Thursday, August 22, 2019

予断

【8月22日 記】 ウチのマンションのエレベータのカゴの中にはカメラがついていて、各階の乗り場のスイッチの並びにある小さなモニタで中の様子を見ることができる。

先ほどゴミを出そうと思ってエレベータ前に行くと、乗っていた男性が 13階で降りたのだが、降り際に1階のボタンを押して行くのが映っていた。

前にもこういうことを書いたと思うが、僕にはどうしてそんなことをするのか全く理解できない。

そのボタンを押したがために、12階のエレベータホールで重症を負って血がボタボタ滴っている人がボタンを押す前にエレベータが1階に降りてしまい、上がってくるのを待っている間に死んでしまった──なんてことがないだろうかと、どうして想像しないのだろう?

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Sunday, April 21, 2019

空気清浄機

【4月21日 記】 空気清浄機を買った。僕は鼻があまりよくないのでそれほど気にならずに生きてきたのだが、嗅覚が非常に鋭い(ゆえにつらい思いをしている)妻がほしいと言うので、これが僕にとっては人生初の空気清浄機でとなった。

最初に驚いたのは、てっきり十何万円するのかと思ったら、そんなにするものではなかったということ。もちろん機能的に最高級のものだとそのくらいするのもあるのかもしれないが、家庭で使うレベルのものであれば、2桁万円ということはないみたいだ。

それから驚いたのは、PM2.5。今回買った機種は PM2.5 も取り除いてくれるのだが、僕は PM2.5 というのはてっきり昔で言うスモッグみたいなものかと思っていた。

ところが定義としては「粒径2.5μm以下の粒子状物質」ということでしかないらしく、もちろん工場の煤煙や排気ガスの中にも含まれているが、料理で出る煙や煙草の煙などにも含まれているとのことだ。

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Sunday, January 27, 2019

ルール

【1月27日 記】 ルールがなくても巧く治まっているのが一番良い状態であり環境である、と僕は思っている。

参加メンバー各自の意見や感覚に隔たりがあって、放っておいたら巧く治まらないから、ルールを作って、「みんなで決めたことだから守りましょうね」という合意を取って治めているのである。

それは自治体のような大きな集団であろうと家族のような小さなグループであろうと、基本的には同じであるように思う。

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Tuesday, November 06, 2018

ハイヒール

【11月6日 記】 この歳になって突然気づくことがある。一昨日会社のビルの入り口の階段を上っていて気がついた。

前を歩いている女性のハイヒールのヒール部分が宙に浮いているのである。階段の段に足の前半分しか載っていないから、必然的にかかとの下には段がない。

他の靴と違ってハイヒールの場合はそもそも真ん中が浮いていてつま先とかかとしか地についていないので、それでこういう歩き方をすると、つまりはつま先だけで全体重を支えることになる。

しかも、たまたま一歩だけそうなったのではなく、どの歩みのときにもそうなのだ。

それは危ないぞ、と思う。もしも前からドンと押されたら、かかとで踏ん張れないわけだから、もんどり打って転げ落ち、大怪我をするだろう。

ところが、昨日同じ階段を上っていてまた気づいた。昨日見た女性だけではない。全員とまでは言わないが、大多数の女性が同じ上り方をしているのだ。

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Wednesday, October 31, 2018

エレベータをめぐる作為

【10月31日 記】 僕はエレベータに乗っても自分が降りる階数のボタン以外はあまり触らない。

以前も書いたことだが、誰かが降りたらいちいち「閉」ボタンを押すのは日本人だけだという話を聞いて、たまたまラスベガスに出張で行った折に観察してみると、確かにいろんな人種が乗り降りする中で「閉」ボタンを押しているのは日本人だけである。

ご丁寧にも、自分が降りる時に乗っている人のために「閉」ボタンを押す人もいる。

たまに日本人みたいな顔をしているのに押さない人もいるのだが、引き続き観察していると、その人の口から出てくるのは中国語とか朝鮮語とかだった。

それで、なるほど、そんなに急いでも仕方がないか、と思うようになって、自分でもあまり「閉」ボタンを押さなくなった(ただし、日本で満員のエレベータの、たまたまボタンの前に立ってしまった時は、押さないでいると「ボーッとしてんじゃねえよ」と言われそうなので押すようにはしているが)。

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Wednesday, August 29, 2018

鳩よ!

【8月29日 記】 マンションのベランダに鳩の忌避剤を塗布している。2回に分けて、我が家の2つのバルコニーの、手すりと、バルコニーの床とフェンスの隙間にも塗ってもらった。

鳩が来て何が困るの?と言う人もいるかも知れないが、まずは糞害である。見た目の汚らしさ、不衛生、そして糞をされた場所の材質にもよるのだが、腐食したり変色したり、ということがある。

おまけに鳩は油断しているとバルコニーの隅に巣を作り、それに気づかずに放置していると卵を産み付ける。ウチのマンションでは2世帯がその憂き目にあったらしい。

なんとかマンション全体として対策を、と訴えたのだが、鳩がほとんど飛んでこない階に住んでいる人もいるわけで、全戸に同じ対策を施すのは難しいし無駄でもある。それで理事会の出した結論が、被害に遭っている居室(もちろん希望者だけだが)のベランダに鳩が嫌がる薬を塗ってみようということだった。

