Wednesday, February 22, 2017

墓碑銘

【2月22日特記】 本を読んでいたら「墓碑銘」という単語に出くわして、ふと思った。

西洋は良いよなあ、自分の墓に墓碑銘が刻んであったりして。日本人が入るのは個人ではなく家族、あるいは先祖代々の墓だから、個人の銘文なんて刻んでおけないのだ、と。

しかし、待てよ、考えてみたらアメリカの映画やドラマで故人の墓参りをするシーンで墓碑銘が映ることが多いので勝手にみんなそうだと思っているが、本当にみんなそうなのか?西洋には 家族の墓ってないんだろうか?

それに、日本だって極端な話をすれば天皇陵は個人の墓だし、歴史上の人物で個人の墓が残っている人も多い。有名人、金満家なら今でも個人の墓に入れる人はいるのだ。そんなに墓碑銘がほしいのなら、頑張って個人の墓を建てれば良いだけのことだ。

──と思い直してみたのだが、考えてみれば僕は若い頃から西洋個人主義への憧れを抱いていたのは確かだが、さりとて別に個人の墓に入りたいわけでも墓碑銘を残したいわけでもない。ただ、個人個人で埋葬するという社会の在り方が良いなあと思っただけのことである。

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Saturday, February 18, 2017

Hackathon雑感

【2月18日特記】 会社でハッカソンをやっている。今年で3年目。

放送局という本来新しいもの好きが集まっているはずの場で、なぜだか乗って来てくれない社員が多くて、最初は危ない新興宗教の人みたいな目で見られた。

新しいイベントだけに、ああでないといけない、こうでないといけない、といろいろなことを言われた。

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Tuesday, February 14, 2017

アプリ・オブ・ザ・イヤー

【2月14日特記】 今日、秋葉原UDX に App Ape Award 2016 の「アプリ・オブ・ザ・イヤー」の発表会を観に行って来た。

で、後半のパネル・ディスカッション5連発を聞いていて、「さすがに当たるアプリを作っている人たちはいろんなことを考えてるんだなあ」と感心するところが多く、却って自分の浅はかさに思い至った。

具体的にはたくさんあるが、例えば丸亀製麺のアプリ:

丸亀製麺でうどんを食べてお金を払うと、レシートに QRコードが印刷されていて、客はうどんを食べて店を出てから、その QRコードを自分のスマホでスキャンしてクーポンを手に入れることになる。

顧客がレジでアプリを立ち上げてバーコードを見せ、それを店員がスキャンすることによってポイントが付くシステムが一般的なのに、なんで丸亀はわざわざ客に手間を取らせるのか?

ひとつには、ここにうどんを食べに来る人はあまりゆったり過ごす気のない人たちだから。そんな人たちはレジで長い時間をかけたくないわけで、自分以外の客もさっさと支払いを済ませてくれないとイライラしてしまうのだ。

それだけではない。丸亀製麺は昼の混雑時は30分に100~120人の精算をこなすのだそうで、ここで客が滞留すると店の売上に直結してしまうのだそうだ。

それで、一見不親切に見えても、わざわざ客に自分でスキャンさせる形を採っているとのこと。

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Thursday, February 09, 2017

知的遊戯

【2月8日特記】 今、朝日新聞デジタルの連載で夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んでいるのだが、昨日、一昨日の回がとても面白かった、というか、こういうのは僕以外にも面白いんだろうか、こういうものを面白がる文化はまだあるんだろうか、と気になったので書いてみることにした。

一昨日の「192」では迷亭と独仙が対座して囲碁をしている。まず「賭けないとやらない」という迷亭をたしなめて、独仙が陶淵明の詩句を引いてもっとゆったりしないとダメだと言う。

迷亭は「さすが仙人だ」などとテキトーなことを言いながらハチャメチャな碁を打つ。

そのあと、この2人を見た「吾輩」が、なんで人間は囲碁みたいな窮屈なものをするのだろうと深い感慨を述べるのを挟んで、翌「193」では迷亭と独仙の丁丁発止に戻る。

まずは迷亭が司馬遷の『史記』の「項羽本紀」の有名な鴻門之会の場面を引用しながら勇ましく攻め込んで来る。

それに対して独仙は碁石を「こう継いで置けば大丈夫」と言いながら、「継ぐ」からの連想で、唐の文宗の句に柳公権が継いだ連句を引用する。それを受けて今度は迷亭が「継ぐ」を「撞く」に掛けて「撞いてくりゃるな八幡鐘を」と俗謡で返す。

すると独仙は無学禅師の言葉を引いてさらに切り返す。その手に慌てた迷亭は「待った」をする。独仙が「ずうずうしいぜ、おい」と言うと、迷亭は「Do you see the boy か」と来る。これは読んでいても俄に解らなかったのだが、「ずうずうしいぜ、おい」と「Do you see the boy 」がシャレになっている。

そのあと2人のやりとりは、歌舞伎十八番や禅語まで引きながらさらに続いて行く。なんとも凄まじい知的遊戯ではないか?

