だった頃と何も変わっていないのに、はて、今年何歳になったのかと(最近では引き算しないと分からない)考えてみて、いつもげっそりしてしまう。

まさに自分の年齢にドン引き!である。

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Monday, December 15, 2008

シネカノン神戸、どころか、シネカノン全国閉鎖

【12月15日追記】 12月7日に「シネカノン神戸が閉鎖する。残念だ」という記事を書いたのですが、今日アロハ坊主さんのブログを読んでいたら、なんてこったい、神戸だけじゃなくて12月で全て閉鎖だとか。

「一部は1月」との記事もあって、真偽のほどは確かめていないのですが、いずれにしてもとても残念。関西人として残念だったのが日本人として残念に変わりました。 

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Friday, December 12, 2008

映画記事リストなど改造

【12月12日特記】 ブログをちょっと改造した。

左の欄に映画記事リストとテレビ番組等記事リストへのテキスト・リンクを張ってあるのだが、以前はこのウェブページをここ(cocolog)ではなくホームページ(@nifty:@homepage)のほうに置いていた。今回これをこのブログに移した、と言うか、正確にはアットニフティにあったリストを消してココログに新たにウェブページを設置した。

以前にこれらのリストをご覧になったことのある方は、今一度左欄のテキスト・リンクをクリックしてみてほしい。基本的に構造は同じだが、見た目の印象は少しく変わったはずだ。

以前はリストに移動すると左のメニュー欄は消えたはずだが、今は同じ枠組みの中で表示されている。

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Thursday, December 11, 2008

追悼:遠藤実

【12月11日特記】 僕は普段はめったに演歌なんか聴かないが、さりとて演歌に抵抗感がある訳ではない。

なんと言っても昭和40年代の、TVの歌謡番組の全盛時代に少年期を過ごした世代である。ある意味、演歌もまた(つまり、ポップスやロック、フォークと同様に)しっかりと身にしみついている。

そういう人間からしてみると、10月6日に亡くなった遠藤実という作曲家はやっぱり飛び抜けた才能であった。昨夜、母の家で追悼番組を(途中から途中まで)見ながら改めてそんな風に思った。

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Sunday, December 07, 2008

シネカノン神戸閉鎖

【12月7日更新】 シネカノン神戸が閉鎖するのだそうだ。残念。好きだったなあ、あの映画館。何故って、いつ行ってもすいてたから。

すいてるということは、見に行った僕としては快適なのだが、映画館自体が潰れてしまっては元も子もないので、せめて土日だけでももうちょっと入らんかなあと内心思っていたのである。その不安が的中した。

2003年の末にできて約5年だそうだが、(翌年の夏から2年間は東京に単身赴任してたので)僕が初めて行ったのは2006年11月3日。当時神戸(三宮ではなくJR神戸/高速神戸)で勤務していた妻に高速神戸駅からの道順を教わって歩いて行った。

神戸ハーバーランドの入り口という立地条件も少し不利だが、プロメナ神戸の9Fという場所もあまりに目立たなかった。

だけど、いつも良い映画選んでたよ。うん、好きだったのはホントはすいてたからではなくて、掛ける映画の選択が非常にしっかりしてたから。マイナーなものの中からしっかりとした骨のある作品を選んでたから。

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Sunday, November 30, 2008

西宮ガーデンズに行ってきた

【11月30日特記】 1つ前の記事に書いたように先週水曜日にオープンしたばかりの西宮ガーデンズに行ってきた。

N_gardens1 ←遠くから見るとこんな感じ。駅から今津線と平行に走る歩道橋(動く歩道あり)で館の2Fと繋がっている。人込み整理要員があちこちに配されて立っている。

N_gardens2 入り口はこんな感じ。→

直接の目的は5階の TOHOシネマズ西宮OS である。で、これまた前の記事に書いた通り、12スクリーンある映画館の作りは東宝系統一デザインで、特に中に入ってしまうと「ここは TOHOシネマズ西宮OS か、それとも OSシネマズ ミント神戸か?」と訊かれたらまず答えられない。

初日から3日間のウィークデーは1000円均一でやっていたみたいだが、今日はシネマイレージ会員になってネットで座席を取ってみた。

座席予約の前に入会手続きをし、カードの受け取り場所に TOHOシネマズ西宮OS を指定して、座席を押さえて、映画館に行き、まずチケット販売窓口でカードを受け取って、チケットはそこで受け取らずに機械で発券する。

で、どこまでが東宝共通でどこからが西宮独自なのかよく分からないが、会員になると1300円で見られるのである。

入会金が500円なので合計すると、初回は一般購入と同じ金額になる。次回からはいつでも500円引きである。つまり、入会してそれっきりになっても損はない。その後観るたびにメリットはある。プラス他にもマイルがつくなどいろいろ特典がある。

となると入会する人多いんじゃないかな? 囲い込み策としては有効だと思う。

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Saturday, November 15, 2008

思い出したエピソード

【11月15日特記】 ウチの会社の報道局に伝わるちょっとしたエピソードを思い出した。それは阪神淡路大震災の報道をめぐる話だ。

人的にも設備的にも被害が大きかった地元の我が社に対して、地震発生直後から系列各社の報道局が大量の援軍を派遣してくれた。──隣接エリアである名古屋や岡山の局、そしてどこよりも大勢の報道マンを派遣してくれた東京キー局。

彼らは本当によく働いてくれた。彼らが来てくれなかったら、ノーCMで3日間にも渡った震災特番は維持できなかっただろう。ただし、我々地元の報道スタッフとの間に如何ともしがたいギャップがあったのも確かだ。

地元の記者/カメラマンには常に、自らが被災者でありながらその一方で被災者の惨状をカメラに収めるという行為に際して、自分が引き裂かれるような思いがあった。そういう分裂した悩みと戦いながら、ある時は罵倒されながらカメラやマイクを向けてきたのである。

東京から来た連中には、それがなかった。彼らは所詮よその土地からやってきたのである。

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Monday, October 27, 2008

TBS『流星の絆』

【10月27日特記】 かつては1週間に8本の連続ドラマを見ていたくらいのドラマ好きだった私ですが、年のせいなのかどうかは分かりませんが、近年ではクールごとに新ドラマをチェックするのでさえせいぜい1本か2本で、実際に見続けるのは1本あるかないかです。

そんな中で、今季は一応3本トライアル視聴したのですが、その中でTBSの『流星の絆』が残ってきました。まだ2回終わったところですが、却々面白く、多分最終回まで見るだろうと思います。

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Sunday, October 26, 2008

邦画と外画の境界線

【10月26日特記】 洋画と邦画ってどこで区別するんでしょう? 何を馬鹿なことをと思われるかもしれませんが、一番最近見た映画『TOKYO!』は洋画なのか邦画なのか考え始めたら分からなくなってしまいました。

私は Microsoft Access で自分が観賞した映画のデータベースを構築しています。そこでクエリを組んで、今年観た邦画は何本とか、去年観た外画は何本とか、生涯で観た邦画/外画はそれぞれ何本などという計算をさせています。

しかし、私のデータベースのフォームには邦画/外画の別を記入するコントロールはありません。

では、どうやって計算しているかと言えば「原題」欄が空欄であれば「邦画」として、「原題」欄に何か値が入っていれば「外画」として集計するように作ってあるのです。邦画の場合はタイトル=原題だから、「原題」欄には何も書きこまないというわけです。

現在『TOKYO!』のレコードにおいては「原題」欄は空欄です。従って『TOKYO!』は邦画ということになっていますが、これは非常に恣意的な運用を許すシステムであり、私が「原題」欄に「TOKYO!」と書き込んだ途端にこのオムニバス映画は外画ということになってしまいます。

確かに3人の外国人が作った映画であることを考えると、この映画の原題は"TOKYO!"であり、その邦題が『TOKYO!』であると考えてもちっともおかしくはないのです。

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Monday, October 20, 2008

随想:画角と画額

【10月20日特記】 子供のころはTV画面の縦横比なんて意識したことがなかったが、それはどのTVでも一様に4:3だった(横が4なので「横縦比」と言うべきかもしれないが)。

映画館で観る画はもっと横長だったが、映画がTVで放送されるときは4:3になっていた。どうやって4:3にするかなんて考えたこともなかった(と言うか、縦横比が変わっていることにさえ気づいていなかった)が、とても簡単なことで両端を切り落としていたのである。

この手法をサイド・カットとかエッジ・クロップとか言うということを知ったのは就職してからだ。

あるいは、日本映画でキャストが縦書きに左右一杯に並んでいるような場合は、さすがに左右を切り落とすわけにも行かず(主演俳優の名前が落ちてしまう)、横方向に圧縮して、その結果やたらと縦に間延びした名前の列を見せられたものである。

いずれにせよ、TV画面は何が起ころうと頑固に4:3を守ってきたのである。

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Friday, October 17, 2008

背番号41

【10月17日更新】 関西には PiTaPa カードというものがある。何のことだか分からないという方は、僕が過去このブログで書いた記事を参照してほしい。

で、今、阪急電車の駅や社内にその PiTaPa の宣伝ポスターが貼ってあって、そのキャッチコピーが

やっぱり PiTaPa!

なのである。

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Thursday, September 25, 2008

随想:過ぎし日の映画評とブログ

【9月25日特記】 僕は映画を観ると大体その日のうちに映画評を書いてブログに上げている。普段からそういうスケジュールで動いている奴がこんなことを書くと無責任に思われるかもしれないが、しかし、映画の評価は変わるのである。

観た直後の感想なり評価なりがいつまでもその映画の感想なり評価なりであり続ける、というものでもないのである。それは時間を経るとともに変容することがある。だから、その日に書いた映画評の記事が必ずしも未来永劫固定的な評価ではない。

映画評ってそういうもんだと思う。あるいは、ブログって基本的にそういう書き散らし文化なのだと思う。

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Thursday, September 18, 2008

泣いた映画(as of Sep.2008)

【9月18日特記】 一昨年の6月に同じタイトルの記事を書いて、それから随分と時間がたったので補充することにした。

  1. 『ソルジャー・ブルー』(ラルフ・ネルソン監督、1970年)
  2. 『あゝ野麦峠』(山本薩夫監督、1979年)
  3. 『クール・ランニング』(ジョン・タートルトーブ監督、1993年)
  4. 『フォレスト・ガンプ 一期一会』(ロバート・ゼメキス監督、1994年)
  5. 『トニー滝谷』(市川準監督、2005年)
  6. 『タッチ』(犬童一心監督、2005年)
  7. 『嫌われ松子の一生』(中島哲也監督、2006年)
  8. 『フラガール』(李相日監督、2006年)
  9. 『涙そうそう』(土井裕泰監督、2006年)
  10. 『奈緒子』(古厩智之監督、2008年)
  11. 『おくりびと』(滝田洋二郎監督、2008年)

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Saturday, August 30, 2008

映画『20世紀少年』(下見)

【8月30日別記】 映画『20世紀少年』を見に行った。

インターネットで予約を取って、映画館の発券機で実券に換えた。本日のこの回は満席との表示が出ている。

入り口でもぎってもらって指定の座席に夫婦で座る。妻はすでにポップコーンを食べ始めている。

と、そこへ、カップルがやってきて、妻に向かって言う。

すみません、ひとつずれてませんか? H-9 と H-10 なんですけど

妻が言う。

いえ、合ってますよ。ウチは H-10 と H-11 ですから。

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Friday, August 08, 2008

北京五輪開会式に思う

【8月8日特記】 中国には多分、どこか秘密の場所があるのだと思う。例えばそれはどこかの洞窟の岩の裂け目だったり、あるいは森の奥深くにある大木の根の股だったりするのだろう。いや、ひょっとするとスタジアムの壁の割れ目と言った、すごく近いところにあるのかもしれない。

そこから多分人が湧いているのだ。次から次へと、1分間に20人ぐらいの速度で人間が湧き出しているのだと思う。

でなければ、あれだけの人を集められるはずがない。

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Thursday, July 24, 2008

7月24日の日記

【7月24日特記】 今日は未明から大地震があり、土用の丑の日で、アナログTVの終了までちょうど3年という日である。

だからという訳ではないが、いつもは大体1つの記事に1つの話題という形で描いているが、今日は3つ:

  1. Thunderbird が ver.2.0.0.16 に上がった。
  2. NTTレゾナントが「ブログ通信簿」なるものを作った。
  3. 来春のNHK朝ドラのヒロインが多部未華子に決まったとの発表があった。

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Tuesday, July 22, 2008

デジタル・コンテンツの陥穽に落ちる

【7月22日特記】 前にも書いた通り、やっとのことで地上&BSデジタルチューナ内臓のハードディスクレコーダを買って、録画予約がとても楽になった。ちゅうかノー・ストレスじゃん、これ。みんなこんな簡単に録画してたの?っちゅう感じ。

前は録画したいなと思っても面倒くさいなと思ってやめてしまったりすることが多かった。周りから見たら何それ?って言いたくなるかもしれないが、レコーダ側にチューナがついていないとそれくらい面倒くさいのである。

で、こんなに楽になって何が起こるかと言えば、当然の如くどんどん録画してどんどん溜まる。「おまかせ録画」なんて機能も付いていて、これに頼ると録画本数は等比級数的に増える(のが怖いのでやってないけど)。

で、何が起こるか?──見る暇がないのである。

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Wednesday, July 16, 2008

私の映画3大聖地

【7月16日特記】 昨日テアトル梅田で『純喫茶磯辺』を観て、ついにテアトル梅田が私の映画館訪問記録の単独トップに立った。つまり、私が生涯で一番訪れた映画館という意味だ。

 昨年7月23日の記事で予言してからほぼ1年もかかってしまった。少し意外な気もするが、最近休みの日に映画を観に行くときには梅田ではなく三宮/神戸に出ることが普通になっているから、まあ、時間を要したのは当然である。

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Monday, July 14, 2008

あゝ、Web は愉し!

【7月14日特記】 なんだか解らないことがあってそれを自分のブログで教えてほしいと呼びかける。

──例えば、なんで最近僕の過去記事の中で映画『机のなかみ』のアクセスが急増しているのか、とか、映画『パンズ・ラビリンス』と映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の両方に出てくる掌に目玉のついた妖怪は一体どっちが先なのか、とか・・・。

そうすると通りすがりの映画マニアの方とか通りすがりの水木ヲタの方なんかが書きこんでくれる。これがブログの醍醐味ですね。

あゝ、Web は愉し!

