Tuesday, January 31, 2023

さん付け記事の定着

【1月31日 記】 雑誌やウェブサイトが映画や番組の紹介記事を書くときに出演者をさん付けにするのが一般的になって来ました。僕はこれが気持ち悪くて仕方がないのです。

あちこちに何度かそんなことを書いていたら、昨日 twitter にこんなリプをしてくれた人がいます:

昔呼び捨てが基本だったのは、出演者側が視聴者に対してへりくだるという意味合いがあってのことでした。

ゆえにこの現象、謙譲の意味がわからない(どの立ち位置であろうが敬称を付ける=立ち位置の関係性すらわからない)人が増えた、そういう世の中になってきているのかなと感じます。

まさにそういうことだと思います。

先日も note に「翻訳というものは時々間違っていることがある」と書いたら、「翻訳家が間違っていると非難するのではなく、相手の立場になって考えたほうがいい」というリプがつきました。これも根っこは同じような気がします。

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Friday, January 13, 2023

ジャニーズ事務所歴代アイドル・グループ・メンバー名ゲーム

【1月13日 記】 あなたはジャニーズ事務所の歴代スーパー・アイドル・グループのメンバーをどれだけ、どの時代まで言えますか?あるいは、名前は思い出せなくても、この人はこのグループのメンバーだと識別できますか?

──これは今となっては完全に高齢者向けのゲームですが、僕はこのゲームを 20代の後半からやってきました。

僕らはジャニーズ事務所ができた頃にはすでにテレビを観ていたので、ジャニーズ、フォーリーブスの時代から知っています。ただ、ジャニーズの頃はまだ小さかったので、飯野おさみと青井輝彦(のちのあおい輝彦)しか憶えていません。

フォーリーブスの4人は当然4人ともフルネームで言えましたし、今も言えます。

そのあと郷ひろみや豊川誕らソロのトップ・アイドルが続きましたが、80年代に入ってまず“たのきんトリオ”が順にデビューします(ただし、これは後付けの愛称であってグループ名ではないですね)。そして、そのあとがシブがき隊、少年隊、男闘呼組と続きます。

僕らはこの頃からこのゲームを始めていました。僕の個人的な経験としては男闘呼組までは全員の名前をすんなり言えたのですが、80年代後半になって光GENJI が出てくると、メンバーが多すぎて7人全員の名前を憶えきることはできませんでした(名前や写真を見たら「あ、そうそう、こいつ」と思うんですけどね)。

でも、その少し前に、会社の同期に「シブがき隊のメンバーを全員言える?」と訊いたら「シブガキタイって何?」と言われて、ああ、20代男性でもすでにこういう人はいるのか!と驚いたのでした。

そう言えば高校時代、郷ひろみの全盛期に郷ひろみを知らなかった同級生がいたのを思い出しました。わりとガリ勉っぽいイメージの男子だったのですが、「え、郷ひろみ知らんの?」「テレビ見ぃひんの?」などと周りからワーワー言われて、彼は「そんなもん知らなくて何が悪い」と開き直るのではなく、顔を真っ赤にして恥ずかしがっていたのをよく憶えています。

そう言えばもうひとり同じような奴がクラスにいたのを思い出しました。同級生2人が天地真理が可愛いか可愛くないかをめぐって激論しているところを通りがかって、そのうちの1人から「なあ、天地真理可愛いよな?」と訊かれ、彼は「え、何組の子?」と訊き返したのでした(笑)

でも、そんなもん知らなくても何の問題もありません。はい、知らなくても立派に生きて行けます。ただ、僕が驚いたのは、放送局に勤めていてシブがき隊を知らない 20代男性がいるという事実でした。

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Saturday, January 07, 2023

テレビのリモコン考

【1月7日 記】 テレビのリモコンというものが世に出てきたときに、僕の伯母は「そんな便利なもんがあるんやったら、私もそれ買うわ」と言い出して、「いやいや、リモコンだけ買っても動かんよ。テレビも一緒に買い換えんと」と大笑いした記憶がある。