で、僕はそれをものすごく面白く思ったのだが、僕以外の読者もおんなじように面白がって読んだのかな、と気になったのである。

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Tuesday, February 07, 2017

僕がいる

【2月7日特記】 facebook にはお節介な機能がいくつかあるが、何年か前の今月今日の自分の投稿を引っ張り出してくるというのもそのひとつだ。

だが、これはこれで結構楽しい。

僕はなんでもかんでも忘れてしまうタチで、何年か前に自分が書いたものを見せられても、「そうそう、こんなこと書いたぞ」ばかりではなく、「ああ、こんなこと書いたかも」どころか「え? こんなこと書いたっけ?」と思うこともしょっちゅうある。

そういう昔の自分、いくら忘れても自分でしかあり得ない自分に再び巡り会えるから楽しいのだ。

例えば、これは今朝出てきた、5年前の今月今日の僕の投稿。今回の場合、ここには今とちっとも変わらない自分がいる。

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Thursday, February 02, 2017

快眠度分析

【2月2日特記】 睡眠アプリ Sleep Cycle のデータを見ていると、旅先で快眠度が落ちるのは何故だろうと思う。

ちなみに、何度か書いたように、このアプリで測定された快眠度は、実際の体感と割合一致する。つまり、朝起きて「ああ、よく寝た」と思ったときは一般に快眠度も高い。

Sleepcycle311feb17

だが、旅先での快眠度は自分の印象より低く出ることが多い。

例えば、1/30 の快眠度は 76%、大阪に出張してホテルに泊まった 1/31 は、割合ぐっすり眠れたと思ったにも拘らず 44%。東京に戻った翌 2/1 は 75%。

じゃあ、前に 60% 未満だったのはいつだろうと調べてみたら、このときもそれほど眠れなかったという気はしなかったのだが、年末に箱根のホテルに泊まったときの 55% である。

我ながら、そんなにおウチが良いのかい?と不思議に思う。

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Monday, January 30, 2017

Chromebook に Office 365 solo

【1月30日特記】 出張時に持ち運んでいる Chromebook に Office 365 solo を入れようとした。Chromebook でも動くという記事を読んだので。

出張先で Microsoft Word や Excel の資料に手を入れようとして思い通りにならなかったことが何度かあるので、ここに Office が入っていれば重宝する。そして、これで1台あたりの費用は半額になる計算である。

ところがどっこい、いざ入れようとすると、「この OS はサポートしていません」とのアラートが出てくる。

しかし、面白いのはここからである。通常であれば「この OS はサポートしていません」のメッセージの下にあるのは「OK」ボタンただひとつで、ユーザはそれをクリックして閉じるしかない。

ところが今回は、そのメッセージに続いて「強制的にインストールする」かどうか訊いてくる。ボタンは Yes と No のふたつある。

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Wednesday, January 25, 2017

富士見

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【1月25日特記】 会社の窓から富士山が見えるのである。冬の空気が澄んだ日にはことさらくっきりと見える。

どんなにきれいなものでも毎日見ていると慣れてしまって感動がなくなる、というのも一面の真理だろう。でも、逆に、どんなにきれいなものでも暫く見ないとその感動を忘れてしまう、ということもある。

僕は十年ぶりに東京に移り住んで、今、後者の事実を強く意識している。

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Monday, January 23, 2017

画面の明るさと店の品格

【1月23日特記】 現代の日本では数多くの店舗や施設がポイントカードの類を発行している。面倒くさいからそんなものには加入しないという人もいるだろうが、僕はよく使う店舗についてはそれなりのメリットもあるので加入している。

そして、近年ではそれらの会員証の多くがスマホのアプリに変わってきている。アプリをたくさん入れるのは嫌だという人もいるだろうが、僕はカードを何枚も持ち運ぶよりは良いので、よく使う店舗のものはアプリをインストールしてある。

で、そのアプリの画面を見せて店員にリーダーでスキャンしてもらうわけだが、スマホの画面が暗いとうまく読み取れないことがよくある。

僕も最初にヨドバシカメラで見せたときに何度も読み取りに失敗して、「すみません、画面をもう少し明るくすることはできますか?」と言われ、そんなことは予期していなかったので、「えっと、画面の明るさはどこで設定するんだっけ?」と焦ったことがあった。

普段から明るい画面で見ている人もいるのだろうが、僕は結構暗くしている。最大値の20%ぐらいの明るさである。明るいと目が痛い。ポイントに目がくらんで画面を明るくし、そのためにもう一度目がくらむのはまっぴらなのである。

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Sunday, January 22, 2017

PC 乗り換え

【1月22日特記】 PC を買い替えた。金曜日に届いて、昨日と今日で大体設定が終わった。

前に書いたとおり、それまでに使っていた PC が立ち上がらない、閉じられないの繰り返しであまりに不調だったから。これまでは大体6年ぐらいで買い替えてきたのだが、4年に満たなかった。残念だが仕方がない。

さて、この2日間でPC の乗り換えがますます簡便になっているのに驚いた。かつてはひとつひとつアプリケーションをインストールして、それをまたひとつずつカスタマイズして行く必要があった。

ところが今は、アプリケーションをインストールしただけで設定が引き継がれたりする。それはつまり、今までログインして使っていたために、Web上のどこかに設定が保存されていたからである。

これを「個人情報を盗られた」と言う人もあるが、僕はむしろ「便利で助かる」と思うほうである。

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