Saturday, February 01, 2025

鎌倉アルプス

【2月1日 記】  昨日、友人に誘われて「天園ハイキングコース」にハイキングに行ってきた。「鎌倉アルプス」などという素敵な別名を持つコースである。

途中、何箇所かのポイントから富士山をきれいに望むことができる、素晴らしいコースだったのだが、日頃の運動不足もあって、まずは下山してしばらく歩いていたら突然右足の太ももが攣って歩けなくなったり、帰宅してから足も腰も筋肉痛で、一晩明けた今も続いていたりと、結構大変だった。20250131

しかし、それにしても、最高地点である大平山の頂上は海抜わずか 159m である。

そんなものあっという間だろうと高を括っていたのだが、これが結構しんどい。

まっすぐな坂を 160m の高さまで登るのであれば、たとえ山道であっても、確かにどうってことないだろう。現にそんなイメージでいた。

しかし、実際に行ってみると、急な勾配を登ったかと思うとそこからしばらく下り坂が続いたり、また上りまた下りの繰り返しである。

せっかく必死で昇った高さが、下り坂でチャラにされてしまうことの切なさを何度も痛感した挙げ句、ようやく頂上にたどり着くのである。

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Tuesday, June 25, 2024

YouTube

【6月25日 記】 会社を辞めてからよく YouTube を観ている。

働いているときはあまり見なかった。初期の YouTuberたちのやっている、ジャスト・ワン・アイデアに基づく素人芸が好きになれなかったのである。

しかし、今では、そんな風に YouTuber を一括りにできなくなっている。

ありとあらゆる人をターゲットとした、ありとあらゆるジャンルの、ありとあらゆる構成に基づく、ありとあらゆるキャラクターや作風のコンテンツが溢れ返っている。

だから、そこで何でも学べる。

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Sunday, August 20, 2023

半券

【8月20日 記】 僕にはデータを紙で保存したいという思いはない。ただ、単なる記録ではなくコレクションとして有形保存したいと思うものはある。

なんのことを言っているかと言うと、たとえば昨日行った Billboard Live 東京でのライブ。

最近のイベントは専らネットで予約することになる。そうすると返信メールが来て、そこに載っているリンクをクリック/タップして専用ページに進み、予約番号やパスワードを入れて QRコードを表示するとそれが入場券代わりになるようなケースが増えてきた。

その結果何が起きるかと言うと、ライブが終わったときに手許に何も残らないのである。ネットで予約しても、例えばコンビニなどで紙の発券をするようなケースはそのチケットが残る。しかし、紙の発券ではなく QRコード表示となると何も残らないのである。

僕は演劇や音楽ライブ、美術館や博物館、展示会などのイベントに行ったら、その「半券」をスクラップブックに貼っているのだが、貼るものがないのだ。

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Friday, December 24, 2021

文化としての東急ハンズ

【12月24日 転載】 東急ハンズがホームセンター大手のカインズに買収されたというニュースを聞いて少なからずショックを受けた。なんかひとつの時代が終わってしまったような気分になった。

関西にいた頃にしょっちゅう行っていた三宮店が閉店すると聞いて悲しい気持ちになったのが去年の年末である。

そして、先月、ついでに東急ハンズで買い物してから帰ろうと思って、わざわざ池袋に映画を見に行った際に、池袋店が10月末で閉店になっていたのを初めて知り、店舗跡の前で呆然と立ち尽くしてしまった。

閉めるなら他の支店じゃないのか、例えばもっと小さな店舗、例えば大丸の上の東京店とか、あるいはもっと郊外の店とか、と思った。

江坂店ができたのは僕が東京転勤したすぐ後だったのですぐには見に行けなかったのだが、東京・渋谷で初めてのハンズ体験をした。へえ、こんな商売があるんだと感心した。関西に戻ってからは主に三宮に通った。

そして、二度目、三度目の東京生活では、さらにいろんな支店を覗いてみた。最近では銀座店によく行っている。

誰でも知っていることだが、他の店でも簡単に手に入る商材、例えば洗剤とかシャンプーとかだったら、ハンズで買うより他所で買うほうが断然安い。

それでも買ってしまうのは、もちろん何でも揃っているから他のものを買ったついでにということもあるが、意識の流れとしてはもっと根本的なものがあると思う。

それはあそこで買い物するのが楽しいからである。

値引きのない定価販売であっても買っていたのはそこに文化を感じ取っていたからだと僕は思うのである。ハンズに行くのはある種、いろんな文化とのめぐりあいだったんじゃないだろうか。

売る側の立場としては、それを文化と呼ぶのではなく、コンセプトと言うべきなのかもしれない。僕らはそれに乗せられて、と言うか、心地よくそれを受け入れて買い物をしていたのではないだろうか。

それは他にも例えば、僕にとっては、MUJI や UNIQLO でも同じだと思う。

UNIQLO は言ってみれば東急ハンズとは逆に安売り店ではあるが、創設当初の安かろう悪かろうのイメージをある時期に完全に払拭して、安くてもファッションという側面を押し出して行った。

変な表現だが、大金持ちでも恥ずかしく思わずに買えるし、実際大金持ちも買うブランドになったのである。それも文化ではないだろうか。

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Friday, December 07, 2018

AMAZON MUSIC UNLIMITED

【12月7日 記】 先月から AMAZON MUSIC UNLIMITED に入っている。お試しで使ってみて聴ける曲の豊富さに満足した、ということもある。

昔と違って今のオーディオ機器は Bluetooth に繋がるので、iPhone や iPad を操作してスピーカから音楽を簡単に再生することができる、ということもある。