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Sunday, July 13, 2008

映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』補足(疑問)

【7月13日追記】 昨日の記事の補足。

同じことを思った人は多いと思うが、と言うか、この2つの映画を両方とも観た人なら誰もがそう感じたはずなんだが、映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』に出てきた、掌に目が付いている妖怪(ぬらりひょんの金庫番)って、映画『パンズ・ラビリンス』で主人公オフィリアの2番目の試練のシーンで出てきた化け物とそっくりだよね。

どっちかがどっちかのパクリだと言われても仕方がない。

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Friday, July 11, 2008

2つの映画のニッチな記事

【7月11日特記】 このブログのアクセス解析を見ると、最近一番人を集めたのは Firefox 3 に関する記事だった。

ただし、コンピュータ関係の記事はタイムリーであれば確かにものすごい数の読者を誘い込むのだが、普段からそんなに人気の高いカテゴリという訳でもない。

やはり、普段からある程度のアクセスを集めるのは映画関連の記事である。ただし、それは必ずしも人気映画、ヒット映画の類ではない。人気映画、ヒット映画であれば他にも書いている人がたくさんいるので、僕のこんなブログに人が寄って来はしない。

このブログで人を集めるのはニッチな映画の記事である。

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Sunday, July 06, 2008

デジタル・コンテンツへの門をくぐる

【7月6日特記】 先週の土曜日にハードディスク搭載ブルーレイディスクレコーダを買った。ボーナスも出たし、ヨドバシでその日限りで3万円くらい安くなっておまけにポイント3%プラス還元になっていたという事情もあった。

だが、決してブルーレイ対応機がほしかったわけではない。それは「どうせならブルーレイにしておこうか」という程度のものだ。

実はほしかったのはデジタル・チューナ内臓機なのであった。

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Tuesday, June 24, 2008

蟻の夢

【6月24日特記】 以前どこかに書いたかもしれないが、僕はとてもうまく説明のつく夢を見る。自分の日常生活を振り返ると、夢に出てきた物体や現象、状況などの多くに思い当たる節がある。

あ、そうか、あんなことがあったから夢にあんなものがでてきて、こんなことを考えていたからこんな夢を見たのか、と。

もちろんそれで夢の大半がきれいに説明がつく訳ではない。夢とはもっと漠としたものだ。でも、夢の中に現実との関連が説明できる要素がたくさんあるのは事実である。

だから、目ざめたあと、最近の自分の生活のあのことが夢の中のあれに、このことが夢の中のこれに化けたか、と夢判断の学者よろしくすらすらと分析できたりする。

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Saturday, June 14, 2008

ひょんなことからオールド・メディアの決定的な弱点を論ず

【6月14日特記】 CX の『古畑中学生』を楽しみにしていたのである。

今日であるということは知っていた。で、新聞のTV欄で放送時間を確かめて、それまでに入浴まで済ませて、時間が来たのでTVの前にどっかと腰を据えて見始めたのだが、あれれ、これはいつぞや見た『古畑任三郎SP』の松島菜々子の回ではないか。

と訝りながら、もう少し辛抱して見ていたのだが、これはやっぱりどう考えてもいつぞや見た『古畑任三郎SP』の松島菜々子の回である。

なんだ、勘違いしてた。今日じゃないんだ。妻によると昼間は同じようにイチローが出た『古畑任三郎SP』の再放送してたと言うし。

で、そこで夕刊を手繰り寄せて確かめたら、やっぱ今日じゃん!!

しかも、今夜7時からで、もう終わってる!(風呂入っているうちに終わってた!)

9時からが松島菜々子が出たSPの再放送なんだけど、(再)マークもないし(編集でもしなおしたということかな?)、再放送とは思えない仰々しいサブタイトルつけて飾りつけたラテ欄だし、ちゃんと『古畑』という文字も入っているので、そこだけ見て勘違いしたのである。

こういう業界で働いているということもあり、古畑のSPなら所謂「深いほうの2H」だという思い込みもあった。

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Saturday, June 07, 2008

ウルトラチャンネル

【6月7日更新】 円谷プロダクションが YouTube に公式チャンネル「ウルトラチャンネル」を開設した。

僕が本職的に一番気になるのは如何なるビジネスモデルあるいは目論見に基づいてこのチャンネルが運営されているかというところなのだが、今のところまだはっきり見えない。

ただ、視聴者的にはこれはなかなか嬉しいぞ。コンテンツはまだそんなに多くないが、早速『ウルトラQ 第一話 ゴメスを倒せ』を通して見てしまう。

あっ、この声は! そうか、ナレーションは石坂浩二さんだったんだ。

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Thursday, May 29, 2008

吉高由里子みたび

【5月29日特記】 何にも知らずに「応援する」なんて記事を書いていたんですけど、もうすでにブレイクしかかってたんですね、吉高由里子(前に書いた記事はここ)。

ひとつは関西では6/1(日)公開になる(ったって、京都みなみ会館ただ1館だけですが)オムニバス作品『夕映え少女』。

東京藝術大学大学院映像研究科に在籍する4人の新鋭監督による4話のうちの1つが吉高由里子主演みたいです。

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Thursday, May 15, 2008

吉高由里子ふたたび

【5月15日追記】 昨日の記事には書きませんでしたが、はい、ちゃんと気づいてましたよ、吉高由里子。『僕の彼女はサイボーグ』に出演してました。綾瀬はるかのクラスメート役。

「誰、それ?」という読者の方も多いかと思いますが、僕が注目している若手女優のひとりです。映画『転々』で見初めました。もし、『転々』をご覧になった方があれば、そのときの僕の記事も読んでみてください。ああ、あの娘か、と思い出してもらえるかもしれません。

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Sunday, April 27, 2008

まだ並んでる?

【4月27日特記】 昨日初めて利用してみたのだが、OSシネマズミント神戸でも漸くインターネットでチケットが買えるようになった。いや、正確に言うと従来から買えたのだが、それには専用のクレジットカードが必要だったのだ。

今まで僕がそれに乗らなかったのはこれ以上クレジットカードを増やしたくなかったからだ。そういう理由で手を出さなかった人も少なくなかったのではないかな? で、そういうことで利用者が少なかったのか、とうとう特定のカード会員にならなくてもチケットが買える形に変わった。

あそこの場合は変わって本当に良かった。だって、あのチケット売り場の混雑ぶりは非効率の最たるものだったから。今回ネットで買って映画館についてみると、たまたまかもしれんが、切符売場はいつもの半分以下の混み具合だった。

関西では今までネットでチケット購入できたのは、僕が知る限りでは神戸国際松竹とTOHOシネマズなんばぐらいのもんだったが、新装なったTOHOシネマズ梅田にも同様のシステムが導入されたみたいで、ますます使い勝手がよくなってきた。

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Wednesday, March 26, 2008

見初めた女優たち

【3月26日特記】 それは例えば『EUREKA ユリイカ』の宮﨑あおいであったり『HINOKIO』の多部未華子であったりした訳だ。(宮崎あおい)

デビュー作、あるいはそれに近い時点の作品で僕が見初めてしまった俳優(女性とは限らない)たち。出会った最初の作品で「来たーっ!」と思ってしまった俳優たち。

もっと古い例を挙げるなら『野性の証明』の薬師丸ひろ子か。

ただ、薬師丸はデビュー作からして堂々の準主演だったし、2作目からは押しも押されもせぬ角川映画の看板女優になった。そんな女優を捕まえて「来たーっ!」もへったくれもないもんだ。

それに比べて上で述べた宮﨑や多部はもう少し地味だった。メイン所の役ではあったが、少なくとも一番に名前は出てこない。

それから暫くの間、ファンとしてはじっくり見守る期間があった。あ、次にこんな映画でこんな役がついたか。あ、TVのCMに起用されたか、等々。

最近では吉高由里子がそのひとりだが、『転々』以来まだその後の消息を聞かない。

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Monday, February 04, 2008

あらたにす

【2月4日更新】 「あらたにす」見ました?

これって、新聞界における DOGATCH ですね(毎日が抜けてる分、DOGATCH より不完全かも)。

立場上それ以上は書けません(笑)

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Tuesday, January 15, 2008

捨てたもんじゃないTV

【1月15日特記】 佐藤尚之著『明日の広告』の書評をここに書いた

で、この本にも書いてあったことなのだが(と言っても、それがこの本の主題という訳ではなかったが)、インターネットに食われてテレビが崩壊するとか、タイムシフト視聴になってCMの存在価値がなくなるとかいろんなことが言われているが、テレビはまだ決して捨てたもんではないのである。

ただし、ひとつだけしっかり認識しておかなければならないことがある。

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Sunday, December 30, 2007

TBS『イカ天2007復活祭』

【12月30日特記】 先ほど TBS 『あの伝説の番組再び!"イカ天2007復活祭"』を見終わった。面白かった。そう、懐かしいよりも面白かったという思いのほうが強い。

いいバンド、いい歌がたくさん、たくさんあったのだ。そして、バラエティに富んでいた。見事に個性的だった。新しい音楽の要素や潮流をたくさん知った(スカというリズムについては、僕はこの番組を見るまで知らなかった)。

もう名前さえ忘れていたけど、C-BA とかサイバーニュウニュウとか、それから歌では番組初期に出たガールズ・バンド(何だったっけなあ?)の「やっちゃえ、やっちゃえ」という歌詞が入るやつとか、宮尾すすむと日本の社長の『2枚でどうだ』なんて今聞いても名曲だし、あのナントカ秩父伝説!っちゅうやつ!(バンド名も歌のタイトルも忘れた)強烈!

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Wednesday, December 26, 2007

あった!

【12月26日特記】 12月2日の記事をまず読んでください。

この時点ではこういう風に思いこんでいたんです。ところが、あったんですよ、設定する術が。

リモコンの蓋を開けたら、そこに「デジタル登録」というボタン。え? こんなところにあるか!

今までシステム設定のメニュー内ばかりを探していたので、まさかチャンネル登録のための専用のハード・ボタンがあるとは思ってもみませんでした。もっとも、ハード・ボタンと言っても、押すと設定用のメニュー画面がオーバーラップするだけで、あとは方向キーで選んで決定キーで確定するんですけどね。

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Monday, December 10, 2007

【訂正】小泉今日子出演作品

【12月10日特記】 もとい。って、いきなり何のことだか解らんか。・・・昨日の記事の訂正。

僕が映画館で観た小泉今日子出演作品はよくよく調べてみたら合計13本だった。

  1. ボクの女に手を出すな
  2. 快盗ルビイ
  3. 稲村ジェーン
  4. 風花
  5. 陰陽師
  6. SURVIVE STYLE 5+
  7. 空中庭園
  8. 雪に願うこと
  9. 涙そうそう
  10. ユメ十夜
  11. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
  12. 転々
  13. やじきた道中 てれすこ

最初の『ボクの女に手を出すな』を観たのが1987年の1月8日(新宿東急)。小泉今日子は1966年2月4日生まれだから、彼女が20歳の時の映画。そして、昨日の『やじきた道中 てれすこ』でのコイズミは41歳。僕も相当長く彼女のファンをやってきたもんだ。

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Thursday, December 06, 2007

ベロニカ日和

【12月6日特記】 アクセス・ログを見ているとよく解らない現象に出会う。

今まで僕が書いた映画記事の中では『クローズZERO』評に次いで『ベロニカは死ぬことにした』評へのアクセスがやたらと多いのである。しかも、この記事を書いてからもう1年半以上経っているのに、訪問者がいつまでも後を絶たないのである。

『クローズZERO』の記事に対するアクセスの多さについては一度ここにも書いたことがある。こちらへのアクセスの多さは非常に解りやすい。人気の映画の記事にはアクセスも多いということだ。

そして、それに加えて多分(前の記事でも書いたように)ブログで映画評を書いている層と映画『クローズZERO』の観客層が異なっていて、2つの層に重なりが少ないために僕の記事に集中したという推論が成り立つ。

『ベロニカ』の場合は正反対のケースで、これは興行的にも当たらなかったし、大した評価も得られなかったはずだ(例えばキネマ旬報ベストテンの審査では60人の審査員の中に1点以上を投じた人はなかった)。だから鑑賞の記事も少なく、従って逆に僕の映画評への相対的な集中度が増したという分析は成り立つ。

しかし、解せないのは、この映画の記事を読みたい人が世の中にこんなにも、しかも、公開からかなり日が経っているにも拘らず存在するということだ。

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Monday, December 03, 2007

生涯観た邦画で

【12月3日更新】 12月に入った。またそろそろ今年1年間で観た邦画を総括する時期だ(まあ、まだあと何本かは観るだろうけど)。

1年に観た何十本かの中から何本かを選んだり、順位をつけたりするのは簡単なことではない。1年ですらそうなのだから、これが生涯となるとほとんど順列を付けるのは不可能となる。

「生涯観た邦画のベストテンは?」とか「生涯観た邦画で特に良かったものを3本(5本)だけ選べ」と言われると、答えははっきりしている──「無理です」。

無理やり選ぼうとすると、多分今日選んだ3本と明日選ぶ3本が全く別のものになったりするだろう。

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Sunday, December 02, 2007

BSデジタル2社開局

【12月2日特記】 昨日BSデジタルの新会社が2つ(BSイレブン、トゥエルビ)開局した。

ちらちら見てみたが予想通り地味なことやってるなあ、こんな編成で視聴者はつくんだろうか?──と思ったのだが、ふと横を見ると映画『風と共に去りぬ』の画面に妻の目が釘付けになっている。なるほど確かに需要はあるわけだ。

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Friday, November 23, 2007

紅白歌合戦的国民

【11月23日特記】 紅組・白組の司会者発表を皮切りに、単なる業界内の噂も含めて、「今年の紅白歌合戦はこうなる」みたいな話をちょくちょく聞く季節になった。

うん、大きく変えたほうが良いだろうね、とは思う。でも1視聴者として観たいかと言えば、今年どのように変わったとしても別に観たくもない。僕だけではなく、そういう感覚の人がだんだん増えてきているのではないだろうか。

もはやNHK紅白歌合戦は国民的番組ではなくなった、ということか?

いや、それも半面の真理ではあるが、むしろそれは現象面の真理であって、本質的な面を捉えるとこういうことではないか?