ここまでの作業の流れを作ってくれたのはマンションの管理人さんだ。彼が日夜鳩の動きを観察し、棟全体の被害をまとめ、そして僕に理事会に対して手紙を書いてくれと言ったのである。

その甲斐があって鳩の害は理事会と総会の議題となり、今回の忌避剤塗布へと繋がった。管理人さんにはとても感謝している。

忌避剤の購入代金はマンションの管理費からの支出。塗りに来たのはマンション管理会社の若い担当である。そして、忌避剤の主成分は唐辛子の辛さの正体であるカプサイシンだ。あと、ネトネトしているのも鳩が嫌がるらしい。

最初は忌避剤1本で希望する世帯全部を賄おうと考えていたようだが、最初に来た我が家で、圧倒的に狭いほうのサービス・バルコニーだけで1本を使い切ってしまい、仕切り直しとなった。

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Friday, July 20, 2018

価値観、味覚、体感温度

【7月20日 記】 夫婦生活がうまく行くかどうかの基本は同じ価値観を共有できるかどうかだと僕は思っている。もちろん、それぞれの夫婦にそれぞれのあり方があるだろうから、それが普遍的だとか万人共通だとか言うつもりもないのだが。

で、ま、なんであれ、ウチの場合は価値観の共有が根源的なポイントであるとして、それが全てかと言うと、その周りに付随的なものはいろいろあると思う。

例えば味覚の共有、と言うか、共感かな。

結婚が決まっていて、初めて妻の手料理を食べる時に、僕はかなり緊張した。もし不味かったら素直に不味いと言うべきなんだろうか、それとも、笑って美味しいよと返すべきなんだろうか、とかなり悩んだ。

で、一口食べてみて、「ああ、良かった」と思ったことをよく憶えている。我々の味覚は近い(2人とも薄味好みだ)。これなら、何も悩まずに感じた通りのことを言えば良いだろうと、ほっと胸をなでおろした。

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Thursday, May 24, 2018

混合水栓の謎

Water_faucet

【5月24日 記】 右(スマホの場合は上)の写真を見てほしい。我家のキッチンの混合水栓である。光って見にくいが、レバーの回る部分に「H」と「C」の文字がある(写真をクリックして拡大してもらうと赤い矢印で指し示してあるのが判ると思う)。

今は多分もう慣れたと思うが、妻はこの家に来た当初どっちがお湯なのか分からなくて困ったと言う。

「Hの字が見えるように右に回すとお湯だよね?」と彼女は言う。

なるほど、そんな読み取り方、そんな感性があるのか、と僕は感心する。

「いや、ないない。フツーは左側に H の字があるから、左に回すとお湯だと思うでしょ」みたいなことをすぐに言いたがる人がいるが、何がフツーかなんてあまり考えないほうが良い。

もしもあなたがフツーでないと認定されてしまったら、その瞬間からあなたの人生は険しいものになるのだ。

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Thursday, March 15, 2018

主張するお尻

【3月15日 記】 2月の末からハワイ島に行ってきたのだが、滞在していたホテルのトイレがウォシュレットではなかったのがちょっと辛かった。

もちろん日本のトイレがほとんどウォシュレットになったわけではないので、日本にいても日常生活でウォシュレット以外のトイレに当たることもある。しかし、この30年以内に建ったビルや家ならかなりのトイレがウォシュレットになっているはずだ。

自分の身の周りで言っても、家も会社も完全にウォシュレット化されているので、たった5泊とは言え、そうでない環境は辛いと言えば辛いのである。

でも、考えてみたら TOTO がウォシュレットを発売してからまだ40年も経っていないのである(そもそもウォシュレットというのは TOTO の商品名であって、一般名詞としては温水洗浄便座と言うべきである)。

今の若い人は40年前の、ウォシュレットが1台も存在しなかった時代を想像できるだろうか? あるいはそういう環境に耐えられるだろうか? 5日どころではなく、1年365日ウォシュレットが使えないのである。

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Thursday, February 15, 2018

ガスの電気

【2月15日記】 今月から電気を東京ガスから買うことにした。

昔では考えられなかったことだが、今では電気をガス会社から買ったり、ガスを電力会社から買ったりすることができるようになった。昨今では関東在住でも関西電力と契約することもできると聞く。

僕も最初は大丈夫かなと思っていた。でも、ガス屋が急に電気を売ることになって、社員を集めて付け焼き刃で研修会を開き、「電圧とは何か?」などと勉強を始めた──というようなことではないことが分かった。

どこと契約していても、電気系統が故障したらやってくるのは電力会社で、ガスが止まったらやってくるのはガス会社なのだ。電気やガスに名前は書けないので、そもそもウチで使っている電気がどこのものだとは言えないのだ。

ただ、ガス会社も発電し、電力会社もガスを供給する時代になり、ユーザはどこと契約するかという選択肢ができただけのことであり、両社の間でどんな取り決めや金の取り払いがあったって知ったことではない。

ただ、ひとつだけ言えることは、どちらかに寄せると多分前より割安になる(あくまで多分だけど)。その大きな要因は、寄せることによる割引が用意されているからである。

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