──なんてことを書くと、「え、テレビには昔リモコンが付いてなかったの!?」と驚く世代もいるだろう。そう、リモコンはなかったのである。

では、どうやってチャンネルを変えていたかと言うと、金庫のダイヤルみたいなやつをくるくる回していたのである。それがやがて画面の横に押しボタンが付くようになり、それがやがて押しボタンの付いたリモコンになった。

そして、かつてはテレビしか見られなかったテレビが、テレビ以外も見られる多機能の機械に進化したので、今のリモコンにはチャンネルボタンの他にプリセットボタンが付いている。

これはメーカーと機種によってさまざまで、たとえばウチのテレビには hulu、U-NEXT、ABEMA、YouTube、NETFLIX、Amazon Prime Video、TSUTAYA と、メーカーが用意したなんだかよく分からないボタンがついている。

これを変えたいのである。

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Wednesday, December 21, 2022

事実に基づいている

【12月21日 記】 昨日、映画『ラーゲリより愛を込めて』に関して、僕は物語が「事実に基づいている」ということについては何の魅力も感じないということを書いた。そのときに書き落としたことをひとつ追加しておきたい。

まず、昨日書いたことを再掲すると、

初めから書くための題材があるノンフィクション的な作品より、ゼロから作り出すフィクションのほうがむしろエライと思っている。

そもそも「事実に基づいている」からと言って、事実ではない。観客が一番感動した台詞や、クライマックスで主人公が取った行動などが脚本家による創造である可能性は低くない。

そういうことに蓋をして、事実に基づいていることを売りにする作品に対してはいつも強い拒否感を覚える。

念のために書いておくと、僕は「好きじゃない」と書いているのであって、「そういう作品があってはいけない」と書いているのではない(「お好きな方はどうぞ」という意味である)。

昨日の記事で「何の価値も認めない」と書いたのは、「そんなもの認めないぞ」という意味ではなく、単に「そういう作品に自分は価値を全く感じない」という意味である。そう「認可」の「認」ではなく「認知」の「認」だ。

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Wednesday, November 30, 2022

綾瀬はるか対長澤まさみ

【11月30日 記】 世間でそういう捉え方をしている人はあまりいないと思うが、僕は綾瀬はるかと長澤まさみをライバル視している。いや、僕が2人の女優を自分のライバルだと思っているという意味ではない(笑)

綾瀬はるかと長澤まさみがお互いにライバル関係にあると捉えているということだ。

それは2人がまだ随分若かった頃に同じ役を演じたからだ。

同じ役を演じればライバルなのかと言うと必ずしもそうではない。例えば今年の3月に舞台で『千と千尋の神隠し』の主役・千尋をダブルキャストで演じた橋本環奈と上白石萌音がライバルかと言えば、そんな感じはしないだろう。

橋本環奈が福岡の地元芸能事務所から『週刊ヤングマガジン』のグラビアを経て売れだしたのに対して、上白石萌音は東宝シンデレラの特別賞出身だ。その年のグランプリは妹の萌歌が受賞しており、イメージとしては彼女のライバルはむしろ上白石萌歌なのかもしれない。

いずれにしても橋本環奈と上白石萌音ではタイプも相当違うし、そもそも『千と千尋』をやった時には2人ともすでにかなり売れていた。だから、この舞台をきっかけにライバルというイメージが生まれたりもしなかったのだろうと思う。それに、僕はその舞台を見ていないのだから、それで2人をライバル視するはずもないし。

それに対して、綾瀬はるかと長澤まさみはともにデビューしてまだ日が浅く、名前もそれほど売れていなかった時期に『世界の中心で、愛をさけぶ』の主役を務めた。白血病で亡くなる少女・廣瀬亜紀の役だ。