紅白歌合戦が国民的番組でなくなったのではなく、国民が紅白歌合戦的ではなくなってしまったのだ

と。

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Tuesday, November 20, 2007

ムーンライダーズ 30th Premium DVD-BOX

【11月20日特記】 やっぱり買ってしまった。買わないでいいやと思っていたのに。

買わなくて良いと思ったのは余計な(とまで言うと少し言い過ぎだが)DVDとCDがついていたから。僕としては映画のDVDだけがほしかっただけだから。映画のDVDだけで充分だったから。

このブログに上げた映画評にも書いているとおり、映画『マニアの受難』は期待以上に素晴らしい作品だった。もちろん、かなりの長きに渡ってムーンライダーズを聴いてきた人にしか楽しめない映画なのだろうが・・・。

基本的にメンバーや関係者のインタビューにライブのシーンを挟み込んでいるだけなのだが、マニアにとっては非常にスリリングな構成になっている。それは歴史であり現象である。

だからもう一度見たい。そして、それよりも手許に置いておきたいという思いが強かったのである。

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Thursday, November 15, 2007

三浦友和

【11月15日特記】 『どらく』で三浦友和のインタビューを読んだ。

その中で、彼が役者としての転機として述べているのが映画『台風クラブ』での相米慎二監督との出会いである。

──やっぱりそうなのか。彼自身がそう思っているんだ。

僕も『台風クラブ』以来の三浦友和ファンである。それまでは単に山口百恵の相手役でしかなかったが。

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Wednesday, November 14, 2007

出会い×5

【11月14日特記】 土曜日に映画『クローズZERO』の評をアップしたら、日曜日に普段の4~5倍のアクセスがあった。

もちろん、「今回は良い映画評が書けたので好評だった」などとは思っていない。

ごく自然に辿り着くのは、僕が普段観て書いているのは誰も見ないようなマイナーな作品が多くて、従って必然的に読もうと思う人も少なかったのだが、久しぶりに大ヒット作の映画評を書いたので読もうと思ってくれる人が集まったのだ──という推察だろう。

だが、それにしても多いのである。アクセス数の桁がいつもより1つ多いのである。

今までだってたまに大ヒット作の映画評も書いていたはずだが、決してここまで急激に増えることはなかった。

それで何か別の理由があるのではないだろうかと考え始めたのだが、1つ思い当たることが出てきた。

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Tuesday, November 06, 2007

多分観ないだろうなあ、『自虐の詩』は

【11月6日特記】 「てっきり『自虐の詩』見に行ってるかと思った」とある人に言われた。

「誰がそんなもん観るかいっ!」などと言うつもりはないし、観ないと決断したわけでもない。けど、多分観ないだろうなあ。観るという決断をしないうちに上映期間は終わってしまうだろう。

人は割合似たようなきっかけで映画を見に行く。一方、人はさまざまな理由で映画を見逃し、見送り、見限ってしまう。その理由は些細なことが多いのも事実だが、本当にさまざまで、中には他人が理解しがたいものもある。

僕もこのブログで『Always 三丁目の夕日』を観ない理由について書いたりしたこともあるが、却々他人が読んで頷けるもんでもなかろうと思う。

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Tuesday, October 23, 2007

日記と10ヤード

【10月23日特記】 新聞で「ブログ」という言葉が使われるとき、大抵はこういう注釈が括弧書きで続いている。

(日記風の簡易型ホームページ)

これを見ると僕が思い出してしまうのが次の言説である。

「4回の攻撃で10ヤード進むと新たな攻撃権が与えられる」

──知ってる人には何のことだかすぐに分かるが、知らない人には想像もつかない。そう、アメリカン・フットボールのルール解説である。

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Tuesday, October 16, 2007

贔屓の球団

【10月16日特記】 僕の贔屓の球団は僕がTV観戦するとよく負ける。そういうファンはたくさんいると思う。

強い球団でも年間何十敗もする訳だから、当然見た時によく勝つ巡り合せのファンとよく負ける巡り合せのファンがいて、そういうことをあまり気にしないファンと割と気にするファンに分かれるだろう。

僕は後者+後者のファンだということだ。だからあまり見ないようにしている。

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Monday, October 15, 2007

続・映画3題3曲

【10月15日追記】 昨日の記事の続き(まだあまり考えがまとまらないのでHPではなくここに書く)。

昨日寝る前にふと思い当たったのだが、最近映画とのタイアップ曲が増えているのにはとても単純な理由があった。それはここ2~3年の邦画ブームによるのだ。邦画が当たってるから媒体価値が高まってエンディングテーマのタイアップが増えた──とても単純な構造である。

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Sunday, October 14, 2007

映画3題3曲

【10月14日特記】 このところ観た3本の邦画のエンディング・テーマが立て続けに良かったので結局全部ダウンロード購入してしまった。

  1. 高橋瞳『強くなれ』(包帯クラブ)
  2. YUI『"あいのうた"を聴かせてほしい』(クローズド・ノート)
  3. 中島美嘉『永遠の詩』(サウスバウンド)

この3曲に特徴的なのは、どれも映画のイメージに非常にマッチしているということ。エンディング・テーマなんだからマッチしていて当たり前、いやマッチしてないと困るのだが、昔はあまりマッチしてないものも結構あった。

昔は「A&Rの一環としてちょっと映画会社とタイアップしてみました」みたいなノリが多かったということだ。

曲を選ぶほう(つまり映画制作サイド)も「まあ、制作費の足しになるから」という発想だけで、「映画の邪魔にならないんなら」程度の意識しかなく、でき合いのリストの中から適当に選んでた面もあったのではないかな?

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Thursday, October 11, 2007

夢から覚めた朝

【10月11日特記】 仕事の夢、と言うか、職場の夢、あるいは同僚や上司が出てくる夢を見た。

他の人も皆そうなのかどうか知らないが、僕の場合は、人事異動で新しい職場に就いてから初めてその職場の夢を見るまでに何ヶ月かの時間的経過を必要とするようだ。

今の職場には昨年の夏に異動になって来たのだが、この職場の夢を見るのは今回が初めてではない。ただ、今回の夢で、新しい職場の夢を見るのはいつも少し仕事に馴染んでからだということを思い出した。

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Thursday, October 04, 2007

李鳳宇氏 at ACM

【10月4日特記】 今週の月曜日にアジア・コンテンツ・マーケットというイベントで李鳳宇氏の講演があったのだが、そこで面白い話を聞いた。

と、ここまで読んでここから先も読もうと思っているのは恐らく李鳳宇が何者か知っている人だけだろうから、引き留め策も兼ねて、ここで無粋に李鳳宇氏を紹介しておこう。李鳳宇氏は、

  • 月はどっちに出ている
  • ビリケン
  • のど自慢
  • KT
  • ゲロッパ!
  • お父さんのバックドロップ
  • パッチギ
  • 誰も知らない
  • 恋は五・七・五!
  • フラガール

などの映画のプロデューサで(ま、中には「プロデューサー」や「製作」という形で名前がクレジットされていないものも含まれるが)、映画配給会社シネカノンの代表取締役である。ちなみにリ・ボンウと読む。イではなくリと本人は名乗っている。

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Friday, September 07, 2007

嵐を呼ぶ男2

【9月7日追記】 しかし、それにしても東京のテレビ局は台風慣れしていないなあ。騒ぎすぎ(下手するとはしゃぎすぎ)。
昨日からこちらにきてテレビを見ていて痛切に感じる。

たとえば僕が勤めている近畿圏の局なら同じ台風報道にももう少し落ち着きがあるように思う(単なる思い込みか?) 東京局の報道を見ているとなんか浮き足立った感じがあるんだよね。やっぱりこれは年間の台風直撃回数の差だと思うのである。

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Sunday, September 02, 2007

KTV『ザ・ドキュメント コーポレートメディア』を見て

【9月2日特記】 KTVの『ザ・ドキュメント コーポレートメディア』を観た。8/28(火)の深夜に放送したのを録画しておいたものだ。

事前の新聞記事などでは『あるある』の事件に対する反省みたいな取り上げ方だったし、事実番組の冒頭も2/28の千草前社長の釈明会見から始まっているのだが、このドキュメンタリーはあの事件とは全然関係のないことを扱っている。

単に報道局の迫川という女性記者があの事件を契機に、企業に身を置いて報道に携わっている人間のあり方というテーマにたどり着いたというだけだ。だから"『あるある』のその後"みたいなものを期待して見始めた視聴者は随分肩透かしを食らったのではないだろうか?

そういう意味ではまったくもってあの局らしい間抜けな企画である。

ドキュメンタリとしてはそんなに鋭く示唆に富んだものではなく、まあまあの出来だと思うのだが、印象に残るシーンが2つあった。

ひとつは『あるある』事件を受けての社内研修会で作家の吉岡忍氏が「タダの仕事をしなくっちゃ」と提言していること(すべての番組が企業としての営利活動に結び付いているのはおかしい。ジャーナリストならそういうことと関係のない仕事もしてみろ、との意)。

もうひとつは、米国NBCの女性プロデューサがスポンサーや株主からのプレッシャーについて質問を受けた時に「そんな問題は存在しない。もっと上のレベルで処理しているのかもしれないが、そういうプレッシャーがあっても我々の耳には入らない。我々は独立したジャーナリストである」と言い切ったこと。

うーん、アメリカはさすがに凄いなあ、というようなことではなく、僕は(こと報道セクションに関しては)日本でもこれは同じだと思う。僕はここんとこ長らく報道の連中とはあまり接点がない仕事をしているが、僕が編成にいた頃には、経営者が歯ぎしりしそうなことを平気で放送してしまう報道マンが確かにたくさんいたと思う。

むしろ、アメリカの凄さはメディアの側ではなく市民の側の積極性・攻撃性・参加性、そして高度なメディア・リテラシーにあると思う。

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Tuesday, August 21, 2007

Instant Store

【8月21日特記】 Amazon のインスタント・ストアを作ってみました。とりあえず、このブログで紹介したCDやDVDを適当に並べてみただけですが、暇を見てもう少し整理拡充して行きます。

このブログ内では About の「これ、好き!」からリンクを張っておきます。

ところで、今日アクセス・カウンタが 90,000 を突破しました。昔書いた映画の投資に関する記事を某ブログが紹介してくれたこともあって、かなりペースが上がってきてます。

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Friday, August 17, 2007

源流をたどる

【8月17日特記】 昨日 WOWOW で『チルドレン』を観たのだが、これが初めて観る源孝志監督作品だった。もちろん今まで観たことなかったとは言え、『東京タワー』や『大停電の夜に』などで名前を売った人だ。名前だけはちゃんと知っていた。

ところで、この人はどういう経歴の持ち主なのかについては全く知らなかった。助監督からの叩き上げなのか、自主制作映画出身なのか、はたまたCM界からの転身組か?

ちょっと気になって調べてみたら、なんと最初に入った会社はホリ・プロだそうな。

ん? ホリ・プロの源?

なんか閃いた、と言うか僕の頭の奥深いところで古い電車が連結するような鈍い音が鳴ったような気がした。

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Tuesday, August 07, 2007

年齢にまつわるエトセトラ

【8月7日特記】 ふとしたことで自分の年齢が気になることがある。いや、正確に言うと年齢にまつわる話が心に引っかかることがある。

ひとつは、もう大昔。『RYU'S BAR』というテレビ番組で村上龍が言ったことば──「30過ぎてコインランドリーに行くのって、なんかすごく惨めなんだよね」。

30歳を過ぎたばかりだった僕は、それまでコインランドリーに行くことを一度もマイナス・イメージで捉えたことがなかったのに、どうも妙にその言葉が引っかかって、結局ほどなく洗濯機と乾燥機を買った。

そして、このとき買った乾燥機は結婚した後もいまだにちゃんと動いている。我が家で一番古い家電製品だ。洗濯機のほうはもう3台目だと言うのに。

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Thursday, August 02, 2007

僕らは巨人を失くしてしまった

【8月2日特記】 昨日、阿久悠が亡くなった。

阿久悠という人は山上路夫や有馬三恵子のように洒落た言葉の書ける人ではなかった。安井かずみや阿木燿子のような斬れる表現を紡ぎ出せる詩人でもなかった。松本隆のような比喩の巧みさも持ち合わせていなかった。むしろ、そんなカッコいい台詞が吐けない一般の人々の立ち位置にいる表現者だった。

そして、彼は詩人であるよりも作詞家でありプロデューサーであり、類まれなるストーリー・テラーであり、シチュエイションの構築者だった。

出世作であるモップスの『朝まで待てない』では、「今すぐ会いたい 朝まで待てない」という何の飾り気もない、普通の作詞家ならサビに持ってこないような言葉を最大のサビに充ててきた。リード・ボーカルの鈴木ヒロミツの歌唱力ともあいまって、それは飾り気がない分だけ切実な叫びとなって聴き手の耳に響き渡った。

北原ミレイの『ざんげの値打ちもない』も同様。それはひねった表現というよりはむしろにべもない表現だった。それゆえ人を殴り殺す鈍器のような威力があった。

「できるなら個人授業を受けてみたいよ」(フィンガー5『個人授業』)──こんな日常会話みたいな言葉を、しかもサビに持ってくる素直さ。それは逆に他のどの作詞家にもできない芸当だった。

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Monday, July 23, 2007

大阪梅田映画館事情新展開

【7月23日特記】 東宝から案内をもらって驚いた。

  1. 三番街シネマが本年9月24日(月・祝)を以て営業終了
  2. オーエスが経営するOS劇場・OS名画座が本年9月21日(金)に閉館
  3. 上記2館をTOHOシネマズ梅田アネックスに館名変更して10月1日(月)から営業

だそうである。

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Monday, June 25, 2007

『殯(もがり)の森』を途中まで観る

【6月25日特記】 『殯(もがり)の森』を途中まで観た。見る環境によって「もがり」の字は文字化けしているかもしれない。インターネット時代にわざわざこういうちゃんと表示できるかどうか判らないような文字を選んでタイトルにするのもどうかと思う。僕なら間違いなく避けるけどなあ。

だいいち「もがり」と打って変換キーを叩いても出て来やしない。

どうしてこんな小難しいタイトルをつけるんだろう? これが例えば倉橋由美子の小説のタイトルなら何の違和感もない。漢籍からギリシャ神話まで驚異的な読書量を誇る彼女の語彙には、こういう難しい単語が含まれている可能性が充分あるからだ。でも、凡人がこういう単語を持って来ると如何にも借りてきた感がある。

