Sunday, October 26, 2008

邦画と外画の境界線

【10月26日特記】 洋画と邦画ってどこで区別するんでしょう? 何を馬鹿なことをと思われるかもしれませんが、一番最近見た映画『TOKYO!』は洋画なのか邦画なのか考え始めたら分からなくなってしまいました。

私は Microsoft Access で自分が観賞した映画のデータベースを構築しています。そこでクエリを組んで、今年観た邦画は何本とか、去年観た外画は何本とか、生涯で観た邦画/外画はそれぞれ何本などという計算をさせています。

しかし、私のデータベースのフォームには邦画/外画の別を記入するコントロールはありません。

では、どうやって計算しているかと言えば「原題」欄が空欄であれば「邦画」として、「原題」欄に何か値が入っていれば「外画」として集計するように作ってあるのです。邦画の場合はタイトル=原題だから、「原題」欄には何も書きこまないというわけです。

現在『TOKYO!』のレコードにおいては「原題」欄は空欄です。従って『TOKYO!』は邦画ということになっていますが、これは非常に恣意的な運用を許すシステムであり、私が「原題」欄に「TOKYO!」と書き込んだ途端にこのオムニバス映画は外画ということになってしまいます。

確かに3人の外国人が作った映画であることを考えると、この映画の原題は"TOKYO!"であり、その邦題が『TOKYO!』であると考えてもちっともおかしくはないのです。

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Monday, February 12, 2007

発表:日本インターネット映画大賞

【2月12日特記】 12月28日の記事にコメントがついたので、それをご覧になった方もあるでしょうが、日本インターネット映画大賞も発表になりました。僕も投票させてもらった賞です。

まあ、これも似たり寄ったりですねえ。既存の映画賞の審査員と比べると、この賞に投票したブロガーたちのほうが若い層であるということが反映されている程度。

例えば、キネ旬と比較すると、キネ旬26位の『虹の女神』がここでは第5位、70位の『手紙』が第6位、圏外の『タイヨウのうた』が第9位、17位の『時をかける少女』が第10位、圏外の『ただ、君を愛してる』が第11位と、若者受けしそうな作品が並んでます。

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Sunday, February 11, 2007

キネマ旬報2月下旬号

【2月11日特記】 「キネマ旬報」2月下旬号が発売になりました。さて、今年も去年と同じ形式で総点検してみましょう。比較の対象となるのは、今回も僕自身の2つの記事(12月23日付け1月10日付け)です。

まず、何を措いても気になったのは、僕はあまり評価していないけれどキネ旬では1位に選ばれてしまった『フラガール』がどれくらいの点数を集めたのか。

ご存じの方には余計な説明ですが、キネ旬の採点は各審査員が1位には10点、2位には9点・・・、10位には1点という形で投票します。今回の邦画の審査員は60名でした。

で、1位の『フラガール』は264点。2位の『ゆれる』が243点なので、その差は21点!
予想外の大差に驚いてしまいました。

不思議で仕方がなかったので採点表を仔細に調べてみたところ、『フラガール』に1点以上をつけた審査員が40名もいます。これは断トツです。結局多くの人に受けたというのが受賞理由なんですね。

面白いので1位から10位までの点数を「1点以上つけた審査員の数」×「1点以上つけた審査員の平均点」という形に分解してみました。こんな感じです。

  1. 『フラガール』
    264点=40名×6.60
  2. 『ゆれる』
    243点=35名×6.94
  3. 『雪に願うこと』
    213点=31名×6.87
  4. 『紙屋悦子の青春』
    209点=30名×6.97
  5. 『武士の一分』
    195点=30名×6.50
  6. 『嫌われ松子の一生』
    179点=27名×6.63
  7. 『博士の愛した数式』
    161点=26名×6.19
  8. 『明日の記憶』
    112点=21名×5.33
  9. 『かもめ食堂』
    106点=22名×4.82
  10. 『カミュなんて知らない』
    101点=16名×6.31

ちょっと目を個人賞に移してみますと、監督賞は『雪に願うこと』根岸吉太郎で11票、次点が『ゆれる』西川美和で7票、3位が『嫌われ松子の一生』中島哲也で6票。『フラガール』李相日には1票しか入っていません。

脚本賞はと言えば、『ゆれる』西川美和が16票でぶっちぎり受賞。次点が『フラガール』李相日羽原大介で6票です。

この辺りの結果は、僕としては非常に納得の行くものでした。

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Wednesday, January 10, 2007

発表:2006キネマ旬報日本映画ベストテン

【1月10日特記】 発表されましたね、2006キネマ旬報ベストテン。

それでは前回(2005年)に引き続いて、僕の記事(12/23の『回顧:2006年鑑賞邦画』)との比較をしてみたいと思います。

ただし、前回は「キネ旬ベストテンに入りそうなもの3作」と「20位以内に入るかもしれないもの3作」を選んだのですが、今回は「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入ってほしい10本」というタイトルで選んでいるので、ちょっとニュアンスが違います。

で、結果としては僕の希いはかなり裏切られてしまいました。

まずはキネ旬ベストテンから。

  1. フラガール
  2. ゆれる
  3. 雪に願うこと
  4. 紙屋悦子の青春
  5. 武士の一分
  6. 嫌われ松子の一生
  7. 博士の愛した数式
  8. 明日の記憶
  9. かもめ食堂
  10. カミュなんて知らない

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Saturday, January 06, 2007

感じ方の違い

【1月6日特記】 紅白歌合戦のDJ OZMAのシーンを You Tube で確認した。普段は削除要請をする側にいる訳だけれど、見逃した他局の番組をチェックする際には皮肉にも非常に役立つ(しかし検索すると山ほど出てくる。NHKは削除要請しないのか?)

