Tuesday, May 16, 2017

つぶやき8年

【5月16日特記】 twitter を始めた当初は、気にしても仕方がないとは思いながら、やっぱりフォロワー数の増減が気になった。公式でも何でもないとは言いながら、勝手に社名を掲げて社名を背負って呟いていたので、増えれば幾分誇らしく、減ればそれなりにプレッシャーを感じた。

だから、一挙にフォロワー数が増えたときなどは、「僕なんかフォローしてもあんまりご期待に添えないと思いますけど…」みたいなことをついつい呟いてしまいがちだった。こんな僕に過大な期待をかけられると辛いな、という心の現れである。

でも、考えてみれば、フォロワー数が僕の人間性や人格を測る指標であるはずがない。本来それは僕の書いた(呟いた)ものに対する人気の指数である。面白ければ読む。読みたければフォローする。──ただそれだけのことだ。

僕の書いたものを以て僕という人間の品定めをしようとする人もいるかもしれない。もちろんそれは勝手だが、でも、まあ、そんな勝手な評価を僕は気にする必要はないのだ。

比較的早くにその境地に達し得たのは、僕がインターネットを(日記や交流の場などではなく)基本的に作品(著作物)の発表の場だと考えているからである。

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Thursday, May 11, 2017

UDP経営

【5月11日特記】 今日、Akamai のセミナーを聴講していて面白いなと思ったのは、UDP というプロトコルを改良してパケットを漏れなく伝送できるようにしたのが TCP ではなく、TCP のほうが先で、それを改良したのが UDP だという話。

それを聞いていて、

白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき

という狂歌を思い出した。それはちょっと違うと言われるかな(笑)

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Saturday, April 22, 2017

Voice over LTE

【4月22日特記】 SoftBank から無料で VoLTE にしてやるという通知が来て、晴れて夫婦ともに VoLTE 対応になった。

しかし、僕はどうもこの技術がよく分かっていない。と言うか、むしろ逆で、VoLTE の原理は一応理解しているが、今まではどうやって携帯電話で音声通話していたのかがよく分かっていない。

今までだって携帯は LTE や Wi-Fi に接続していたではないか。VoLTE は LTE上で音声通話のための回線交換を実現したと言うが、ではそれがなかった時代は音声通話はどこをどう流れて相手に伝わっていたのだ? 今回どこがどう変わって音が良くなったのだ?

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Sunday, April 02, 2017

永遠の TSUTAYA DISCAS

【4月2日特記】 何度か書いているように、僕は自分の Network Walkman に好きな邦楽ばかり2000曲ほどを入れて聴いている。そして、そこに TSUTAYA DISCAS や Mora から折に触れて補充をしている。

TSUTAYA DISCAS のほうは固定費がかかるので、当初はある程度曲が集まったら解約するつもりだった。ところが解約できない。

何故なら毎年毎月新しい曲が発売されて、その中に僕の好きな曲が少しずつではあるが見つかるから。

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Saturday, April 01, 2017

「どこに書くか?」問題

【4月1日特記】 これだけあちこちに(などと言っても実感があるのは書き手本人である僕だけなのだが)書いていると、当然のごとく「どこに書くか?」問題が出てくる。

ホームページとブログについては、長年やってきたこともあって、自分なりに凡その差別化、書き分けができていると思う。

ホームページ、ブログと facebook についても明確な違いを意識していて、前二者は知らない人との、後者は知っている人とのコミュニケーションである。

で、迷うのは、時々仕事がらみのことを書きたくなったとき。短く書いて済む話なら twitter で軽く呟き飛ばしておくという手もあるが、問題はもう少し込み入った長い話を書きたいときだ。

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Tuesday, March 21, 2017

コンテクストに戻る

【3月21日特記】 頭の中があまりまとまらないうちに早まって facebook に投稿してしまった文章を、少し整理してこちらに再掲することにした。

3/17(金)に TV meets Data という角川アスキー総合研究所主催のセミナーがあったのだが、それを聴いていて思った断片的なこと:

イベント自体は第一部が AI やディープ・ラーニングについての対談、第二部が角川アスキー総研ライフログ研究所が新指標「スポンサードバリューインデックス」を紹介する「ネタ出し放談」であったのだが、今回僕が書こうとしているのはその本質部分ではない。ただ聴いていてふと思ったことを書いてみる。

前半の対談(ドワンゴ小田桐氏とスクエニ三宅氏、司会はアスキー総研遠藤氏)で出てきた話なのだが、ニコ動で、とあるあまり面白くないアニメの最終回に「このアニメ、みんなと一緒じゃなきゃ最終回まで見れなかったよな」というコメントが流れたとのこと。

逆に言うと、内容がつまらなくても、「みんなと一緒に見てる」という “思い” があれば最後まで見てくれるということ。

マクルーハンに「オーディエンスはコンテンツである」との言葉があるそうで、そんな古い本にそんなことが書いてあったのかと驚く。

この日の対談でも、「コンテンツだけではなく如何にコンテクストを付与するか」という発言があった。

もし、今「テレビ離れ」というものが進んでいるとしたら、僕らはその “コンテクスト” を見失っているのかもしれないという気がした。コンテクストとは、ある種の参加意識である。