河瀬直美が凡人なのか凡人でないのか判断できるほど僕は彼女についての情報を持ち合わせていないのだが、少なくともこういうタイトルを持って来るところを見ていると「私は凡人ではない」と主張したがっている人物に思える。

どうも僕はこの監督とは相性が悪いようである。

『萌の朱雀』はテレビで見た。例によって僕は観た映画についてほとんど何も憶えていないのだが、死ぬほどしんどい映画だったという記憶だけはある。ひょっとして最後まで観なかったのではないかと思って記録をチェックしてみたら、一応最後まで観るには観たようだ。

でも、しんどい映画だった。

そして、今回の映画のテーマは認知症だ。自分の母親が認知症に罹ってしまった身としては微妙な映画である。もちろん、身内に認知症の人間がいても、それがどの段階にあってどういう状態にあるかによって、こういう映画を見るのが辛かったり割合平気だったりするもんだ。

幸いにして僕は今、割合平気な状態にあると思う。それで、この映画を観てみることにした。

東京での劇場公開は始まったようだが、僕が今日見たのはカンヌのグランプリ受賞の数日後にNHK BS-hi で放送したのを録画したものである。

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Wednesday, June 13, 2007

異業種監督に想う

【6月13日特記】 市川準監督の『あしたの私のつくり方』の記事に書いたのだけれど、昔から僕は異業種からの参入監督に対してどうしても懐疑的になってしまう傾向がある。そんなに簡単に映画が作れるもんかという反感を抱いてしまうのである。

それはある種、まっとうに苦労して修業を積んできた人たちに対する敬意であるのかもしれない(余計なお世話だが)。あるいは異業種監督の作品に何度か裏切られて(最たるものは村上龍本人が監督した『だいじょうぶマイ・フレンド』かな?)羹に懲りてなますを吹くというやつかもしれない。

だから、市川監督についても、結構気になっていたにも拘わらず、デビュー以来16作連続でパスしてきた。

『監督・ばんざい』の記事には書かなかったけれど、これは北野武監督に対しても同じで、だから僕は『その男凶暴につき』を軽くパスした。ところが、今となってはなんで観たのか定かではないが、ともかく『3-4x 10月』を観てしまったのが運の尽きで、以来テレビでの観賞を含めてだがほとんどの作品を観ている。

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Monday, June 04, 2007

Joining Wiki

【6月4日特記】 もう1ヶ月近く前になるかなあ、実はウィキを執筆してみた。

自分が Wikipedia に書けることなんかないと思っていたのだが、まあ、よく考えてみるとないでもなかった。

在阪局とは言え常時ネット番組もいくつか制作/放送しているTV局に何十年も勤めていれば、たとえ制作の経験はなくても多少とも深くかかわった番組はいくつかある。そして、たまさかそれらの番組の中で、結構詳細な記録を残している番組があることに気づいたのである。

詳細な記録を残していたのは無論私である。

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Tuesday, May 15, 2007

東京と大阪と安藤玉恵

【5月15日特記】 最近この手のぼやき記事は書いてなかったのだが、やっぱり関西に帰ってきて映画を見るのが不便になったなあと時々思う。

今回なんで思ったかと言うと、東京では公開が始まっている『赤い文化住宅の初子』も『あしたの私のつくり方』も、こっちではまだやってないんだもんなあ。見たい映画が東京でしかやってないなんて、やっぱりちょっとヤキモキ。

大阪が日本で2番目か3番目の大都市であることは間違いないのだが、映画の多様性というのは日本では唯一東京でしか実現しないのである。東京でも大阪でもあるいはどっかの地方都市でも人口の同じ割合の人が見るとすれば、人数の上で採算が立つのは人口密集地の東京だけだというからくりだ。

でも、まあ上で挙げた2本はこっちでも来月公開されるのがはっきりしているから良いけど、『水の花』なんていつまで待っても来やしない、と言うか、とうとう来なかったというのが正しい。

関西に来てくれるだけでもしおらしく感謝して、来月の公開を待つことにしよう。

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Wednesday, May 09, 2007

CX『カノッサの屈辱2007 バブルへGO!!SP』

【5月9日特記】 CX『カノッサの屈辱2007 バブルへGO!!SP』を観た。

放送されたのは今年2月5日(月)の深夜なので、今ごろになって何を書いているのかと思われるかもしれないが、見ようと思いながら見逃してしまったところ突然録画していた人が身近にいることが判って、漸く先ほど貸してもらって見るに至ったのである。

この番組がレギュラーだったのは90年の4月からの1年間。僕は83年に転勤で来て以来東京暮らしが長くなっていたころだ。この当時、関東地区の深夜番組は抜群に面白かったなあ。少なくとも僕は大好きだった。大阪のベタベタの笑いに比べて、なんとも洗練されてしかも面白かった。

この番組は確か構成作家・小山薫堂の名前を一躍有名にした番組だった。一般人には「ふーん、構成作家なんて商売があったのか」と思わせ、業界人に対しては「安いギャラで放送局を梯子してる便利屋」というイメージを払拭した感がある。

後々彼らは(年収)2000万プレイヤー、3000万プレイヤーの花形となって行ったのである(ところで余談だが、小山薫堂は時々、名前を逆さに読んだ「うどん熊奴」という名前でも仕事をしている)。

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Monday, May 07, 2007

再開×3

【5月7日更新】 僕は凡そ家で本というものを読まない。読むのはコンピュータ雑誌と野球年鑑と実用書くらいのもんだ。

本は退勤時の電車の中でしか読まない。朝の通勤時には新聞を読んでいる。今日のような休刊日は例外的に朝から本を読むことになるのだが・・・。

そういう訳で、大型連休中は読書がちっとも進まない。今は村上訳の『ロング・グッドバイ』に相当時間を費やしている。と言うか会社に行かなかったから読書に時間を費やしていなかった。

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Monday, April 23, 2007

特別な世界

【4月23日特記】 僕は映画を映画館/試写会で観たのかTVやDVDで観たのかを峻別している。

家で観るのと劇場/試写室で観るのとでは随分環境が異なる。劇場/試写会場に一旦足を踏み入れると、そこはのっぴきならない闇である。よほどのことがないと中座して外へ出ることはない。

家で観ていると、止めようと思えばいつでも止められる。止めようと思ってなくても、不意に電話が掛ってきたり人が訪ねてきたりして中座させられることもある。端から中座させられても仕方がないという気分で観ているのである。だから、根気が続かない。

一昨日も WOWOW で『SAYURI』と『間宮兄弟』を観たのだが、『SAYURI』のほうは途中で夫婦揃って飽きてしまい、最後まで観ていられなくなって消してしまった。

『間宮兄弟』のほうは、途中で妻が「もうどうでもよくなってきた。何にも起こらないんだもん」とこれまた投げ出して隣室に行ってしまった。僕のほうは一度劇場で観て知っているので、と言うか大満足した映画だったので、再び味わいながら最後まで観たのだが・・・。

これが劇場であったなら、2本とも夫婦揃って最後まで鑑賞しただろう。

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Tuesday, April 03, 2007

追想:新しいクエリと映画の街

【4月3日特記】 昨日映画を観たのが三番街シネマだったので、僕個人の鑑賞歴ではこのハコが他をさらに一歩引き離したわけだが、前にも書いたように、ここでそれほど観たという意識がない。

なんでかな、とよくよく考えてみると、この映画館が古くからあるからだということに気づいた。確か阪急三番街がオープンしてほどなくできた映画館だ。それがいまだに同じ名前で営業しているというところがミソなのである。

考えてみれば北野劇場も梅田劇場も、もうない(今はナビオTOHOプレックスだ)。阪急プラザも北野シネマも梅田コマ・ゴールドもコマ・シルバーもない。扇町ミュージアムスクエアも閉めてしまった。かろうじて残っているのはOS劇場くらいのものだ。

そんな中、三番街シネマだけは営々と同じ名前で続けている。しかも、この映画館は開設当初から三番街シネマ1、2、3という3つのスクリーンを維持している。これが集計してみると数字が大きくなった理由である。

東京でもかなりの本数を見てはいるが、20代後半からの11年間と去年の夏までの2年間だけだし、そもそも東京には映画館が多すぎるので同じ映画館で見る確率が低いのである。

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Friday, March 16, 2007

新しいクエリと映画の街

【3月16日特記】 結局、映画データベースは Access 2007 で作り直した。

Access 2002 から Excel にエクスポートして、いろいろ手を入れてからAccess 2007 にインポートして、フォームやクエリを組み直した。そのほうが、既存のAccess 2002版から互換性のないAccess 2007 に変換するよりもよっぽど楽だった。

ついでに、新しいクエリも組んでみた。生涯でどこの映画館に何度行ったかを計算するクエリ。で、その新しいクエリを実行してみて驚いた。

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Sunday, February 25, 2007

焼き鳥(?)のCMと『幸福な食卓』

【2月25日特記】 今まで関係が見えなかった2つのことが頭の中で突然繋がることがある。今日、駅で電車を待っているときにその現象が起きた。

まるで電極から電極に放電するみたいに、頭の中の遠い場所に格納されていた2つの事実が結ばれるのである。

このブログでも、その2つのことにたまたま触れていた。昨年11月29日の記事今年2月23日の記事だ。

  1. 僕が昔見たCMの中の忘れられない台詞
    「お父ちゃんはな、もうお父ちゃんが嫌になることがあるんやで」
  2. 瀬尾まいこの小説『幸福な食卓』の一節
    「父さんは父さんを辞めようと思う」

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Monday, February 19, 2007

幸福な定年

【2月19日特記】 今日、ウチの会社を今月で定年になる人の送別会があった。

むさくるしいとか、ものぐさだとか、不潔(精神的な意味ではなく黴菌レベルの話)だとか、意地汚いとか、そんな評判のある人だ。

ただし、それを言うとき誰もが眉を顰めたりするのではなく、自然と笑顔になってしまう、愛されるキャラクターだった。

そして、僕にとって何よりもその存在が有難かったのは、彼が僕にとって信頼できる読書家であり、信頼できる映画通であったということだ。

小説であれ映画であれ、彼が面白かったと言ったものは、僕の期待を外したことがほとんどない。もちろん、ウチの某プロデューサは彼が褒めた映画を見て「どこが面白いんですか」と憤慨したと言うから、万人受けする訳ではない。要は相性の問題である。

僕にはとても相性の良い人だった、と言うよりも、やはり先ほど書いた「信頼できる読書家であり、信頼できる映画通」と言うほうがしっくり来る。

持つべき友とはこういう人なのである。

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Sunday, February 04, 2007

どろろ vs Vista

【2月4日特記】 映画『どろろ』を見に行ったら3時間前にもう完売。5時間待って見る映画ではないのでヨドバシに Windows Vista 機を見に行く。こちらは逆に人が少ない。閑散とまでは言わないが、発売1週間後の日曜日ならもっと混んでいても不思議はない。

店員が暇そうで「よろしければ何かご説明いたしましょうか」と客に話しかけるチャンスを狙っている。無視する客が多い。

ちょっと可哀相に思ったこともあって、「これ、パーティション切ってますか?」と実は知っていることを質問してみたりもしたのだが、発売直後とあって即座に答えられないのが哀しい。

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Friday, February 02, 2007

2006邦画興行成績を見て

【2月2日特記】 1/30に2006暦年の映画興行成績が発表になった。日本映画製作者連盟のHPに詳しい。

それによると興行収入10億円を超えた邦画は28本ある。そのうち僕が(映画館・試写会で)観たのが11本。ま、おじさんとしてはそこそこ流行を追っかけているほうか(笑)。

ところで、このリストを眺めていると、当たる映画と良い映画は違うのだなあとつくづく感じる。

「ちょっと待て、『良い映画』って一体何なんだ?」という異論が差し挟まれるかもしれないが、それは観た人それぞれが判断すれば良い。観た人それぞれにとって良い映画があって良いのではないかと思うのである。

多分、この興収トップ28のリストはどの観客の頭の中にある“良い映画リスト”とも一致しないだろう(洋画の場合もまた然り)。それで良いと思うし、逆にそういうもんだとしっかり認識しておいたほうが良い。

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Monday, January 29, 2007

Who shot the film?

【1月29日特記】 昨日観た映画『ユメ十夜』には参った。パンフに詳細なスタッフ・リストが載っていないのである。監督・脚本までは載っている。だが、撮影以下の情報が皆無。

で、公式サイトを見に行ったのだが、ここにも載っていない。

観た映画の詳細な記録つけてる身にもなってくれよ。と言うか、それぞれのスタッフはちゃんとパンフに載せてくれみたいな主張はしないんだろうか? 多分そういう関係じゃないんだろうね。

じゃあ、逆にパンフレットを製作する側はスタッフに対してその程度の配慮もしないんだろうか? ただ、この映画は10作品から成るだけにかなりのスペースを要するのは間違いない。

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Sunday, January 07, 2007

MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006

【1月7日特記】 年末に Amazon から届いていた“MOONRIDERS CM WORKS 1977-2006”を漸く聴いた。

6人のメンバー(のうちの誰か)が係わったCMソングを、全部は無理としても52曲も収めてある。

ま、一番ヒットしたのは斉藤哲夫が歌った『いまの君はピカピカに光って』。言わずと知れた1980年のミノルタカメラ。このCMで宮﨑美子が大ブレイクした。詞が糸井重里、曲が鈴木慶一というところまでは知っていたが、慶一さんがコーラスで参加していたとは知らなかった。

あと有名なところでは2000年の『アロエリーナ』。これも慶一作品。無伴奏で繰り広げられる、あのクネクネした独特のメロディ。最初聞いたときは慶一さんとは思いもしなかったが、いずれにしてもあの曲は凡人には作り得ないよね。

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Saturday, January 06, 2007

感じ方の違い

【1月6日特記】 紅白歌合戦のDJ OZMAのシーンを You Tube で確認した。普段は削除要請をする側にいる訳だけれど、見逃した他局の番組をチェックする際には皮肉にも非常に役立つ(しかし検索すると山ほど出てくる。NHKは削除要請しないのか?)