ま、確かによくできたボディスーツで、小さな画面で見ると裸に見える(*^。^*)
(子供も起きている大晦日という)時間帯考えるとこりゃちょっとまずかったかな。

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Tuesday, January 02, 2007

『紅白歌合戦』見聞録(2)

【1月2日追記】 ・・・なんてこと(昨日の記事参照)を書いていたら、『紅白』の視聴率発表。やっぱり歴代で見てかなりの低水準です。となると、逆に今年こそ大きく変えるチャンスだと思うんだけどなあ、NHKさん。

あ、『紅白歌合戦』の視聴率はビデオリサーチのサイトに発表されています。検索すればすぐに出てくるし、多分いくつかのニュースサイトにも転載されてるだろうから敢えてリンクも張らないし引用もしませんが・・・。

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Monday, January 01, 2007

何年ぶりかの『紅白歌合戦』見聞録

【1月1日更新】 今年は認知症の母の傍らで年を迎えたので、必然的にチラチラとNHK『紅白歌合戦』を観た。そうは言ってもK-1と行ったり来たりしながらで、中抜けして風呂に入ったりもしたので、合計で何十分か、せいぜい1時間くらいだったと思うが、もう何年も一瞬たりとも見てなかったのでこんなにしっかり見たのは随分久しぶりである。

「紅白がおかしくなった」というのは、もう何年も前からいろんな人(評論家も一般人も)がいろんなところで言っていることなので、それ自体は目新しいことではないけれど、やっぱり同じことを感じた。

昔から『紅白』は決して全国民が納得するような歌手選抜を行ってきた訳ではない。ただ、ほど良いバランスがあった。そして、デーンと構えて「NHKはこう決定した。何が悪い」みたいな偉そうな態度がそのバランスを逆に補強していたと思う。

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Saturday, December 30, 2006

『スクラップ・ヘブン』

【12月30日特記】 WOWOW で録画しておいた『スクラップ・ヘブン』を観た。李相日監督。『フラガール』と同じ監督とは思えない。もちろんこっちのほうがずっと良い。ただし、世間には『フラガール』のほうがずっと良いと言う人もたくさんいるだろう。

バスジャックされた。乗客は3人。

ひとりは刑事(加瀬亮)、と言っても総務課でデスクワークしかしたことがない。いよいよ自分の真価を発揮する絶好のチャンスだが、何もできないうちに犯人はピストル自殺してしまう。

もうひとりはトイレ掃除を生業とする青年(オダギリジョー)。犯人に肩を撃たれて倒れる。

最後のひとりは薬剤師(栗山千明)。右目が義眼。バスの中で狼狽して、その義眼を落としてしまい、犯人の手許までころころ転がる。実は家で爆薬を調合している。

その3人が後にめぐり合う。まず加瀬とオダギリ。2人は復讐代行業を始める。うまく行く。でもそんな「草の根運動」では何も変わらないことに気がついた2人は──。

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Thursday, December 28, 2006

投票:日本インターネット映画大賞

【12月28日特記】 12月26日の記事にコメントがついて、「日本インターネット映画大賞」の投票に参加してほしいとのこと。僕とあまりに志向が違うようなら辞退しようと思いながら昨年の投票結果を見たが、全面拒否するほどの差はなかったので参加することにした。

作品賞投票ルールはこうなっている。

  • 選出作品は5本以上10本まで
  • 持ち点合計は30点 
  • 1作品に投票できる最大は10点まで

ちょうど12月23日の記事で10本選んだところなので、それをそのまま援用すれば良いようなものだが、持ち点合計30点というのが難しい。

持ち点合計55点なら1位に10点、2位に9点、3位に8点と入れて行けば良いが、30点となるとちと難しい。
いっそのこと10作品均等に3点ずつつけようかとも考えたが、良い映画に対してはもう少し高い点をつけておきたい。
じゃあ、この10本を5本か6本に削ろうかと試してみたのだが、切り落としてしまうには惜しいのである。

迷った結果、以下のような投票をしてみた。

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Tuesday, December 26, 2006

回顧:2004-2006年鑑賞映画

【12月26日特記】 僕には「50歳までに映画を(映画館や試写会で)500本観る」という目標があった。僕は目標を立てることが大嫌いなタチだが、これだけはいつからかずっと僕の目標だった。

年に100本も200本も観る人からすればなんでその程度の数字が目標になるのか解らないだろうが、それは一旦弾みがついてしまった人の感覚、慣性の法則に乗ってしまった人の感じ方である。

50年で500本と言えば確かに年間10本のペースに過ぎない。ただ、この世に生まれて何年間かは誰しも映画を観ないはずだ。9歳の誕生日から毎月1本ずつ観ても、50歳までに500本には少し足りない。今の小学生は知らないが、僕らの頃には毎月1本ずつ映画を観ている小学生なんかいなかった。

それを考えると、ある時期以降確実に月1本を上回るペースで映画を観ることが必要になってくる。

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