Thursday, November 14, 2024

好意について考える

【11月14日 記】 ドラマやアニメでは、誰かに恋心を抱かれているのにそれに全く気づかないというシチュエーションがよく描かれる。

例えば僕が今観ているものでは、『海に眠るダイヤモンド』では朝子(杉咲花)は鉄平(神木隆之介)のことを一途に好きなのに、鉄平は全くそれに気づかない(周りは結構気づいている)。

アニメ『アオのハコ』では雛は大喜のことがずっと好きなのに、大喜は千夏先輩に首ったけで、雛の気持ちには全く気づかない。

これら以外にも、学園モノのテレビドラマや映画ではそういう状況が何度も描かれてきた。

しかし、そんなことってそんなにしょっちゅうあるんだろうか?と僕は思うのである。

「お前がそう思うのは、お前があまり人に好かれないのでそういう経験がないからだ」と言われると、そりゃまあ全面否定はできないが、しかし、そんな僕でも、長い人生にあっては、自分が好かれているなと感じたことはある。しかも何度か。

中には「いや、困ったな」としか思えなかったこともあったが、逆にそこから彼女を意識するようになって恋に発展したこともある。

ま、しかし、なんであれ、好意を持たれていればフツー気づくだろ?と思うのである。

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Monday, May 22, 2023

友だち論

【5月22日 記】 みんなそうだと思うのだが、我々は長い人生で、恋愛相手も友だちも随分ととっかえひっかえやってきた。

恋愛の相手に関して言えば、好きになって、そのあとうまく行けば恋人になり(結婚する場合もあるが)、そのあと破局を迎えて、暫くして次の恋をする──という割合同じことの繰り返し(うまく行けばどこかでその繰り返しを阻止できる)だが、友だちのほうはもう少しバリエーションがある。

幼い頃からずっと続いている友だちもいれば、最近できた友だちもいる。前から知ってはいたが全然親しくなかったのに急に親しくなった友だちもいる。あれだけ仲が良かったのに些細なことから仲違いしてしまった友だちもいる。長らくの音信不通ののちに復活する友情もある。

そういうことを考えると、なんとなく幼馴染からずっと続いている友人関係が一番素晴らしい、みたいな印象を持ちがちなのだけれど、最近僕はそれは違うんじゃないかという気がしてきた。

その時の自分や自分をとりまく環境、あるいは時代などに相応しい友だちというのがあったのではないだろうか、と。

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Monday, January 17, 2022

【note】婚約指輪のケースの蓋をパカッと開けてプロポーズするっていうアレ

【1月17日 埋】 やるって書いておきながら忘れてました。note に投稿した記事をここに貼り付けておきます。読み終わったら、好きでなくても「スキ」押しといてね、淋しいから(笑)

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Thursday, June 17, 2021

音楽と恋愛と

【6月17日 記】 音楽の好みって人それぞれでかなり違っていて、例えば誰かが「このミュージシャンが好き!」と言っているのを聞いて、「あ、俺もそれ好き!」と思うことももちろんありますが、一方で「あ、そんなのが好きなのか」と思うこともあります。

同じ歌手/バンドの作品であっても、「自分はこの時代の、このアルバムが好き」と言っているのを聞いて、「よりにもよってそこかよ」と思うことさえあります。

ま、もちろんそんなことはわざわざ言いませんけどね(笑)

人が誰と恋に落ちるかと同じようなもんで、みんながそこそこバラけているから良いんですよね。

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Monday, August 03, 2020

性的なことに触れるテーマ

【8月3日 記】 このブログをはじめとして twitter、facebook、note などいろんなところにいろんな文章を書き散らしてきて、最近実感したのは、性的な問題を扱った文章はどうも受けが悪いということ。

とりわけ、匿名性の低い facebook や note の場だと、性的な問題に触れると「いいね!」も「スキ」も皆無に近い状態になる。

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Sunday, January 27, 2019

ルール

【1月27日 記】 ルールがなくても巧く治まっているのが一番良い状態であり環境である、と僕は思っている。

参加メンバー各自の意見や感覚に隔たりがあって、放っておいたら巧く治まらないから、ルールを作って、「みんなで決めたことだから守りましょうね」という合意を取って治めているのである。

