Sunday, June 24, 2018

ミレナの鐘

【6月24日 記】 東京に出てみると、全国共通の言葉だと思っていたものが実は方言だったというようなことは結構ある。しかし、逆に方言だと思っていた言葉が実はそうではなかったというようなことはないだろうか?

方言でなければそれは何かと言うと、それはある地方でしか通じない言葉である方言ではなく、我が家でしか通じない妙な言葉である。

小さい頃、母方の祖母が隣に住んでいた。祖母は徳島出身である。だから、よく徳島弁(阿波弁)の語彙を持ち出した。

でも、僕が徳島弁だと思っていたものが実はそうではなく、ひょっとしたら世界中で祖母だけが使う独特の表現であったかもしれないと気がついたのである。言うならば「うちのおばあちゃん語」。

例を示そう:

  1. あくちが切れた
  2. あほらし屋の鐘が鳴る
  3. あんずあんずする
  4. うちゃもういやいや
  5. ええ年かきもそげて
  6. えくそいき
  7. 風邪はゴキの風邪
  8. ミレナの鐘の音

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Thursday, May 31, 2018

銀座の広島

【5月31日 記】 ひろしまブランドショップ TAU ではっさく大福を買った。見た目が美味しそうだったのと、「これめっちゃ美味しいんだよ」と言ってる客がいたので。

買って帰って食べてみると、果たしてこれが旨い。「おいしいね」と夫婦で言っていると、知り合いの女性が facebook でまさにこのはっさく大福の写真をアップして「これ大好き!」などと書いているから驚いた。

聞いてみると彼女も銀座の TAU で買ったとのこと。僕ら夫婦はこの店にはよく出入りしていて、大概買うのは広島のレモン、あとは牡蠣の加工品とか。ちなみに店名の「タウ」は広島弁で「届く」の意味だとか。

この手の店でウチがよく行くところがもう一軒あって、池袋の宮城ふるさとプラザ COCO MIYAGI である。ここでの狙いは(たまにしか出ていないが)サンマの一夜干しである。

東京はさすが首都だけあって、この手の店がたくさんある。気になって調べてみたら、1都1道2府43県全てのアンテナショップがある。

中には鳥取と岡山、香川と愛媛みたいに2県で1店舗というところもある。23区内とは限らず、長野のように立川に店を構える県もある。が、とにかく全部あるのである。

1都1道2府43県ということは、つまり東京都のアンテナショップもあるのだから驚いてしまう。

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Sunday, April 22, 2018

スチュワーデス

【4月22日 記】 出張で飛行機に乗ると時々思っていたことなのだが、スチュワーデスという言葉はどうしてなくなったのだろう?

それで、一昨日出張から帰ってから調べてみたら、アメリカの所謂 Political Correctness の流れで性差のない語である Flight Attendant に改められたと言う。

でも、Flight Attendant(日本では Cabin Attendant、「CAさん」)って割合つまらない表現ではないか。翻訳すると「機内接客係」「客室介添人」? まあ、もうちょっと日本語らしく意訳すると「添乗員」「客室乗務員」というフツーっぽい表現になる。

子供のころ、女性はスチュワーデス、男性はスチュワードと教わって、ふーん、面白いなあと思っていたのが、中学に入って英語を習い始めて、なるほど God と Goddess の関係と同じか!と大いに感心した覚えがある。

何よりも、スチュワード、スチュワーデスというのは飛行機でしか使わない表現であることが飛行機に乗ることの非日常的な感覚を高めていたように思う。

そう、そもそも飛行機に乗ること自体が、あの時代は非日常的な体験だった。

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Thursday, April 05, 2018

名にし負はば

【4月5日 記】 妻が長命寺の桜餅を買ってきたのだが、その包の中にあった解説を読んでいてはたと気づいた。

そうか、言問橋、業平橋という名前を何度も聞きながら、僕の頭の中では今の今まで「名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」という歌と、作者である「在原業平」という名前に結びついていなかったのだ。

これは古典文学の中でも僕が大好きな『伊勢物語』に出てくる歌で、もちろん歌も暗記しているし話の内容も憶えている。それでも「言問」が「いざ言問はむ」と結びつかなかった。痛恨の極みである。

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Saturday, March 17, 2018

一次と数次、一事が万事

【3月17日 記】 いつまでもハワイ島に行った時の話を書いているが、やっぱり海外に行くといろんなことに気づき、いろんなことに思い当たり、いろんなことを思い出して、いろんなことを考える。

これは帰国してから不意に思い出したのだが、昔は一次旅券というのと数次旅券というのがあった。

若い人はナニソレ??って言うだろうが、一次旅券というのは1回しか渡航できないパスポートである。あまり記憶が定かでないのだが、僕が生まれて初めて取得したパスポートも一次旅券であったような気がする。

