Tuesday, November 06, 2018

ハイヒール

【11月6日 記】 この歳になって突然気づくことがある。一昨日会社のビルの入り口の階段を上っていて気がついた。

前を歩いている女性のハイヒールのヒール部分が宙に浮いているのである。階段の段に足の前半分しか載っていないから、必然的にかかとの下には段がない。

他の靴と違ってハイヒールの場合はそもそも真ん中が浮いていてつま先とかかとしか地についていないので、それでこういう歩き方をすると、つまりはつま先だけで全体重を支えることになる。

しかも、たまたま一歩だけそうなったのではなく、どの歩みのときにもそうなのだ。

それは危ないぞ、と思う。もしも前からドンと押されたら、かかとで踏ん張れないわけだから、もんどり打って転げ落ち、大怪我をするだろう。

ところが、昨日同じ階段を上っていてまた気づいた。昨日見た女性だけではない。全員とまでは言わないが、大多数の女性が同じ上り方をしているのだ。

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Wednesday, October 31, 2018

エレベータをめぐる作為

【10月31日 記】 僕はエレベータに乗っても自分が降りる階数のボタン以外はあまり触らない。

以前も書いたことだが、誰かが降りたらいちいち「閉」ボタンを押すのは日本人だけだという話を聞いて、たまたまラスベガスに出張で行った折に観察してみると、確かにいろんな人種が乗り降りする中で「閉」ボタンを押しているのは日本人だけである。

ご丁寧にも、自分が降りる時に乗っている人のために「閉」ボタンを押す人もいる。

たまに日本人みたいな顔をしているのに押さない人もいるのだが、引き続き観察していると、その人の口から出てくるのは中国語とか朝鮮語とかだった。

それで、なるほど、そんなに急いでも仕方がないか、と思うようになって、自分でもあまり「閉」ボタンを押さなくなった(ただし、日本で満員のエレベータの、たまたまボタンの前に立ってしまった時は、押さないでいると「ボーッとしてんじゃねえよ」と言われそうなので押すようにはしているが)。

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Wednesday, August 29, 2018

鳩よ!

【8月29日 記】 マンションのベランダに鳩の忌避剤を塗布している。2回に分けて、我が家の2つのバルコニーの、手すりと、バルコニーの床とフェンスの隙間にも塗ってもらった。

鳩が来て何が困るの?と言う人もいるかも知れないが、まずは糞害である。見た目の汚らしさ、不衛生、そして糞をされた場所の材質にもよるのだが、腐食したり変色したり、ということがある。

おまけに鳩は油断しているとバルコニーの隅に巣を作り、それに気づかずに放置していると卵を産み付ける。ウチのマンションでは2世帯がその憂き目にあったらしい。

なんとかマンション全体として対策を、と訴えたのだが、鳩がほとんど飛んでこない階に住んでいる人もいるわけで、全戸に同じ対策を施すのは難しいし無駄でもある。それで理事会の出した結論が、被害に遭っている居室(もちろん希望者だけだが)のベランダに鳩が嫌がる薬を塗ってみようということだった。

ここまでの作業の流れを作ってくれたのはマンションの管理人さんだ。彼が日夜鳩の動きを観察し、棟全体の被害をまとめ、そして僕に理事会に対して手紙を書いてくれと言ったのである。

その甲斐があって鳩の害は理事会と総会の議題となり、今回の忌避剤塗布へと繋がった。管理人さんにはとても感謝している。

忌避剤の購入代金はマンションの管理費からの支出。塗りに来たのはマンション管理会社の若い担当である。そして、忌避剤の主成分は唐辛子の辛さの正体であるカプサイシンだ。あと、ネトネトしているのも鳩が嫌がるらしい。

最初は忌避剤1本で希望する世帯全部を賄おうと考えていたようだが、最初に来た我が家で、圧倒的に狭いほうのサービス・バルコニーだけで1本を使い切ってしまい、仕切り直しとなった。

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Friday, July 20, 2018

価値観、味覚、体感温度

【7月20日 記】 夫婦生活がうまく行くかどうかの基本は同じ価値観を共有できるかどうかだと僕は思っている。もちろん、それぞれの夫婦にそれぞれのあり方があるだろうから、それが普遍的だとか万人共通だとか言うつもりもないのだが。

で、ま、なんであれ、ウチの場合は価値観の共有が根源的なポイントであるとして、それが全てかと言うと、その周りに付随的なものはいろいろあると思う。

例えば味覚の共有、と言うか、共感かな。

結婚が決まっていて、初めて妻の手料理を食べる時に、僕はかなり緊張した。もし不味かったら素直に不味いと言うべきなんだろうか、それとも、笑って美味しいよと返すべきなんだろうか、とかなり悩んだ。

で、一口食べてみて、「ああ、良かった」と思ったことをよく憶えている。我々の味覚は近い(2人とも薄味好みだ)。これなら、何も悩まずに感じた通りのことを言えば良いだろうと、ほっと胸をなでおろした。