でも、直接的な銃爪は、有料CS と SVOD の動画サイトの2つを退会したことである。

この2つで AMAZON MUSIC UNLIMITED の月会費は楽に払えてお釣りが来る。仮にこれらを継続したままだったとしたら、たとえ月額780円とは言え、追加支出をためらっただろうと思う。

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Monday, May 30, 2016

VR ZONE

Vr_zone

【5月30日特記】 残念ながら中の写真は撮れなかったのだけれど、一昨日東京・台場で開催されている VR ZONE というイベントに行ってきた。バンダイナムコエンターテインメントが開催するヴァーチャル・リアリティ体験ゾーンである。

この催しの詳細な内容については公式ホームページや他の体験者の記事に任せるとして、僕は自分でやってみて感じたことを少しだけ書いておこうと思う。

まず、VR はこの何年間かで長足の進歩を遂げたと思う。映像はリアルに、動きは随分スムーズになった。ただ、それでもやはりゴーグルを着けて動いているとどうしても少し酔ってしまう。その点だけは払拭できないようだ。

それと、体験する人によって感じるところは全然違うのだということに驚いた。

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Thursday, October 15, 2015

漫画家志望

【10月15日特記】 映画『バクマン。』の鑑賞記事にも少しだけ書いたが、僕は子供のころ漫画家志望だった。

いや、小学校1、2年のころだから「漫画家志望」と言うほど確たるものではなく、「坊や、大きくなったら何になりたいの?」と訊かれたら「漫画家」と答えていた、という程度なのだが。

では、そんなに絵が巧かったのかと言うと、自分で言うのも何だが、これは巧かった。少なくともクラスで一二を争うほどには巧かった。

ただし、巧かったと言っても、テレビアニメの模写である(まあ、オリジナルのものを全く描かなかったわけでもないが)。一番得意だったのは『スーパージェッター』と『オバケのQ太郎』で、大勢のクラスメートが自分のノートに描いてほしいと言って僕のところに持ってきた。

僕はと言えば、「『スーパージェッター』はともかくとして、『オバケのQ太郎』くらいなら誰でも描けるだろうが」と不思議に思った。でも、ほとんどのクラスメートは僕ほど正確には描けなかった。オバQとドロンパの違いを把握できていなかったし、それを正確に筆に落とすこともできなかった。

そういうことが難なくできるということがある種の才能なんだろうか、と子供心にぼんやりと考えた記憶がある。

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Thursday, October 08, 2015

avocado(s)

【10月8日特記】 ウチは夫婦揃ってアボカドが好きで、よく買って食べる。ちなみに、avogado(s) ではなくavocado(s) である。

その種をよく洗って、種のお尻を水に漬けておくと芽が出てくると教わって、何度もトライしたのだが、何度やってもダメだった。

芽が出るというのはウソではないかと疑い始めたころに、義妹から「簡単だよ。ほら、ウチのはこんなに大きくなった」という写真付きのメールが来て、じゃあ、もうちょっと試してみようということになった。

曰く、冷蔵庫に長いこと入っていたアボカドは芽が出ない。曰く、種を取り出すときに包丁で傷をつけると芽が出ない。曰く、取り出した種はタワシでゴシゴシ洗っておかないと芽が出ない。

いろんな説があるもんだが、しかし、我家の場合はなにをやっても芽が出ない。何年も、何個も試してダメだったので、僕はとっくに諦めたていたのだが、何故だか妻は諦めない。

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Saturday, May 09, 2015

嫌い

【5月9日特記】 最近、と言うか、ここ何年かずっと思っているのだが、僕にはどうも嫌いなものが多いらしい。

食べ物の話ではない。例えば歌手とか、作家とか、映画監督とか。

「タダ券があるから一緒に行かない?」とか「良かったら貸すけど読む?(聴く?/観る?)」とか言われても、いや、その人はちょっと、というのが僕にはある。

いや、多分誰にもあるのだろうと思うのだが(いや、ひょっとしたら誰にもあるものではないのだろうか? そこからしてよく分からない)、でも、みんなは僕よりそういうのが少ない気がする。

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Monday, March 09, 2015

クラウド・ファンディング事始め

【3月9日特記】 最近クラウド・ファンディングに凝っている。いや、ネット上で資金を集めて何か事業を始めようというのではない。支援するほうである。

年を取ってきたせいか、そんな風に若い人たち(とは限らないが)を応援することが楽しくなってきた。

そもそもは MIQS というプレゼン・ショーの第1回の時に、Google の日本法人元社長の辻野さんの話を聞いたのがきっかけだった。それで、彼がやっている COUNTDOWN というクラウド・ファンディングのサイトに登録したのが最初だった。

ただ、ここではあまりピンとくる案件がなく、結局何かにお金を提供することはなかった。

そんな時にたまたま、昔仕事で知り合った漫画家の女性から支援の要請が来て、なんとなく気が乗って別のサイトから初めて支援の申し込みをした。

しかし、この案件は目標額に達せず、流れてしまった。

そうなると、なんか一度ぐらいは支援を成立させてみたいという気になるではないか(笑)

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