Sunday, April 14, 2019

読める皿、読めぬ皿

【4月14日 記】 録画しておいた『20世紀少年』を観ようとしたらディスクが読み込めない。僕らはどうしても物として所有したい世代だから、ハードディスクに録画したものでも大切なものはディスクにムーブする傾向が強いのだが、それが仇になった。

僕らが生まれて初めて手にした記録用のディスクである CD が世の中に登場してからすでに35年以上経つが、その間に音声記録用も映像記録用も次々と新しい規格のものが出てきて、特に映像関係は訳がわからなくなってきた気がする。

読めなくなったのは BD-R DL である。

我が家のレコーダは結構古いので BD-R DL が使えるかどうか自信がなかったのだが、もう何年前だろう、試しにハードディスクに録ったものを BD-R DL にダビングしてみたら難なくできたので、てっきり BD-R DL は読めるものだと思っていた。

ところが今回それが読めない。気になったのでレコーダのマニュアルを取り出してみて読んでみると、なんと BD-R DL が使えるとは書かれていない(使えないとも書かれていないが、それはこの機器が発売された時点ではまだ BD-R DL が出てなかったということなのだろう)。

Continue reading "読める皿、読めぬ皿"

| | Comments (0)

Tuesday, April 02, 2019

新カテゴリ

【4月1日 記】 ショーケンの記事を書いて、ふと気がつくとこのブログにも少なからぬ追悼記事を書いてきたなあと思った。ほとんどがミュージシャン、あるいは音楽関係者である。

調べてみたら、追悼という意味合いがそれほど強くないものも含めて、12人の訃報に接して書いた 14の文章があった。順を追って行くと、宮川泰、阿久悠、遠藤実、三木たかし、加藤和彦、藤圭子、岩谷時子、かしぶち哲郎、大瀧詠一、かまやつひろし、森田童子、そして一昨日アップした萩原健一だ。

人は死ぬ。そして、その死んだ人の中には一度も会ったことがない僕が何かを書きたくなるような人が時々混じっている。だから今後も、ポツポツとこんな記事を書き続けるのだろうなと思った。

Continue reading "新カテゴリ"

| | Comments (0)

Sunday, March 31, 2019

故・萩原健一さんに

【3月31日 記】 3月26日に萩原健一が亡くなっていた。近親者で葬儀を執り行ったあと発表された。

世代によってザ・テンプターズだったり、『太陽にほえろ!』だったり、『傷だらけの天使』だったり、『前略おふくろさん』だったりするのだろうけれど、僕が一番語りたいのは PYG である。

隆盛を極めたグループサウンズ(GS)ブームが下火になり、その3大バンドから2人ずつ実力のあるメンバーが結集したのが PYG だった(実は他にもうひとりメンバーがいたようだが)。

音楽と流行の間でどことなくインチキ臭い位置づけだった GS から、漸く本物の音楽をやるグループが生まれた、と僕は熱狂した。

Continue reading "故・萩原健一さんに"

| | Comments (0)

Thursday, March 21, 2019

Play Log File on my Walkman #127

【3月21日 記】 まだ今年は1回も書いてなかった僕のプレイログ披露。ランダム再生してる中からテキトーに10曲:

  1. さよならを過ぎて(酒井法子)
  2. おんじょろ節(野坂昭如)
  3. ニコラ(小西康陽リミックス)(バニラビーンズ)
  4. インディビジュアリスト(佐野元春)
  5. アーモンド(オレスカバンド)
  6. 廃虚の鳩(ザ・タイガース)
  7. これが私の生きる道(PUFFY)
  8. かえり船(田端義夫)
  9. AMBITIOUS JAPAN!(TOKIO)
  10. Give Me Up(BaBe)

Continue reading "Play Log File on my Walkman #127"

| | Comments (0)

Monday, March 11, 2019

もう春です

【3月11日 記】 だんだん暖かくなってきた。

寒くて震えていたらいつの間にか暖かくなり、それがいつの間にか暑くなってぐったりしてたら、そのうちに涼しくなって、気がついたらまた寒くて震えている。

──そういう循環を一体いつまで何回続けるのだろう、と思ったことも何度かあるのだが、しかし、世界中どこの国でもこんなに律儀にくっきりと四季が巡っているものでもないだろう。

そう考えると、この四季のめりはりは、やっぱり日本人の精神性と言うか、発想の仕方と言うかに確実に影響を与えているような気がする。例えば輪廻転生とか因果は巡るとか…。

そういう(理屈はともかく)感性って、こんな風土の中で生きてきたから培われたってことはないだろうか、などと考えてみたりする。

Continue reading "もう春です"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, January 03, 2019

【再掲】 Merry Xmas Show

【1月3日 記】 かつてやっていたホームページの記事を久しぶりにこのブログに移設/追加した。1986年と 87年のクリスマス・イヴに日本テレビが放送した『Merry Xmas Show』の記事だ。

きっかけは昨年末の NHK『紅白歌合戦』で桑田佳祐と松任谷由実が共演したこと。

これを観て大いに感動したある人が facebook に「テレビでは初めての2ショット?」と書き、そこに「いや、確か 1986年に NTV が放送した『Merry Xmas Show』で共演してたはず」という、ややうろ覚えのコメントがついて、僕はそこに正確に詳細に加筆してみた。