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Thursday, May 24, 2018

混合水栓の謎

Water_faucet

【5月24日 記】 右(スマホの場合は上)の写真を見てほしい。我家のキッチンの混合水栓である。光って見にくいが、レバーの回る部分に「H」と「C」の文字がある(写真をクリックして拡大してもらうと赤い矢印で指し示してあるのが判ると思う)。

今は多分もう慣れたと思うが、妻はこの家に来た当初どっちがお湯なのか分からなくて困ったと言う。

「Hの字が見えるように右に回すとお湯だよね?」と彼女は言う。

なるほど、そんな読み取り方、そんな感性があるのか、と僕は感心する。

「いや、ないない。フツーは左側に H の字があるから、左に回すとお湯だと思うでしょ」みたいなことをすぐに言いたがる人がいるが、何がフツーかなんてあまり考えないほうが良い。

もしもあなたがフツーでないと認定されてしまったら、その瞬間からあなたの人生は険しいものになるのだ。

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Thursday, March 15, 2018

主張するお尻

【3月15日 記】 2月の末からハワイ島に行ってきたのだが、滞在していたホテルのトイレがウォシュレットではなかったのがちょっと辛かった。

もちろん日本のトイレがほとんどウォシュレットになったわけではないので、日本にいても日常生活でウォシュレット以外のトイレに当たることもある。しかし、この30年以内に建ったビルや家ならかなりのトイレがウォシュレットになっているはずだ。

自分の身の周りで言っても、家も会社も完全にウォシュレット化されているので、たった5泊とは言え、そうでない環境は辛いと言えば辛いのである。

でも、考えてみたら TOTO がウォシュレットを発売してからまだ40年も経っていないのである(そもそもウォシュレットというのは TOTO の商品名であって、一般名詞としては温水洗浄便座と言うべきである)。

今の若い人は40年前の、ウォシュレットが1台も存在しなかった時代を想像できるだろうか? あるいはそういう環境に耐えられるだろうか? 5日どころではなく、1年365日ウォシュレットが使えないのである。

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Thursday, February 15, 2018

ガスの電気

【2月15日記】 今月から電気を東京ガスから買うことにした。

昔では考えられなかったことだが、今では電気をガス会社から買ったり、ガスを電力会社から買ったりすることができるようになった。昨今では関東在住でも関西電力と契約することもできると聞く。

僕も最初は大丈夫かなと思っていた。でも、ガス屋が急に電気を売ることになって、社員を集めて付け焼き刃で研修会を開き、「電圧とは何か?」などと勉強を始めた──というようなことではないことが分かった。

どこと契約していても、電気系統が故障したらやってくるのは電力会社で、ガスが止まったらやってくるのはガス会社なのだ。電気やガスに名前は書けないので、そもそもウチで使っている電気がどこのものだとは言えないのだ。

ただ、ガス会社も発電し、電力会社もガスを供給する時代になり、ユーザはどこと契約するかという選択肢ができただけのことであり、両社の間でどんな取り決めや金の取り払いがあったって知ったことではない。

ただ、ひとつだけ言えることは、どちらかに寄せると多分前より割安になる(あくまで多分だけど)。その大きな要因は、寄せることによる割引が用意されているからである。

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Monday, January 22, 2018

引越して気づいたこと2──水

【1月22日記】 以前、今の家に引越していろいろと快適だと書いたが、ひとつ書き漏らしていたことがある。何かと言えば、真冬でも水が冷たくなくなったのである。

僕はとりわけ冷たい水が苦手で、これまでの冬は湯沸かし器のスイッチを入れて、水がお湯になるのを辛抱強く待ってからでないと、朝起きて顔も洗えなかったし、帰ってきて手も洗えなかった(妻はそんな僕を嗤って横で見ていたけど)。

それが今年の冬はそんなことは一度たりともやっていない。そもそも洗面所では一度もお湯を出していないのである。

これもまた、あのとき書いたのと同じ「科学の進歩」「技術革新」の一環なんだろうと思う。

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Tuesday, January 16, 2018

2人の鍵

【1月16日記】 ウチのマンションの玄関扉には錠前が2つついてます。それほど古くないマンションならそういうところが多いと思います。

僕はその2つの鍵を下 → 上の順番で開けます。まず屈んで下の鍵を回し、それから膝を伸ばして上の鍵穴に鍵を突っ込む。

先日妻がそれを見て「へえ、下から先に開けるの」と驚いていました。

僕は知っています。妻が上から先に開けることを。いや、知らなくても完全に想像がつきます。これは人生観、あるいは人生哲学の違いなのです。

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Monday, January 01, 2018

紳士なら座って

【1月1日記】 お正月にはお正月らしくないことを書きたいという意識が働くもので、今日はおしっこについて書いてみたい。

去年のいつごろだったか、秋のある日から家で小用を足すときには便座に座るようにしている。

以前から「男子も座り小便」運動を推進している人たちがいることは知っていたが、あまり心動かなかった。それが、とある飲食店のトイレにあった貼り紙で「紳士なら座って」と推奨(と言うか、むしろ嘆願かな?)しているのを見て、急にやってみる気になった。

そもそもは家のトイレ掃除をいつからか僕がやるようになったことが遠因だ。

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