その2つを僕は両方とも観た(ともに2004年)。そのことによって、僕の頭の中に「2人はライバル」という図式がしっかりと描かれてしまったのだ。

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Monday, November 28, 2022

【note】 新海誠、稲田豊史、平山瑞穂の作品から“共感”を考える

【11月28日 埋】 note に上げた記事をシェアしておきます:

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Friday, November 18, 2022

面白いものを観る

【11月18日 記】 会社をやめてから本格的に Netflix を観るようになった。最近では Amazon Prime Video も結構観ている。

そんなことを書くと、テレビよりも配信のほうが面白いという議論に持って行こうとする人がいるけれど、そんなことが言いたいわけではない。

だからと言って、いやいや、テレビもまだ捨てたもんじゃない、などと続ける気もない。

何で観るかということについては別に何の思いも持っていないということだ。

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Thursday, October 20, 2022

人物がちゃんと描けていない小説の映画化

【10月20日 記】 僕は人物がよく描けている小説が好きだ。しかし、世の中には現実に、あまり人物がうまく描けていない小説がある。

僕にしてみれば、なんでそんな本を出版するんだろう?という感じなのだが、実際そういう本でも売れるから本になるんだろう。しかし、僕はそういうのはあまり読む気にならない。

1作か2作読んでげっそりして2度と読まない作家が、僕には少なからずいる。あえてジャンル分けして言うとすれば、ミステリ系の作家に多いように思う。とにかくトリックを埋め込んでストーリーを構築することに汲々として、肝心の人物が掘り下げられていない、という感じだ。

実名を書いて、万一熱狂的なファンに噛みつかれたりするのは嫌なので、ここには名前を書かないけれど。

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Wednesday, September 14, 2022

人間の記憶

【9月14日 記】 人間の記憶というのはいい加減なもので、とりわけ自分の記憶に対して僕は信頼が持てない。

不思議なのは、必ずしも「これこれについては記憶がはっきりしない」という形ではなく、「これこれは確かこうだった」という形で記憶が定着していることが多いということだ。で、そのうちのいくつかは当然の如く間違った記憶なのだ。

自分の記憶が間違っていたということには、通常は他人から指摘されないとなかなか気づかないものである。でも、時々自分が随分前に書いた文章とちょっと前に書いた文章を照らし合わせてみて、それが食い違っているという形で気がつくことがある。当然どちらかが間違っているのである。

例えば今年の1月に書いた『浅草キッド』の記事と、先月書いた Netflix全体について書いた記事がその実例に当たる。

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Tuesday, August 30, 2022

I'm into Netflix

【8月30日 記】 最近になって Netflix をよく観るようになった。立て続けに観ている。

そもそも、最初に加入したのは山田孝之主演の『全裸監督』を観るためだった。それ以前には加入する気はなかった。

何故なら僕のドラマ鑑賞の中心は日本の作品であり、そのスケジュールは映画とテレビで目いっぱいであり、他にも WOWOW と Amazon Prime にはお金を払っており、そんな調子でどんどんサブスクリプションが増えて行ったらえらいことになると思っていたからだ。

『全裸監督』は、当時 Netflix が設けていた最初の1か月の無料期間内で全話を見終えた。そして、そこですぐに退会しようと思っていたのに、うっかり過ぎてしまい1か月分の会費を払ったが、とにかく一旦退会した。

ところが、しばらくして、これは僕は全く予想していなかったのだが、『全裸監督』第2シーズンが制作され公開されたのだ。仕方なく僕は Netflix に再入会した。

幸いなことに、退会中に僕は転居しており、登録する際の住所が変わっており、メールアドレスも前とは別のものを登録したので、再び1か月の無料期間が適用され、再び無料期間内で全話を見終わって再び退会した。

次は『浅草キッド』だ。これは内容(若き日のビートたけしの伝記)や配役もさることながら、劇団ひとりが監督を務めたということもあって是非とも見たかった。

それで3度目の入会をしたのだが、今度は住所も変わっていないのでいきなり有料もやむなしだなと思っていたのだが、どちらにしてもすでに1か月無料の制度はなくなっていた。

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