ま、確かによくできたボディスーツで、小さな画面で見ると裸に見える(*^。^*)
(子供も起きている大晦日という)時間帯考えるとこりゃちょっとまずかったかな。

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Wednesday, January 03, 2007

少なくとも13年連続

【1月3日更新】 「10年日記」をつけ始めて今年で13年目になる。

ご存じない方のために書くと、「10年日記」は1日につき1ページ、合計366ページからなる日記帳である。ただし、1ページが10段に区切られていて、例えば2007年の1月3日から2016年の1月3日までが収められているといった按配である。そうすることによって去年・一昨年・一昨々年のこの日に何をしていたかを毎年振り返ることができる訳だ。

(ところで「さきおととし」って「一昨々年」と書くんですね。変換したらそう出てきた)

そういう構成なので1日に割かれた行数はほんの数行である。多くを書くことはできない。だからこそ続けられるというメリットもある。

自分がその日にやったことを書いても良いし、その日にあった大きなニュースを書き残しても良いし、あれやこれやに対して感じたことを書きとめておいても良い。が、いずれにしても全てを網羅的に書くスペースはない。日によって、自分の行動記録だけが書いてあったり、大事件の記録を残すだけで一杯になっていたりする。

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Tuesday, January 02, 2007

『紅白歌合戦』見聞録(2)

【1月2日追記】 ・・・なんてこと(昨日の記事参照)を書いていたら、『紅白』の視聴率発表。やっぱり歴代で見てかなりの低水準です。となると、逆に今年こそ大きく変えるチャンスだと思うんだけどなあ、NHKさん。

あ、『紅白歌合戦』の視聴率はビデオリサーチのサイトに発表されています。検索すればすぐに出てくるし、多分いくつかのニュースサイトにも転載されてるだろうから敢えてリンクも張らないし引用もしませんが・・・。

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Monday, January 01, 2007

何年ぶりかの『紅白歌合戦』見聞録

【1月1日更新】 今年は認知症の母の傍らで年を迎えたので、必然的にチラチラとNHK『紅白歌合戦』を観た。そうは言ってもK-1と行ったり来たりしながらで、中抜けして風呂に入ったりもしたので、合計で何十分か、せいぜい1時間くらいだったと思うが、もう何年も一瞬たりとも見てなかったのでこんなにしっかり見たのは随分久しぶりである。

「紅白がおかしくなった」というのは、もう何年も前からいろんな人(評論家も一般人も)がいろんなところで言っていることなので、それ自体は目新しいことではないけれど、やっぱり同じことを感じた。

昔から『紅白』は決して全国民が納得するような歌手選抜を行ってきた訳ではない。ただ、ほど良いバランスがあった。そして、デーンと構えて「NHKはこう決定した。何が悪い」みたいな偉そうな態度がそのバランスを逆に補強していたと思う。

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Thursday, December 21, 2006

アニメ主題歌考

【12月21日特記】 昨日の記事の続き。

こうやって昔のアニメ(や実写もの)の主題歌を聴いていると、特に石川進のケレン味たっぷりの歌い方なんかを耳にすると、昔のアニメって本当に全力で子供たちに向けて曲作りをしてたんだなあ、という気がする。

今のアニメの主題歌って、ちっとも子供向けじゃないものが多いし、レコード会社とのタイアップばっかりだ(なんて、その片棒を担いでいる立場の会社に勤めている僕が軽々に書くことではないのかもしれないが・・・)。

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Wednesday, December 20, 2006

懐かしのTV主題歌 on JAL

【12月20日特記】 今日、東京出張からの帰りの機内で懐かしいものを聴いた。

僕はいつもJALに乗っている。何故JALを選んだかというとたまたまにすぎなくて、特にこれという理由もないのだが、では何故ANAに乗らないかといえば、マイレージを考えるとJALに固めたほうが得だからだ。

まあ、そんなことはどうでも良くて、僕が聴いたのがJALのオーディオだったということを書きたかっただけ。

いつもは大体「Jポップナウ」というチャンネルを聴いているのだが(事実今回も往路はそれを聴いていたし、復路でもう一度聴き直すことも多い)、「Jポップクラシックス」チャンネルのメニューが気になったのだ。

題して“60年代の懐かしのTV主題歌”──「そんなの俺生まれてねーや」と思ってここで読むのやめる人もいるでしょうね。さよなら。気が向いたらまた時々読みに来てね。

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Wednesday, November 29, 2006

お父ちゃんはな、

【11月29日特記】 CMのフレーズがいつまでも心に残っているというようなことはないだろうか? しかも、何年も、十何年も、何十年も。もう、何のCMの一節であったかさえ定かではないのに、そのコピーの一部が脳内に貼りついて剥がれないような感覚──。

僕の場合、いつぞやHPのほうに書いた資生堂の「我々の異性は女性です」というキャッチはその一例である。

そして今日、突然心の中に甦ってきた表現は、何のCMであったか明確には思い出せない(焼き鳥の缶詰だったような気もする)のだが・・・。
どなたかご記憶の方はおられるだろうか。

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Monday, November 27, 2006

東京の敵を西宮で

【11月27日特記】 僕は『十年日記』をつけている。つけ始めてもう12年目である。それによると、明日は僕が自宅で初めて地上デジタル放送が見られるようになった日だ。去年のことだった。

ほんで、1年前の11月28日に書けば良かったのだが、書き忘れたので今頃になって書くことにする。“東京の敵を西宮で討つ”ことになってしまうが・・・。

2003年12月に地上波デジタル放送が始まったが、多くの民放社員と同様に、すぐにはデジタル受像機を買わなかった。何故かと言えば、自分の住んでいる地域ではすぐには映らなかったから。

映る地域が次第に拡大して、そろそろ我が家でも映るかなあと思われた頃に東京に転勤になり、それを機会に大枚はたいて AQUOS を買った(単身赴任だったので妻は依然としてアナログTVを見続けることになったが)。

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Monday, October 23, 2006

十人十色。え、僕だけ色合いがかけ離れてるって?

【10月23日特記】 お互いのブログで時々交流させてもらっている soramove さんから、僕の『涙そうそう』の記事にTBをいただきました。まず当然TB先の soramove さんの記事を拝読したのですが、うむ、人間の感じ方はこんなにも違うんだな、とちょっと認識を新たにしました。

(以下いろんな映画の結末に触れます。避けられる限り具体的な表現は避けるつもりですが、論の展開上一部触れざるを得ない点もあります。筋について何も知りたくない、ハッピーエンドなのかその逆なのかさえ知りたくない、という方はご注意下さい)

soramove さんのタイトルは「『涙そうそう』こんな映画好きじゃない」です。このタイトルには別に驚きません。僕が驚いたのは「お金を払ってまで、厳しい現実を見たくは無いのだ」というくだりです。

「フラガール」は単純なハッピーエンドだった、
もちろん観客も人生にそう単純なハッピーエンドは無いと知っている。
でもだからこそ、懸命に頑張ることに素直に感動し、
そして勇気をもらって
「よし、自分も明日からもっと頑張るぞ」という気分になるというもの。

お金を払ってまで、厳しい現実を見たくは無いのだ。

僕はお金を払ってまで単純なハッピーエンドを見たくない、とまではさすがに言いませんが、それにやや近い感覚を持っています。ハッピーエンドだと空々しくて頑張ろうという気にもなれません(もっとも、随分前から「頑張る」という言葉を使わないようにしている僕ですが)。

「ひねくれている」「悲観的すぎる」──そういう批判は甘んじて受けます、と言うか、別に批判とも感じません。なにしろ「常に後ろ向きの発想を忘れない男」を自認・標榜している僕ですから(笑)。

「ふーん、世の中にはそういう人もいるんだ!」と思いました。もっとも世間一般からすれば僕のほうが「ふーん、世の中にはそういう奴もいるんだ!」と言われるほうなんでしょうけど(再笑)。

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Tuesday, October 17, 2006

テレビの逆襲

【10月17日特記】 1994年に僕がPCを買ったのは「電子メール」(当時単に「メール」と言えばそれは郵便のことだった)がやりたかったわけではなく、「パソコン通信」(当時インターネットはまだコスト面・技術面での障壁が高くてごく一部の人たちのものだった)をやりたかったからでもない。

ワープロや表計算のソフトを使いたかったからでもなければ、グラフィックやゲームに興味があったというのでもない。

僕はひたすらデーターベースを構築したかった。

だから、僕が最初に買ったアプリケーションは MS Word でも MS Excel でもなかった(もっとも、買ったPCには MS Word と MS Excel の簡易版を統合した MS Works というソフトがバンドルされていたが)。僕が最初に買って勉強したアプリは Microsoft Access だった。

目的は2つ──年賀状印刷を兼ねた住所録と、鑑賞した映画のデータベースを作ること。

従って、いまだにウチの年賀状は(と言っても去年から年賀状はやめてクリスマス・カードに換えたのだが)年賀状作成用のソフトから印刷したものではなく、 Microsoft Access のレポートである。

そして、それから2年ほどかけて作り上げた映画データベースは日々更新され、このブログに於いてもいろいろな記事の素材になっている。

Microsoft Access は、PCを買ってすぐの人間が手を染めるにはおっそろしく取っつきの悪いアプリケーションだが、勉強するのもデータベースを作り上げるのもとても楽しかった。

一方、Word と Excel は会社で使うようになり、ほかにもパワポとかいろんなソフトも覚えて、そうこうするうちに本格的にインターネットの時代になった。
今日書きたいのはそこから後のことだ。

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Monday, October 16, 2006

撮影 浜田毅

【10月16日追記】 昨日見た映画『涙そうそう』のカメラマン浜田毅。なんとなく気になって自分の映画データベースを調べてみたら、この映画でなんと14本目。

正確にはクロス集計クエリをかけてみないと断定できないが、多分僕がこんなにたくさんの映画を観たカメラマンは他にいないのではないだろうか?

そのリストは下記の通り。

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Thursday, October 12, 2006

地上波デジタルTV

【10月12日特記】 10月9日は朝からTVを全くつけてなかったので北朝鮮が核実験をしたことを知らなかった。

外出から帰ってきた妻が、「北朝鮮が核実験したの? 号外撒いてたよ」と言うので慌ててTVをつけた。生憎どこの局もニュースをやっていない時間帯である。

「こんな時に文字情報だけでもいいからニュースが見られるようになればいいのに」と妻は言う。

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Wednesday, October 04, 2006

明朝5時『HINOKIO』

【10月4日特記】 明日の朝5時から WOWOW で秋山貴彦監督の映画『HINOKIO ヒノキオ』が放送されます。

『夜のピクニック』主演の多部未華子のデビュー作です(この作品では主演ではないけど)。

2005年のキネ旬ベストテンでは第48位という、まあ、そこそこの評価です(僕はもう少し高く評価されても不思議はない映画だと思います)が、多部未華子がとっても良いから、見られる環境の方は是非録画して見てみてください(早起きしろとは言いません)。

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Thursday, September 28, 2006

電球交換の秘密

【9月28日更新】 会社の照明が一斉に付け替えられたことはこのブログに何回か書いたが、これはヒルズ族のオフィスみたいに明るくするためではなかった!

今日真実を知って驚いた。

法律が改正されて「改正省エネルギー法」(通称)というのができたのだそうだ。

それによると、ウチの会社みたいに 「熱と電気を合算したエネルギー使用量(原油換算)が年間1,500kl 以上のもの」は「第2種エネルギー管理指定工場」となるのだそうである(3,000kl 以上だったら「第1種」になる)。

放送局が工場だとは知らなかった!

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Wednesday, September 20, 2006

クーデタ中継

【9月20日特記】 タイでクーデタがあった。ウチの社員で、たまたま別の仕事でタイに行っていた人がいて、その人は報道局員でも報道経験者でもないのだけれど、昼のワイドショーと夕方のニュースにインターネット回線を使って現地リポートを送ってきて、それが放送された。

事件事故の際にたまたま近くにいた報道以外の人間がリポートをするというのは割合よくあることで、今までにも何度か見てきたが、今回は自分の職場に近い人だったので、なんか変な感じであった。

僕も現場の経験はないが、おんなじような立場に立ったらやっぱりおんなじようなことすんのかなあ、って不思議な感じ。

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Monday, September 18, 2006

贅沢な買い物

【9月18日特記】 ここ1週間でかなり贅沢な買い物をしてしまった。と言っても、僕は衣服や装飾品に贅を尽くす人間ではない。もちろんゴルフクラブでもない。

買ったのはまず、これ。

DVDボックス「HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説」である。

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Saturday, September 16, 2006

PFF in Osaka

【9月16日特記】 「ぴあフィルムフェスティバル in 大阪」の初日に行ってきた。

マイナーな作品が却々上映されない関西(と言うか東京以外)に住んでいると、こういう機会をちゃんと捕えておく必要がある。

お目当ては何と言っても一昨年のグランプリ受賞作で昨年のキネ旬21位にランクされた『ある朝スウプは』の高橋泉・廣末哲万コンビによる『14歳』である。これは第15回の『水の花』に次ぐ第16回PFFスカラシップ作品である。

そして、この日はその前に「森田芳光スペシャル」ということで『水蒸気急行』と『ライブイン茅ヶ崎』の上映もあった。前者は今日初めてその存在を知ったが、後者は長年見たくて見たくてたまらなかった作品である。見逃す手はない。

ということで16:00から22:00まで、晩飯喰う暇もなく3本続けて観てきた。1日に3本見るのは何年ぶりだろ。

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Thursday, September 14, 2006

ヲタクかミーハー

【9月14日更新】 僕のブログを読んだアロハ坊主さんに、

「yama_eighさん、最近マンガ原作&アイドル主演系は必ず観てますね。
今になって、ヲタってきたんじゃないですか」

と書かれてしまいました(アロハさんのブログの映画『ラフ』の記事のコメント欄)。

いや、別に気を悪くしたりしてませんよ(^_^)v
だって、僕、前からヲタクですもん。

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Sunday, September 10, 2006

若葉竜也と水橋貴己(『恋する日曜日』2)

【9月10日特記】 アクセス解析を見ていたら、若葉竜也関係のHPから飛んで来ている人がいる。そう言えば若葉竜也って何者だろう、と思って調べてみて驚いた。

まず、彼は『4 TEEN』に出ていた(僕の作品評はここにあります)。どっかで見たことあるような気がしながら気がつかなかった。秀才の少年役である。ということは廣木監督作品に連続出演。かなり気に入られているということだ。

そして、タツヤではなくリュウヤと読む。

さらに何よりも驚いたのは大衆演劇「若葉劇団」の“チビ玉三兄弟”の真ん中だったのだ! ああ驚いた。

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Thursday, September 07, 2006

TV番組等記事リスト追加

【9月7日更新】 映画記事リストに加えてTV番組等記事リストも作ってみた。

同じく左のメニュー・ゾーンにある。

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Wednesday, September 06, 2006

映画記事リスト完成

【9月6日更新】 映画評の記事が増えてきたのでそろそろ一覧表を作らなきゃなあと思っていたのだが、形式面でいろいろ悩んで実現しなかった。

ブログ内の「記事」にするか「リスト」にするか?

