さん付け記事の定着
【1月31日 記】 雑誌やウェブサイトが映画や番組の紹介記事を書くときに出演者をさん付けにするのが一般的になって来ました。僕はこれが気持ち悪くて仕方がないのです。
あちこちに何度かそんなことを書いていたら、昨日 twitter にこんなリプをしてくれた人がいます:
昔呼び捨てが基本だったのは、出演者側が視聴者に対してへりくだるという意味合いがあってのことでした。
ゆえにこの現象、謙譲の意味がわからない(どの立ち位置であろうが敬称を付ける=立ち位置の関係性すらわからない)人が増えた、そういう世の中になってきているのかなと感じます。
まさにそういうことだと思います。
先日も note に「翻訳というものは時々間違っていることがある」と書いたら、「翻訳家が間違っていると非難するのではなく、相手の立場になって考えたほうがいい」というリプがつきました。これも根っこは同じような気がします。
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