何のためにわざわざ1回しか使えないパスポートを取るのか?と思うのは今の発想で、昔は逆だった。高いお金を払って何年も使えるパスポートを取る必要なんてあるのか?と。

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Thursday, March 15, 2018

主張するお尻

【3月15日 記】 2月の末からハワイ島に行ってきたのだが、滞在していたホテルのトイレがウォシュレットではなかったのがちょっと辛かった。

もちろん日本のトイレがほとんどウォシュレットになったわけではないので、日本にいても日常生活でウォシュレット以外のトイレに当たることもある。しかし、この30年以内に建ったビルや家ならかなりのトイレがウォシュレットになっているはずだ。

自分の身の周りで言っても、家も会社も完全にウォシュレット化されているので、たった5泊とは言え、そうでない環境は辛いと言えば辛いのである。

でも、考えてみたら TOTO がウォシュレットを発売してからまだ40年も経っていないのである(そもそもウォシュレットというのは TOTO の商品名であって、一般名詞としては温水洗浄便座と言うべきである)。

今の若い人は40年前の、ウォシュレットが1台も存在しなかった時代を想像できるだろうか? あるいはそういう環境に耐えられるだろうか? 5日どころではなく、1年365日ウォシュレットが使えないのである。

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Wednesday, March 07, 2018

朦朧

【3月7日 記】 ハワイ島から帰って2日。夜になると眠くて仕方がない。そして、朝もやや早めに目が覚める(こちらはそれほどひどくないが)。

こういう現象を世間は「時差ボケ」と言うが、僕はその言い方にどうも納得が行かない。

だって、まるで僕がボケているような言い方ではないか?

僕は断じてボケていない。僕の身体は1日24時間制を貫徹しようとしているにすぎない。ボケているのは時間のほうなのである。

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Monday, March 05, 2018

いくらなんでもアメリカ放題

【3月5日 記】 ハワイ島から帰ってきた。で、旅行初日に書いた記事の続き。

SoftBank が「アメリカ放題」というサービスをやっていて、そのサービス開始記念キャンペーンで、申込み不要、サービス利用料無料で Sprint に接続できてラッキー、という記事を書いた。

ところが、その後、実はこれが非常にウザかったのだ。

Sprint の電波は弱いのか、しょっちゅう切れてしまう。切れると「Sprintネットワークから外れました。アメリカ放題適用外です。Sprint 以外でのご利用は通話料・通信料がかかります。データ通信を利用しない場合は[データローミング]をオフにして下さい」という親切なメッセージが飛んでくる。

で、そのうちにまた Sprint に繋がると「Sprint に接続されました。『アメリカ放題』適用中です」とのメッセージが飛んでくる。

まあまあご親切に、というところなのだが、これが一日に何回あって何通のメッセージが飛んでくるか。何もしてなくても切れたり繋がったりしている上に、車で移動などしようものなら、機関銃のように飛んでくる。

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Friday, March 02, 2018

ドライヤと時刻表

【3月2日 記】海外旅行ネタをもうひとつ。

ホテルに備え付けのヘアドライヤのスイッチーーこれが階段状と言うとちょっと違うのだが、大中小のコブが3つくっついて並んだ形状なのだ。

日本人の感覚だと、一番小さいコブが「切」、真ん中のコブが「弱」、大きなコブが「強」、誰でもそう思うのではないかな。

ところがそうではないのだ。なんと真ん中が「切」。それを挟んで小さいのが「弱」、大きいのが「強」。

それって、気持ち悪くない?

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Thursday, March 01, 2018

チップ

【3月1日 記】アメリカに旅する度に、なんでチップなどというややこしい制度を敷いているのかな、と怪訝に思います。

あんまり算数が得意でない国民も多いと言われているのに、払いの度に面倒な計算を強いられるのはストレスではないのかな、と。

それに貰うほうも、終わってみなければいくら貰えるか分からないのは不安ではないんでしょうか?

日本人の感覚では、客からしたら、「そんなもの料金に含めといてよ。まとめて払うから。で、従業員は雇用主から貰ってよ」と言いたくなるのではないでしょうか。

だいいち、そのほうが従業員の暮らしも安定するでしょ? 雇用主と客の両睨みで仕事するのも疲れません?

以前ハワイでイベントをやった時に、現地コーディネータに「サービスに不満があった時はやる必要ないんですよ」と言われて、チップを置かずに店を出たことがありましたけど、いくら不満でも日本人にはこういうことは却々できないんですよね。

それにウェイターが客に失礼なことをした場合はウェイターがチップをもらえないだけのことなんですかね? そんなウェイターを雇った店主の責任とかは?

日本人はどちらかと言えば責任者が出てくるのが美しいと思ってるんですよね。怒ったら言うじゃないですか、「お前じゃ話にならん。店長を呼べ」って。

責任者が間に入ってくれたほうが直接苦情を言うより気が楽ですし。

その代わり、粗相をしたウェイターが後で怒られようが怒られまいが、給料が減ろうが減るまいが、そこまでとやかく言う気もありません。

なんであれ、取り払いのルートが2つあることがなんかすっきりしないし、現に計算が面倒だし...。

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