「記事」にすると他の記事を書き溜めると消えてしまうし、逆に一覧表を更新すると強制的に一番上に来てしまうのもイマイチ気に入らない。

かと言って「リスト」にしてしまうとその中に映画のタイトルがだらだら並ぶわけで、表示するには長すぎる。

なんとかもっとスマートな方法はないものかと悩んでいたのだが、名案を思いついた。

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Sunday, September 03, 2006

『NANA』再見と漫画原作映画

【9月3日特記】 WOWOWから録画しておいた『NANA』を昨年7月7日の試写会以来1年2ヶ月ぶりに観て長文を書いたのだが、間違えてブラウザの「戻る」ボタンを押してしまい消えてしまった。

同じ文章はもう一度書けないので、要旨を再現しながら少し書き換えることにする。

そもそもは朝日新聞で『NANA』と比較する形の映画評が書かれていた高田雅博監督の『ハチミツとクローバー』、『NANA』と同じ大谷健太郎監督による『ラフ』、『ラフ』と同じくあだち充原作による犬童一心監督の『タッチ』という4本の漫画原作映画の出来の違いについて書こうと思ったのである。

僕の感想としては『NANA』の出来が断トツの一番で、それに次ぐ『タッチ』、そして少し遅れて『ハチクロ』、さらに間が開いて『ラフ』である。

『NANA』を観ながら、この4本の出来の違いは何なのだろうと一生懸命考えたが、結局は“センスの違い”としか言いようがないのである。

同じように撮っても、印象的な画を収めることができるかどうか、俳優に生きた台詞を喋らせられるかどうかは結局監督の手腕、と言うかセンスでしかないと思った。

特にいつまでも心に残る、印象の強いシーンの数ではやはり『NANA』が圧倒的である。そういうところを見ると、やはり映画は第一義的に映像芸術なのだなあと強く感じる。

では、同じ大谷監督でありながら『NANA』と『ラフ』とではどうしてこんなに差が出てしまったのだろうか?

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Wednesday, August 23, 2006

懐かしの扇町ミュージアムスクエア

【8月23日更新】 東京支社から大阪本社に戻って以来映画を見る環境が悪化したことをあちこちでぼやいているのだが、思えば扇町ミュージアムスクエアが閉館したのが非常に痛い。

1994年の夏に最初の大阪転勤で戻ってから閉館するまでの間に(あるいは、よく憶えていないのだが、僕が2度目の東京転勤になるほうが早かったのならそれまでの間に)、僕は扇町ミュージアムスクエアで10本の映画を見ている。

そのラインナップを眺めると、ここが如何に貴重な箱であったかが判る。

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Wednesday, August 09, 2006

亀田騒動に思う

【8月9日特記】 ちょうど1週間前の水曜日に亀田興毅とランダエタのボクシング世界王座決定戦の放送があって、その夜から翌日にかけて、TBSに何万件もの苦情電話やメールが寄せられたと聞いた。

「放送が始まってから試合開始まで引っ張りすぎだ」という非難が出るのは正直言ってむべなるかなと思う。しかし、「判定がおかしい」という苦情が多かったという話には首を傾げたくなる。

WBAに言うのであれば分かるのだが、何故そういうことでTBSに電話するのかがよく理解できないのである。

──誰にでも良いからともかく誰かに自分の憤懣をぶつけたいと思った人が多かったということなのか、あるいは放送局がジャッジの採点に対して何等かの影響力を行使していると本気で思っている人がいるということなのか・・・。

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Sunday, August 06, 2006

Star Wars Saga

【8月6日特記】 今日WOWOWは『スターウォーズ』特集である。朝から晩までスターウォーズ一色。

朝8時台からまず4、5、6をやって、その後1、2、3。それからもいっぺん4、5、6。終わるのは明日の早朝4時台である。

実は僕は『スターウォーズ』の最初のシリーズ(今で言う『エピソード4、5、6』)は全く見てなくて、以前WOWOWで連続3本建てで放送したときに一気に観たのである(その後、1~3は映画館で観ている)。

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Saturday, August 05, 2006

A Collaboration

【8月5日特記】 あまり詳しく書くわけには行かないが、今、某大学の教授とある種のデジタル・コンテンツに関するコラボレーションができないか話し合いを始めた。

とりあえず1回目は先生のマーケティング論を伺い、2回目は我々TV側の状況を説明したのだが、なんと言っても我々が扱っている商品の特殊性を理解してもらうのが大変である。

他の商品にならすんなり当てはまる常識なり学説なりが、僕らの扱っているテレビ番組やCMや、それらに付随するさまざまなコンテンツには却々しっくりと収まらないのである。

しかも、それに加えて総務省やネットワークという縛りもある。

いろいろ説明をして行くと、最後には先生もちょっと目を白黒させ始めたように感じた。

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Monday, July 31, 2006

テレビマンユニオンニュース No.587

【7月31日特記】 テレビマンユニオンニュースという会報がある。制作プロダクションであるテレビマンユニオンが2ヶ月に1回発行しているA4版16ページの冊子(ったって綴じていないので、まあ新聞みたいな作りである)。

テレビマンユニオンと仕事上のお付き合いができるといつの間にか送ってもらえるようになる。これ、しかし、ユニオンのメンバー以外に何人の読者がいるのだろう? かなりの数になると思うのだが、無料なのである。多分投資であると割り切っているのだろう。だから、これはテレビマンユニオンから我々へのメッセージであると心得て心して読むようにしている。

中味は毎回ものすごく充実している(もちろん一般視聴者向けの内容ではないが)。時々理屈に走りすぎているかなと感じることもあるが、一様に面白い。特に重延会長が書かれた記事はしばしば大きな感銘を受ける。まさに眼から鱗が落ちるとはこのことだと思うような大きな「気づき」を与えてくれることもある。

だが、全般に難しい。だから、気力が充実して頭脳が冴え渡っている時しか読めない。それで今ごろ「May.31 2006 No.587」を読んでいる訳だ。もう少し体調が良い時に読もうと先送りにしているとついついこんなタイミングになってしまうのである。

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Sunday, July 30, 2006

関西映画事情

【7月30日特記】 ある程度予想していたことだが、転勤で東京から大阪に戻って映画鑑賞の環境は目に見えて悪化した。

今日も『佐賀のがばいばあちゃん』でも見ようかと思ったら、(まあ封切りからかなり時間が経っているから仕方がないけど)大阪市内ではやっていないのである。

「この映画を見逃すわけには行かない」と思っている映画なら少しぐらい遠くても面倒でも足を延ばすが、「~でも見ようか」という程度の映画に関しては、こんな具合では見過ごしてしまう可能性が非常に高くなってしまう。

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Thursday, July 27, 2006

映画『ハチミツとクローバー』2

【7月27日特記】 確か昨日の朝日の夕刊(だったと思うのだが)にハチクロの映画評が載っていた。

正確に引用しようと思ったのだが、家中探しても昨日の夕刊だけが見つからないので不確かな記憶で書くしかない。

記事は前半で適当に褒めた後、映画『NANA』と比較して、NANAは性的な関係を描いているけどハチクロはそれを描いていない、その点でNANAより劣る──というような論旨だった。

うーん、こういう批判、ありがちなんだけど、違うと思うんですよ。

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Monday, July 10, 2006

東京映画生活総括

【7月10日特記】 首都東京という映画館立地上の好条件と、暇で気楽な単身赴任という生活環境のおかげで、この2年間に98本の映画を観ることができた。

うち東京で観たものが85本、帰省して大阪で観たものが12本、同じく神戸で観たものが1本である。

映画館での一般公開を観たのが92本、試写会という形で観たのが6本である。

外画は22本、邦画は76本であった。

もっとも、『エリ・エリ レマ サバクタニ』は2回観ているので、延べ回数にすると東京・映画館・邦画がそれぞれ1回ずつ増える。

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Thursday, June 22, 2006

よくぞ挑んだと言える意欲的なコピーではあるが・・・

【6月22日更新】 今放送中のサッポロ雫「生」の15秒CM(「雫な顔」篇)を見ていて思ったことがある。

宮藤官九郎が出ていて、彼の台詞があってナレーションが続いて、最後にもう一度宮藤がカメラ目線で「演技じゃないってば」と言う、あのCMである。

宮藤官九郎はもちろん役者でもあるが、そんなに巧い役者ではない。僕にはあの「演技じゃないってば」が演技にしか見えないのである。

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Wednesday, June 21, 2006

映画の招待券を考える

【6月21日特記】 今日、映画『ゆれる』の招待券をもらった。嬉しい! でも、別に「くれ」と頼んだ訳でもなく、「見たい」と宣言した訳でもない(ま、このブログには書いていたけど)。実は『初恋』も『ダ・ヴィンチ コード』も『THE有頂天ホテル』もタダ券で観た。こういう業界にいるとそういうことはよくある。

社外の人から僕が直接もらうことはあまりない。ウチの会社の誰かが「何枚かもらったから1枚(2枚のこともあるが)どうぞ」というケースもあれば、「1枚(2枚)もらったけど自分は観る気がないのでどうぞ」ということもある。そして、不思議なことに、それは僕が観ようと思っていた映画であることが多い。いや、僕にくれた人は「あいつが好きそうな映画だ」と思ってくれたのかもしれない。

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Thursday, June 15, 2006

CX『ザ・ヒットパレード・渡辺晋物語』2

【6月15日追記】 昨日の記事で書き漏らしたこと1つ──スマイリー小原について。

この番組には、昨日の記事で触れた人以外にもたくさんのスターやアイドルが登場した。

クレージーキャッツハナ植木以外のメンバー={谷啓桜井センリ石橋エータロー犬塚弘安田伸}。「ロカビリー3人男」のうち山下を除く2人={平尾昌晃(若い人のために書いておくと後に歌謡曲の大作曲家)、ミッキー・カーチス}。ザ・タイガース={沢田研二(ジュリー)加橋かつみ(トッポ)岸部修三[現・一徳](サリー)森本太郎(タロー)瞳みのる(ピー)}。キャンディーズ={伊藤蘭(ラン)田中好子(スー)藤村美紀(ミキ)}などなど。

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Wednesday, June 14, 2006

CX『ザ・ヒットパレード・渡辺晋物語』1

【6月14日特記】 ちょっと仕事上の必要もあって録画しておいたCX『ザ・ヒットパレード 芸能界を変えた男・渡辺晋物語』をようやく観た。5/26(金)27(土)の放送だから随分長い間ほったらかしにしておいたものだ。

業界人の中には見て貶している人もいたが、僕は却々良かったと思う。そして、いやあ、フジテレビにやってもらって良かったなあと思う(これ読んでてこの意味するところを読み取れる人が何人いるか疑問だが・・・。でも、これ以上書けない)。

単なる渡辺晋・美佐夫妻の成功物語なら見なかった(いや、「仕事上の必要」のため見るには見ただろうが、こんなにも楽しめなかった)だろう。

まず感じたのは才能(の持ち主)のある(いる)ところに才能(の持ち主)が集まるということである。この番組の中には僕が尊敬する、あるいは敬愛する、少なくとも一目置いている先哲たちがたくさん登場している(以下【 】内はこのドラマの中での配役)。

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Tuesday, June 13, 2006

NHKを見ていてふと思った

【6月13日更新】 NHKの人はTVを見ないのだろうか? 民放の番組と比べて明らかに時代遅れでダサイ演出が目立つ(例えば、バラエティにおける司会者の進行コメントなど)。見ていて時々恥ずかしくなってくる。

その点、民放の人は他局の番組を非常によく見ている。だから、他局の番組を部分的に(時にはほとんど全面的に)パクッた番組が多い。

しかし、そういう番組を見ていても感心するばかりで恥ずかしくならないのは、僕もまた民放の汚れた湯にどっぷり浸かっているからなのだろうか?