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Saturday, February 25, 2017

こんばんは、メディア

【2月25日特記】 昨日、一昨日と連日連夜、テレビやインターネット、ソーシャルメディアに関する勉強会/セミナーの類に出席した。東京はともかくこの手の催しが多くて楽しい。

大阪にいた頃と比べて浴びる情報量は10倍以上になったと思う。僕自身もこれまでは活動性の低い人生を送ってきたが(笑)、なんだかちょっとエンジンがかかった感じ。

昨日の夜の催しに行くと、一昨日の催しに来ていた人たちも何人か。──当然そういうことにもなる。しかし、それを「どこに行っても同じ顔ばかり」と言ってしまうのは間違いである。

知ってる人がいて知らない顔もあって初めて交流が繋がって広がるのである。行く場所行く場所で初対面ばかりなら、そこから広がるものは少ないはずだ。

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Saturday, February 18, 2017

Hackathon雑感

【2月18日特記】 会社でハッカソンをやっている。今年で3年目。

放送局という本来新しいもの好きが集まっているはずの場で、なぜだか乗って来てくれない社員が多くて、最初は危ない新興宗教の人みたいな目で見られた。

新しいイベントだけに、ああでないといけない、こうでないといけない、といろいろなことを言われた。

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Tuesday, February 14, 2017

アプリ・オブ・ザ・イヤー

【2月14日特記】 今日、秋葉原UDX に App Ape Award 2016 の「アプリ・オブ・ザ・イヤー」の発表会を観に行って来た。

で、後半のパネル・ディスカッション5連発を聞いていて、「さすがに当たるアプリを作っている人たちはいろんなことを考えてるんだなあ」と感心するところが多く、却って自分の浅はかさに思い至った。

具体的にはたくさんあるが、例えば丸亀製麺のアプリ:

丸亀製麺でうどんを食べてお金を払うと、レシートに QRコードが印刷されていて、客はうどんを食べて店を出てから、その QRコードを自分のスマホでスキャンしてクーポンを手に入れることになる。

顧客がレジでアプリを立ち上げてバーコードを見せ、それを店員がスキャンすることによってポイントが付くシステムが一般的なのに、なんで丸亀はわざわざ客に手間を取らせるのか?

ひとつには、ここにうどんを食べに来る人はあまりゆったり過ごす気のない人たちだから。そんな人たちはレジで長い時間をかけたくないわけで、自分以外の客もさっさと支払いを済ませてくれないとイライラしてしまうのだ。

それだけではない。丸亀製麺は昼の混雑時は30分に100~120人の精算をこなすのだそうで、ここで客が滞留すると店の売上に直結してしまうのだそうだ。

それで、一見不親切に見えても、わざわざ客に自分でスキャンさせる形を採っているとのこと。

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Thursday, February 09, 2017

知的遊戯

【2月8日特記】 今、朝日新聞デジタルの連載で夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んでいるのだが、昨日、一昨日の回がとても面白かった、というか、こういうのは僕以外にも面白いんだろうか、こういうものを面白がる文化はまだあるんだろうか、と気になったので書いてみることにした。

一昨日の「192」では迷亭と独仙が対座して囲碁をしている。まず「賭けないとやらない」という迷亭をたしなめて、独仙が陶淵明の詩句を引いてもっとゆったりしないとダメだと言う。

迷亭は「さすが仙人だ」などとテキトーなことを言いながらハチャメチャな碁を打つ。

そのあと、この2人を見た「吾輩」が、なんで人間は囲碁みたいな窮屈なものをするのだろうと深い感慨を述べるのを挟んで、翌「193」では迷亭と独仙の丁丁発止に戻る。

まずは迷亭が司馬遷の『史記』の「項羽本紀」の有名な鴻門之会の場面を引用しながら勇ましく攻め込んで来る。

それに対して独仙は碁石を「こう継いで置けば大丈夫」と言いながら、「継ぐ」からの連想で、唐の文宗の句に柳公権が継いだ連句を引用する。それを受けて今度は迷亭が「継ぐ」を「撞く」に掛けて「撞いてくりゃるな八幡鐘を」と俗謡で返す。

すると独仙は無学禅師の言葉を引いてさらに切り返す。その手に慌てた迷亭は「待った」をする。独仙が「ずうずうしいぜ、おい」と言うと、迷亭は「Do you see the boy か」と来る。これは読んでいても俄に解らなかったのだが、「ずうずうしいぜ、おい」と「Do you see the boy 」がシャレになっている。

そのあと2人のやりとりは、歌舞伎十八番や禅語まで引きながらさらに続いて行く。なんとも凄まじい知的遊戯ではないか?

で、僕はそれをものすごく面白く思ったのだが、僕以外の読者もおんなじように面白がって読んだのかな、と気になったのである。

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