それは自治体のような大きな集団であろうと家族のような小さなグループであろうと、基本的には同じであるように思う。

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Tuesday, July 31, 2018

80% の思い

【7月31日 記】 男性が思い浮かべる理想の女性の体型と、女性が思い浮かべる女性自身の理想の体型の間にはかなりの差があって、男性の理想像は女性の理想像よりもふっくらしていると言う。体重にすると、確か 2~4kg の差があったと思う。

だから、もっとスリムになりたいと言っている女の子についつい「男はそのぐらいの体型のほうが好きだから、今のままでいいんじゃない?」などと言ってしまう。僕も長い人生でいろんな女の子にそんなことを言ったような気がする。

ところが、先日、twitter である女性がこんなことをつぶやいていた:

女の子の 80% 以上は男のためにやせたいなんて思っていないから

──これは目から鱗だった。そうい言われてみると確かにそうかもしれない。でも、そう言われてみないと男はそうとは気づかないのである。

「80%」というのは単なる雰囲気で書いた数字だろうからそれをそのまま信じる必要はないが、要するに圧倒的に多数の女性が痩せたい理由は男のためではないということだ。

このことに何故男が気づかないかと言えば、そこには理由がある(と僕は見ている)。自分の中高生時代を思い出して言うのだが、その年代の男の子が何かをしようとしている場合、(さっきの数字を借りると)その 80% は「女の子に持てたい」というのが理由であり、きっかけだからだ。

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Tuesday, January 16, 2018

2人の鍵

【1月16日記】 ウチのマンションの玄関扉には錠前が2つついてます。それほど古くないマンションならそういうところが多いと思います。

僕はその2つの鍵を下 → 上の順番で開けます。まず屈んで下の鍵を回し、それから膝を伸ばして上の鍵穴に鍵を突っ込む。

先日妻がそれを見て「へえ、下から先に開けるの」と驚いていました。

僕は知っています。妻が上から先に開けることを。いや、知らなくても完全に想像がつきます。これは人生観、あるいは人生哲学の違いなのです。

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Friday, June 24, 2016

東京新生活

【6月24日特記】 かなり難航したけど、漸く東京での住まいが決まった。

狙った地区で僕ら夫婦の希望を満たす物件がなく、最後はエリアをかなり広げて探したのだが、最終的にたどり着いたのは偶然にも僕らが新婚時代の3年間をすごした街だった。

何十年ぶりに歩いてみると、当たり前のことだが、変わっていないところも変わってしまったところもあり、そして一番多いのは記憶のはっきりしないところである。

ふたりの記憶のはっきりしないところ、しっかり憶えているところを照らし合わせながら歩いていると、ごく自然にあの頃の気持ちというか心の動きというかが風景と一緒に甦ってくる感じがあり、それは我ながら良い感じのものである。

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Wednesday, September 09, 2015

スタックとキュー(LIFO と FIFO)

【9月9日特記】 先日食品用ラップを買ったのである(妻が大病を患ってから、家庭用品のストック管理については僕の担うところが大きくなっている)。

ところが、どうしたことか、買って帰ったら新品のラップがひとつ買い置いてある。少し早めに自分が買ったことを失念していたのである。ま、腐るものではないので別に痛くも痒くもないのではあるが。

とは言いながら、やっぱり一応古い方から使うべきだろうと考えて、ストックするスペースにしまうときに、僕は新しいラップを下に、古いラップを上に置いた。

理由は単純で、妻が今あるラップを使い終わって補充しに来た時には、何も考えずに上から取るに決まっているからだ。

ところが、ある日会社から帰ってみると、(たまたま2つのラップはメーカーが違っていたから判ったのだが)新しい方のラップを使っているではないか!

僕の弄した策が裏目に出たようだ。しかし、どうして裏目に出たのか腑に落ちない。

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