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Tuesday, June 06, 2006

泣いた映画(as of Jun.2006)

【6月6日特記】 先日「泣いた映画」というタイトルの一文をHPのほうに再掲したのだが、その後少し増えて生涯で7本になった。

  1. 『ソルジャー・ブルー』(ラルフ・ネルソン監督、1970年)
  2. 『あゝ野麦峠』(山本薩夫監督、1979年)
  3. 『クール・ランニング』(ジョン・タートルトーブ監督、1993年)
  4. 『フォレスト・ガンプ 一期一会』(ロバート・ゼメキス監督、1994年)
  5. 『トニー滝谷』(市川準監督、2005年)
  6. 『タッチ』(犬童一心監督、2005年)
  7. 『嫌われ松子の一生』(中島哲也監督、2006年)

上記の年号は製作年/公開年ではなく僕の鑑賞年である。TVやDVDで観たものは含めていない(もっとも、TVやDVDで泣いたことはないが)。

また、ここで「泣いた」と言うのは「涙が溢れて頬を伝って流れた」という意味に定義している。目がウルウルしても、睫毛が多少湿っても、表面張力が破れて涙が零れなければ「泣いた映画」には含めていない。

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Thursday, May 25, 2006

消えるタレント

【5月25日特記】 

「あのタレント最近見ないねえ」
「ホント、一時はあんなに出てたのに。最近どうしてるんですかねえ」
「うん、一体どこ行っちゃったのかねえ」

僕らは会社でそういう会話をしょっちゅうしている。が、その表現は実は公平ではない。タレントがどっかへ行っちゃったのではなく、テレビが彼らを置き去りにした、つまり使わなくなったのである。

彼ら(の芸風)はちっとも変わっていない。むしろ変わったのはTV局なのである。いや、あるいは彼らは彼らなりに変わった、つまり進歩したのに、それが視聴者やTV局が流れて行った方向と少しずれていただけで、要するに不運としか言いようがないのかもしれない。

置き去りにしたTV局が薄情なのか、あるいはTV局は世間のニーズに従ったまでのことなのか、いや、そもそもTV局が視聴者に迎合しようとすることが悪なのか。

飽きられたタレントの、流行に沿って変われなかったタレントの力量に問題があったのか、いや、そもそもフラフラと浮気な一般大衆が愚かなのか。

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Wednesday, May 24, 2006

はてしないトイレ談義(番外編)

【5月24日特記】 5/13の記事「映画『間宮兄弟』1」に頂いた朱雀門さんのコメントに「中盤を過ぎたあたりから不覚にも膀胱がキリキリしてしまった」という下りがありましたが、実は僕も『博士の愛した数式』を観た時に同じ思いをしました。で、僕の場合は辛抱しきれずに途中で抜けました。

何を隠そう僕はトイレが近いのです、大なり小なり。つまり、うんこもおしっこも。トイレに行きたくて死ぬほど悶え苦しんだ経験も数多くあるのですが、今回はその中でも極め付きの体験談を披露します。

さて、何を隠そう僕はトイレに関する文章をいくつかHPのほうに掲載してます(「はてしないトイレ談義」「続・はてしないトイレ談義」)。今回何故HPのほうではなくブログのほうに書いているかと言えば、あっちは一応「ことばにまつわるエッセイ」。今回はことばとは関係のない、純粋なる尿意との戦いの話だからです。

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Friday, May 12, 2006

五輪選手に尊敬の念

【5月12日特記】 「JOCスポンサー感謝の集い」に行ってきた。トリノ五輪の入賞者40人のうち35人の選手、JOC役員及び関係者、そして五輪のオフィシャル・スポンサーの集いである。

ウチは「JOCスポンサー」でも「ワールドワイド・パートナー」でもないが、在京・在阪の民放は協賛金を支払っている関係で呼んでもらえるのである(その額自体は大したことない。もっとも、それとは別に巨額の放送権料を各キー局が支払っているのだが・・・)。

もちろん僕なんぞは単なる枯れ木も山の賑わい、パーティにおいては壁の花である。

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Wednesday, May 10, 2006

ハリウッドとは異なる文法

【5月10日特記】 ここ何年か韓国映画の公開が非常に多い。映画館に行けば予告編の中に必ず1本は韓国映画が含まれている気がする。ところが僕は韓国映画を1本も観たことがない。なんか食指が動かないのだ。

もちろん観たこともない韓国映画をここで貶そうというつもりはない。

ただ、ふと思ったのだが、これだけ多くの韓国映画が封切られると、どこかの国の映画の公開が減っているのではないだろうか? シネ・コンのおかげで“小屋”の数が増えているのは確かだが、それにしても韓国映画の増え方に追いついてはいないのでは? そのあおりを食ってどこかの国の映画が減っているのではないだろうか?

そこではたと気づいたのだが、そうだ、長いことイラン映画を観ていない! 予告編さえ見ていない気がする。

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Sunday, May 07, 2006

GWアクセス解析

【5月7日更新】 僕のHPは土日祝日になると人が来なくなる。特にGWともなると来訪者は激減する。それに対してどうだ、この連休中ずっと、ブログのほうには普段の5割増しのアクセスがあるではないか!

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Sunday, April 02, 2006

ワンセグ携帯考

【4月2日更新】 昨日からワンセグの本放送が始まっている。実は今日ヨドバシカメラにワンセグ携帯を見に行ったのだが結局買わなかった。4万円前後という値段はともかく、分厚すぎるので逡巡してしまったのである。

でも、考えてみたら何年か前に見た試作機よりは少しスリムになっていたみたいだし、今世紀になったばかりの頃メーカーの開発担当の人が「どうしてもスリッパぐらいの大きさになってしまう」とぼやいていたのから比べれば長足の進歩、大幅小型化である。

この手の機械はこういう仕事についている僕らが率先して買うべきである。遅くとも、もう少しだけ薄くなったら必ず買うことにしたい。

もっとも、ワンセグ携帯が売れても、あるいはそれでTVを見る人が増えても、我々TV局は直接的には一銭の儲けにもならないのだけれど・・・。

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Sunday, March 12, 2006

Give us a minute

【3月12日更新】 洋画を見ると英語の勉強になる。1作見れば少なくとも1回は驚き、1つは馴染みのなかった表現が身に付く。もっとちゃんと聞き取れればもっと驚いてもっと身に付くのだが、今の僕はそんなペースである。

昨日も『クラッシュ』を観ていて、「うーん、なるほど」と思ったところがあった。

グラハム(ドン・チードル)、リア(ジェニファー・エスポジト)、フラナガン(ウィリアム・フィットナー)の3人が話をしていて、フラナガンがリアに(グラハムと)「2人だけにしてくれ」と言うシーン。

日本語字幕は上記の通りなのだが、その時に使われた英語は"Give us a minute"。英語の台詞と邦訳の字幕を照らし合わせてみればなるほどと思うのだが、例えば僕が同じシチュエーションで誰かにそう言われたら、その場を去るどころか、「は? どうかしました? どうぞゆっくり考えてください」などと言ってしまいそうだ。

us が誰を指しているかがポイントなんだよなあ。うーん、なるほど。早速どっかで使ってみたくて仕方がない。

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Friday, March 10, 2006

随想:日本アカデミー賞

【3月10日特記】 今週の月曜日にLAで行われたアカデミー賞授賞式の陰に完全に隠れてしまったけれど、実は先週の金曜日に日本アカデミー賞の発表があったんですね。ええ、当てにはしてませんけど何を選んだのか興味はありました。

で、最優秀作品賞に選ばれたのが『ALWAYS 三丁目の夕日』──この映画、何度か観ようと思ったのですがすんでのところで止めました。思えば知らず知らずにそういう臭いを嗅ぎ取っていたのかもしれませんね。

いや、今日は日本アカデミー賞の悪口にならないように書こうと思ってます。多分この映画も、観れば「良かった」と思うと思うんです。でも、日本アカデミー賞というのは僕がなかなか映画館に見に行こうという気にならない映画を選んでくれる賞なんです。29回の歴史の中で、僕が映画館で観た優秀作品賞受賞作は3本しかありません。

日本アカデミー賞のHPを見れば、この賞の母体となっている「日本アカデミー賞協会」が松竹・東宝・東映・角川及び日活の社員を中心とする、言わば映画関係者互助組合みたいな存在であることが判ります。全審査員(=全協会員)4,407名中、この5社の社員だけで1,362人を占めています。だから、小さな制作/配給会社や独立プロの作品はそう簡単に選ばれるべくもありません。

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Sunday, March 05, 2006

映画出資と回収のシステム2

【3月5日追記】 昨日の記事ではわざと辛うじて儲かるケースを想定したのだが、バカ当たりした例を考えてみようか。

他の想定は全部そのままで、観客動員を70万人から310万人に変更すると興行収入は40.3億円となって、昨年で言えばトップ5に入ってくる。

この場合、たとえ2次利用による収入がゼロであったと想定しても、製作委員会には13億円強が戻ってきて、10%の5,000万円出資した我が社には1億3千万円強が配分されることになる(つまり、8,000万円以上の儲け)。

2次利用による配分が昨日の例と同じだと想定すると委員会の総収入は¥1,594,094,500、我が社の配分はその1割の1億6千万弱となって、1億円以上の利益が出る訳だが、310万人も動員した映画であれば2次利用がこんなに少ないはずがないので、実際にはもっとボロ儲けになる。

しかし、昨年の例を見ても判るように、こんなにバカ当たりする映画は1年間に片手で数えられるくらいしかない。

そういう例を夢見て、各社は映画に出資するのである。出資した作品の大半は赤字かせいぜい少しの黒字。そしてたまにバカ当たりした時に一気に収益率を回復する。

昨日も書いたが、映画出資とはそういう博打なのである。

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Saturday, March 04, 2006

映画出資と回収のシステム1

【3月4日特記】 最近いくつかの業界紙に2005年の映画興行収入のベストテンが載っていた。昨年は邦画がものすごく好調だったようだ。

興行収入の1位は断トツで『ハウルの動く城』の196億円。2位から4位までの『劇場版ポケットモンスター』『交渉人 真下正義』『NANA』が40億円超。5位から7位までの『容疑者 室井慎次』『電車男』『ALWAYS 三丁目の夕日』までが30億円超。その後『北の零年』『ローレライ』と続き、第10位の『星になった少年』でも23億円もある。ちなみに1位から10位までの合計額は502.9億円に上り、2005年の日本映画全体の興行収入817億円の61.5%を占めている。

邦画好きの方なら既にお気づきかと思うが、上記の10本のうち5本がフジテレビの、残る5本のうち4本もそれぞれ日テレ(2本)・TBS・テレ朝の製作または出資である。

ここまで読んで、「ふーん、TV局も映画で随分儲けているんだ」と思った方は多いだろうが、果たして皆さんは映画に対する出資と回収のシステムについてどれほどご存知だろうか?

ここでは「製作委員会方式」の出資についてちょっと解説してみたいと思う。ただし、以下で展開している例においては随分乱暴に数字を設定した部分もあり、必ずしもこれが典型的であるとは言えないので、その点だけお含みおき頂きたい。

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Thursday, February 09, 2006

2回以上映画館で観た映画

【2月9日特記】 えっと、昨日の記事の続きなんですが、同じ映画を2回観るのは実に久しぶりです。

僕が映画館で2回以上観た映画は全部で9本。
以下、タイトル(初回鑑賞年、監督)です。

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Monday, January 16, 2006

その台詞がリアリティを台無しにする

【1月16日特記】 「見ている人に説明するために登場人物に台詞を言わせてはいけない」というような趣旨のことを僕はあちこちに書いているわけだが、今日NTTタウンページのテレビCMを見ていて、「そう、例えばこれだ」と思った。

(もしこのCMが関東地区でしか流れていないものだったら非常に申し訳ない。多分それ以外の地域の人にはイマイチ実感がつかめないだろうから)

今流れているシリーズはペーイチとページの兄弟ものである。なぎら健壱が扮する兄・ペーイチとピエール瀧が扮する弟・ページが登場する。

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Saturday, December 17, 2005

暖房機欠陥告知CM

【12月17日更新】 松下電器の暖房機に欠陥が見つかったらしく、その回収を呼びかけるCMが今流れている。聞けば松下は全ての電化製品のCMをこの告知に差し替えたらしい。

そういう対応ができるところがさすが松下だが、残念なことにカット数が多すぎて型番が認識しづらい。

今15秒CMで10カット以上というのはごく普通で、中には15カットを超えるものまである。1秒未満のカットは全然珍しくない。クリエイターが皆そういう作り方に慣れてしまっているのである。

この松下の告知は15秒で6カット。型番が映っている秒数はもう少し長くする必要があったのではないだろうか?

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Wednesday, November 23, 2005

『ALWAYS 三丁目の夕日』は見ない

【11月23日特記】休日なので映画でも見ようかと思ったが、見たい映画が1本しかなかったので、とりあえず今日はやめておいた。

世間の評判にかかわりなく、あまり見る気にならない映画というものが誰にでもあるのではないだろうか。僕にとっては例えば、今上映中のものでは『ALWAYS 三丁目の夕日』。

いや、この映画を貶そうと言うのではない。さすがに見てもいない映画にケチをつけるような真似はしない。ただ、見る気にならないのである。

もちろん、僕を見る気にさせないような映画はやっぱりダメな映画だなどと言うつもりもない。今ここでは映画の評価に焦点を当てて書こうとしているのではなくて、僕の傾向について書こうとしているのだ。

※ 何をクドクド書いているのかと訝っておられる読者の方もあろう。
自分でHPやブログを運営している人にしか解らないかもしれないが、ネットというのは実に恐ろしい世界で、ここまでくどく書いておかないと(いや、ここまでくどく書いていても)早とちりして激烈な抗議メールを送って来られる方がおられるのである。

まず僕は、素直な映画、ベタなストーリーよりも1回ひねったもの、むしろ捻れたもの歪んだものを好む。

それから、観た人の感想や宣伝文句のトップに「泣いた」とか「泣ける」とかいうフレーズが来るものはちょっとご勘弁である。「もうちょっと他の感慨はないんかい?」と思ってしまうのである。

いや、泣いたって構わないよ。でも、泣くだけかい?あるいは、泣くことがトップなのかい?と思ってしまう。かく言う僕も中学生の時に『あゝ野麦峠』を見て泣いたりしたのではあるが、そういうのは中学・高校くらいでもう良いかなという感じ。

世の中にはひたすら「泣ける小説」や「泣ける映画」を追い求めている方もおられるようだが、僕からすれば、それはとても不思議な嗜好である。

さらに僕は、現代の作家による現代を舞台にした物語を好む。

だから、邦画好きではあるけれど、黒沢も小津も溝口もほとんど見たことがない。昔に作られた映画を見る暇があれば、最近公開された映画のほうを見たいと思う。昭和30年代を舞台にした映画よりも平成10年代の映画のほうが好きだ。時代劇となるとなおさら見ない。

「何故現在を描かないんだ、と思ってしまう」とある人に言ったら、「過去の時代を借りて現代を描いているのだ」と反論されたのだが、ふーん、随分と面倒な手法だなあと思ってしまう。

時代劇でありながら、登場人物が紛れもない近代的自我の持ち主で、考え方や行動パタンが全く現代的であったりする映画や小説もある。そういうのに出くわすとなんだかがっかりである。

そんな時代劇よりも、北野武の『座頭市』みたいに下駄はいてタップ踊ってる奴がいたり、宮藤官九郎の『真夜中の弥次さん喜多さん』みたいに、さっきまで江戸の長屋だったのに突然2人がバイクで高速を走っていたりする映画のほうが好きだ。

てなことと照らし合わせるとご理解いただけると思うのだが、『ALWAYS 三丁目の夕日』というのは僕が却々見る気にならない映画なのである。

とは言え、この映画、世間の評判は頗る良い。三浦友和と薬師丸ひろ子が出演しているのにも惹かれる。だから、1年か2年後に WOWOW が放送したらきっと見ると思う。もし WOWOW が放送してくれなかったらDVD借りてきてまで見るかどうかは、今のところなんとも言えないけど・・・。

もうひとつ、今上映中の映画では『カーテンコール』も見る気にならない。ベタな感じの監督ということもあるが、佐々部清という監督の作品はなぜだかどれも見る気にならない。

僕の周りに佐々部清を褒める人がいない。僕が鑑賞眼を信頼している人たちは佐々部作品をたいてい貶す。だから、僕も見る気にならない。

思い切って見てみたら本当は驚くほど良い映画であるかもしれないのに、そういう風にして、僕は多くのチャンスを失っているのである。そういう風にして(下卑た表現だとは思うが)「損をしている」のである。

なあに損をしたって構わないさ。僕は勉強のために映画を見ているのではなく、趣味・娯楽の類で見ているに過ぎないのだから。

世の中には「絶対面白いから見て」などと薦めてくれるひとがいる。これも大いに不思議。僕は訊かれれば「僕はものすごく面白かったけど、これこれの志向の人にはキツいかもしれない」とか「○○とか××(映画の題名)を見て面白かった人なら気に入ってもらえると思うけど」などと答える(もちろん、映画に対する感性が自分に近いと知っている人に対しては、もっと油断した言い方するけど・・・)。

他人に見ろとも見るなとも言う気はない。誰にでも、見る気にならない映画はあるだろう。ただそれだけのこと。

最後にもう一度書くと、この記事は映画の評価に関するものではなく、僕の傾向に関するものである。

こう書いてもどうしても自分の好きな映画や監督を貶されたと感じて気分を害する人のためにもっと解りやすく書くと、要は僕が1800円+電車賃を使って映画館まで足を運ぶかどうかの傾向について書いたものである。

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Sunday, November 06, 2005

さすが新宿、さすが日本

【11月6日更新】 昨日『TAKESHIS'』を観に行ったときのこと。

上映前に注意事項が出るじゃないですか。携帯の電源OFFを中心とした、どこの映画館でも似たり寄ったりのやつ。

で、見てたら最後の1行に「椅子の上に立ち上がったり、前の椅子に足を載せたりしないで下さい」とありました。さすが新宿は凄い!