あまりはっきりした記憶のある人は少ないようだ。テレビって1回きりの放送で消えちゃうから仕方ないんですよね。

Continue reading "【再掲】 Merry Xmas Show"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, December 21, 2018

紅白

【12月21日 記】 NHK『紅白歌合戦』を見なくなった。テレビ局に勤務しながら最近めっきりテレビを見なくなったということも背景にないではないが、もっと昔の、まだ人一倍テレビを見ていた時代から、この番組については見なくなってしまった。

それはこの番組が“権威”ではなくなってしまったということなのかな、と思う。

昔は『紅白』の人選にブツブツ言いながら見ていた記憶がある。個人的な体験としては多分1967/1968年辺りのグループサウンズが最初ではなかったかな、と思う。

NHKは長髪でチャラチャラした服を着てやかましい音楽を奏で、女の子に歓声で迎えられ、たまに舞台上で失神して倒れたりする GS を良しとしなかった。だから、ザ・タイガースもザ・テンプターズもオックスも『紅白』には選ばれなかった。

ただ、長髪のメンバーがおらず、髪を七三に分けて、どちらかと言うと背広っぽい衣装で演奏し、日本レコード大賞を受賞したジャッキー吉川とブルーコメッツだけは選ばれた。僕はそれを憎んだ。その優等生的な発想に強い嫌悪感を覚えた。

逆に、もともと GS に反感を持っていた姉は、『青い鳥』や『廃虚の鳩』のような歌を歌い始めたザ・タイガースを「『紅白』に出たいがために教訓的な歌を歌って NHKに媚を売っている」と毛嫌いした。

いずれにしても、あの当時『紅白』に選ばれるというのは歌手にとって大変な栄誉であり、ファンが歌手を評価する基準でもあった。でも、レコードの売上だけではなく、人間の主観が混じる評価軸で出場者を選別して行くのは難しいことだ。必然的に一部の出場者は一部の視聴者の反感を買うのである。

僕は、昔はどれだけ大ヒットしたか知らないが、今は歌番組にも全然出てこない演歌のベテランが出てくるのが許せなかった。あと、水前寺清子をはじめ何人か嫌いな歌手がいて、その歌手の出演時間を狙ってお風呂に入ったりもした。

でも、逆に言うと、番組そのものに対してはそれほどの期待と執着があったということである。嫌いな歌手が出ている間にカラスの行水をして、それ以外はしっかり見たいのであった。「なんであんな奴が選ばれているのか?」と不満を覚える裏には「この番組は日本一の権威であるはずだ」という思いがあったはずだ。

Continue reading "紅白"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, December 11, 2018

Play Log File on my Walkman #126

【12月11日 記】 また半年近く空いてしまった。久しぶりのプレイログ披露。今回も10曲。

  1. サヨナラ COLOR(小泉今日子)
  2. Big Boss(渡辺勝)
  3. 大利根無情(三波春夫)
  4. 春のナヌーク(MOONRIDERS)
  5. 点描のしくみ(吉井和哉)
  6. 傘がない(UA)
  7. 二重唱(デュエット)(岩崎宏美)
  8. きかせて(the Indigo)
  9. 初恋の丘(由紀さおり)
  10. 鏡面の波(YURiKA)

Continue reading "Play Log File on my Walkman #126"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, December 07, 2018

AMAZON MUSIC UNLIMITED

【12月7日 記】 先月から AMAZON MUSIC UNLIMITED に入っている。お試しで使ってみて聴ける曲の豊富さに満足した、ということもある。

昔と違って今のオーディオ機器は Bluetooth に繋がるので、iPhone や iPad を操作してスピーカから音楽を簡単に再生することができる、ということもある。

でも、直接的な銃爪は、有料CS と SVOD の動画サイトの2つを退会したことである。

この2つで AMAZON MUSIC UNLIMITED の月会費は楽に払えてお釣りが来る。仮にこれらを継続したままだったとしたら、たとえ月額780円とは言え、追加支出をためらっただろうと思う。

Continue reading "AMAZON MUSIC UNLIMITED"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, December 04, 2018

『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』いちむらまさき(書評)

【12月2日 記】 久しぶりに入ったリアル書店でふと目に留まって、立ち読みしたら面白いので買ってしまった。家に帰るまで全く気づいていなかったのだが、著者はいちむらまさき。ギターやウクレレのたくさんの教則本を書いている人で、僕はこの人の本を持っている:

『ウクレレ上達100の裏ワザ』──このウクレレ教則本は却々実戦的な名著である。

この人が書いた別の音楽理論めいた本を以前手に取ったことがあるのだが、それはどっちかと言うとちょっと何だかなあという感じだったのだが、この本はよくできている。

我流で楽器を始めてしばらくすると、まあ人にもよるが、理論的にはどういうことになっているのかをもう少し学びたくなる。まずはコード理論だろう。

そんな時にまかり間違ってジャズ系の本を買ってしまうと、最初の数ページは良いのだが、だんだん難しくなって訳が分からなくなるような経験をした人は多いのではないだろうか。

Continue reading "『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』いちむらまさき(書評)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