ほんで、上映が始まったら、僕の列の左のほうで大いびきかいて寝始めた人がいたんです。すると、斜め前に座っていた兄ちゃんが突然立ち上がって振り向き、身体を傾け手を伸ばして「おいっ!」と小突いたんです。さすが新宿は凄い!

でも、暫くしたらまた大いびきが聞こえてきました。

今度は「おいっ、表へ出ろ!」みたいなことになるのかなと思ったのですが、前の兄ちゃんも諦めたみたい。

結局その人、ほぼ2時間いびきかきっぱなし。1800円払って寝る人がいるなんて、日本は金満国家のようです。

逆に諦めた兄ちゃんのほうは、1800円をフイにしてまで喧嘩したくはなかったみたい。さすが、成熟国家日本の国民です。

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Sunday, October 16, 2005

差別ネタを考える

【10月16日特記】DVD"SATURDAY NIGHT LIVE 25 YEARS of MUSIC"vol.1-3 を見終わった。

見終わってつくづく感じるのは、なんでこんなヤバいジョークがTVで罷り通るのだろう?という単純な疑問。そもそも米国では人種ネタ・ギャグはスタンダップ・コメディアンの定番であると聞く。やはり日本と米国の国民性の差なのだろうか?

代表的なものを以下に列挙する。

1)アンディ・カウフマンの移民キャラ(vol.1)

移民の喋るブロークン・イングリッシュを茶化したネタ。この部分の英語だけ一語残らず完璧に聞き取れる自分が情けない。

しかし、このネタ、日本のTVでできるかなあ? 日本に移民はほとんどいないので、(合法・不法を問わず)長期滞在中の外国人が喋る日本語をネタにする訳だが、まあ、やりようによるか。

2)天才女性ロックシンガーにして詩人のキャンディ・スライス(vol.1)

ギルダ・ラドナー扮するロックスター、キャンディ・スライスが、ジョン・ベルーシ扮する大物レコーディング・エンジニアのフィル・マローンをスタジオで6時間半も待たせたところからコントは始まる。

マローンが怒る。「何様のつもりだ!? ジミ・ヘンドリックスだって俺を待たせなかった。ジム・モリソンだって待たせなかった」「じゃあ、ジム・クロウチは?」「あれは飛行機のせいだ」

ジム・クロウチが飛行機事故で死んだのは有名な話。なんというブラックなジョーク!

これ、日本でできるかな? その後、キャンディ・スライスが到着すると完璧なドラッグ漬けで全く役に立たないというシーンが続いてるし、多分無理。

3)Canon 製カメラのCMのパロディ"Kannon"(vol.2)

盲目のスティービー・ワンダーでも写せる(Even Stevie Wonder can use it)というコンセプト。そう言えば vol.1 にも耳の聞こえないベートーベン(ジョン・ベルーシ)をバカにしたようなシーンがあったが、その手のネタではこの vol.2 が一番ひどい。

まず、スティービーがプロ・テニス選手のジョン・ニューカムを写す。眼が見えないので手探りでカメラを掴むところから始まる。いつものようにスティービーがにやけながら首を左右に振ってカメラを構えてニューカムを狙うのだが、あらぬ方を向いているためにほとんどちゃんと写っていない。もちろんピントも合っていない。

今度は交代してニューカムがテニスをしているスティービーを撮るのだが、何度ボールが来ても完全にずれたタイミングでずれた空間をスウィングするスティービー。

So simple - anyone can use it ──最後にスティービーがそうコメントする。

客は爆笑。

しかし、これ、スティービー・ワンダー本人が演っているところが凄い!と言うか、だからこそ笑えると言うか、そこがせめてもの救いになっていると言うか・・・。

これ、日本でできるかなあ? いや、絶対にできない。知り合いに眼の不自由な人など全くいない人も含めて、多くの視聴者から苦情が殺到して、制作担当者は処分されるだろう。

4)フランク・シナトラとスティービー・ワンダーによる Ebony & Ivory (vol.2)

古い曲なので Ebony & Ivory を知らない若い人たちのために書くと、ebony は黒檀つまり漆黒、ivory は象牙色、これをピアノのキーボードに並ぶ黒白の鍵盤になぞらえて、黒人も白人も仲良くやろうよというメッセージ・ソングで、1980年代前半にポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーのデュエットで大ヒットになった。

これに目をつけたフランク・シナトラ(扮しているのはジョー・ピスコポ)がスティービー(扮しているのはエディ・マーフィー)を迎えてその第2弾を録音しようとするコント。

まず、シナトラがエスキモーを茶化したような歌詞を提案する。スティービーが「それはエスキモーに失礼だ」と反論するのだが、シナトラは「奴らはレコードを買わん」と一蹴。

──危ねえネタ。ところで、最近TVではエスキモーと言わず(彼らの自称である)イヌイットという単語を使う。が、このDVDではしっかりエスキモーと言っている。この時代は許されたのか、あるいは「頭の固い差別主義者のフランク・シナトラ」という演出か?

日本語の字幕だけが「イヌイット」になっているところがなんだか間抜けではある。

続いて、じゃあ一緒に歌おうということになって、シナトラが歌う。曰く、「リンカーンは偉かった 黒人奴隷を解放したから」。

その後「お前は黒人で俺は白人 お前は眼が見えないけど俺は見える」。Negro なんていう差別用語も織り込んである。「手に手をとって力を合わせよう」などと言わず 「喧嘩はやめようぜ(Let's not fight)」と歌ってる。

黒人差別というのは日本人にはよく解らない感覚なのだが、これを現に日本にある他の差別に置き換えてTVでコントができるかと言えば、まず無理だね。

vol.3 にはほとんどヤバいネタはないので、あるいは80年代前半ならではのことで、今は米国のTVでもここまでのことは許されないないのかもしれない。しかし、これだけ並べて見て、やっぱり日本と米国の間には明確な国民性の差があるような気がする。

散々茶化されたフランク・シナトラにしても、たまたま出会ったジョー・ピスコポに対して「お前は面白い奴だ」と笑っていたというではないか。そして、スティービー・ワンダーは自ら盲人をコケにしたコントに出演しているし・・・。

僕にとっては、日本のTVは差別ネタに関して時として神経質すぎることがあって少し窮屈だと感じることがある。しかし、一方でこのDVDのようなネタを平気でやってゲラゲラ笑っている感覚も理解しがたい。

ただ、フランク・シナトラのように茶化されたことを笑って聞き流す神経も少しは必要かなとは思う。考えてみれば、茶化されても笑って聞き流すという行為は、僕らが職場でしょっちゅう(ある時は攻めに回り、ある時は守りに追い込まれ)やっていることだ。

皆さんの会社ではそんなことないのかな?

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Wednesday, October 05, 2005

ケロロ軍曹が出てくる

【10月5日更新】 Amazon の画面にケロロ軍曹が出てくるのである。

ご存知の方も多いと思うが、Amazon で購入したことのある人がHPを開くと、「こんにちは○○○○さん」というメッセージとともに、HPを見ている人に対する「おすすめ商品」が羅列される。クッキーの働きと、どこかのデータサーバに蓄積された僕の検索・購入履歴とを組み合わせた芸当である。

で、最近必ずケロロ軍曹が出てくるのである。だけど僕は別にケロロ軍曹のファンではない。

確かに、一時『ケロロ軍曹』がウチで放送するアニメの候補に挙がったことがあって、その際にはコミックスの4巻まで読んだし、正直言って面白かった。だが、結局今ではウチではない別の系列の局で放送されているし、その放送を僕は1回も見たことないしコミックスの5巻以降も読んでいない。

にもかかわらず何で僕へのお薦め商品の中にケロロ軍曹のCDが混じってくるかと言えば、それは鈴木さえ子の15年ぶりのアルバムを買ったからだ。そして、たまたまそれが『ケロロ軍曹』のサウンドトラック(パッケージには「サウンドケロック」と書いてあるけど)だったからに過ぎない。

重ねて言うが、僕は鈴木さえ子のファンではあるが、ケロロ軍曹のファンではない。だから、同じく鈴木さえ子の作品である『サウンドケロック2』を紹介してくれるのは良いが、それ以外のケロロ軍曹は余計である。

コンピュータがいくら賢いといっても、そこまでは見抜けないのであった。

買ったCDはまだ一度も聴いていないけど鈴木さえ子ファンの間ではすこぶる評判が良い。
なので『サウンドケロック2』は買うかも。

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Sunday, September 25, 2005

日本アカデミー賞とキネマ旬報ベストテン

【9月25日更新】 映画の記事を書くときに僕がいつもキネマ旬報ベストテンを引き合いに出すのは、それが日本映画界で最高に権威のある賞だと思っているからではなく、僕自身の感性に最も近いと思っているからだ。

例えば日本アカデミー賞は僕にとってなかなか納得が行かない賞である。

とは言え、キネ旬と日本アカデミー賞は微妙にずれてはいながらも、そんなに遠く隔たった評価を下してきた訳ではない。少なくとも2年前までは。

日本アカデミー賞の第1回(1978年)から第26回(2003年)までの「最優秀作品賞」を並べてみると、それら全てがキネ旬ベストテンに入選した作品である。キネ旬の1位と一致したケースも少なくなく、一番近いところでは第26回(2003年)の『たそがれ清兵衛』がそうである。

その直前5年間(第21~25回、1998~2002年)を比べてみても、アカデミーの最優秀賞は順番に『もののけ姫』、『愛を乞うひと』、『鉄道員(ぽっぽや)』、『雨あがる』、『千と千尋の神隠し』であり、それらの作品はキネ旬ではそれぞれ第2位、第2位、第4位、第9位、第3位にランクされている。

逆にキネ旬のほうを見てみると、当該年のベストワンはそれぞれ『うなぎ』、『HANA-BI』、『あ、春』、『顔』、『GO』である。これらの作品はアカデミーでは最優秀には選ばれなかったものの、5作品選ばれる「優秀作品賞」には『あ、春』を除く4作品が入っている。

微妙に違うとは言え割合近いものではあったのである。

それがおかしくなったのが2004年と2005年である。

第27回(2004年)のアカデミー最優秀は『壬生義士伝』。キネ旬では第24位である。他4つの優秀作品は『阿修羅のごとく』、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、『座頭市』、『スパイ・ゾルゲ』で、それぞれキネ旬では第5位、第26位、第7位、第17位である。

因みに、その年のキネ旬の1~5位は『美しい夏キリシマ』、『赤目四十八瀧心中未遂』、『ヴァイブレータ』、『ジョゼと虎と魚たち』、『阿修羅の如く』であって、アカデミーの評価とは大きく異なっている。

翌年第28回(2005年)も見てみよう。アカデミー最優秀は『半落ち』。キネ旬では第22位である。他4つの優秀作品は『隠し剣 鬼の爪』、『スウィングガールズ』、『世界の中心で、愛をさけぶ』、『血と骨』で、それぞれキネ旬では第5位、第7位、第26位、第2位である。

同じくその年のキネ旬の1~5位は『誰も知らない』、『血と骨』、『下妻物語』、『父と暮せば』、『隠し剣 鬼の爪』である。第27回ほどではないにしろ、両者はかなり食い違っている。

日本アカデミー賞には独立系のプロダクション作品は選ばれないということは割合はっきりしているが、それにしてもこのテーストの違いは何なのだろう。特にこの2年間の大きな乖離は?

こうなると、どっちかがおかしくなってしまったと言わざるを得ないのではないか?

いや、別にどっちかの賞を悪し様に書きたい訳ではない。2つの賞はこんなに指向が違っていて、僕にはキネマ旬報のランキングが肌に合うということだけである。

【註】

映画には制作年、公開年、受賞年の3つがあってややこしい。

制作年と公開年は一致していることも多いが、秋以降に制作された作品が年が改まってから公開される例も少なくない。

そして、受賞年であるが、日本アカデミー賞は発表会・授賞式が行われた年月日に合せて第○回(XXXX年)という表記を採っている。従って、2005年の受賞作品は2004年に公開された映画である。

一方、キネマ旬報のほうは公開年が基準になっていて2005年度ベストテンは2005年に公開された作品が対象で、審査発表は2006年の1月(雑誌掲載は2月の上旬に出る「2月下旬号」)である。

この記事では日本アカデミーの選出に先に触れたので、年号は日本アカデミー方式で統一している。

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