Tuesday, August 20, 2024

僕とPokémon GO

【8月20日 記】 僕は Pokémon GO をやっているが、別に昔からポケモンが好きだったわけでも何でもない。iPhone にそのゲームが入った時がポケットモンスターとのほぼ初めての接点だった。

僕はゲームというものにあまり馴染まずに育ってきた。

もちろんトランプや UNO などのカード・ゲーム、人生ゲームや野球盤などのボード・ゲーム、あとは将棋とか麻雀とかはやってきたが、アーケード・ゲームやゲーム機はほとんどやらずに育ってきた。

予備校時代にインベーダーとかギャラクシーなどのブームが到来し大学時代まで続いたが、僕はいつも、何度ゲーム・オーバーになってもコインを入れ続ける友だちの側で見ているだけだった。

ゲームセンターにもほとんど出入りしたことがない。

ゲーム機の類も、忘年会のビンゴ大会で当たった DSi を別にすれば、任天堂の他の如何なるゲーム機も、play station も一切所有したことがない。

PC にバンドルされていたゲーム、例えばソリティアとかマインスイーパーなどは、もちろん初めのころはそれなりにやったが、もう長らくやっていない。

iPhone を持ってから熱中したゲームもいくつかあったのは確かだが、ごく一部の限られたゲームのみである。そのうちのひとつが Pokémon GO だった。

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Monday, March 04, 2024

ポケモンの名前で盛り上がった

【3月3日 記】 ポケモンの日本語名と英語名の話題で英語の先生と盛り上がった。その先生はユダヤ系アメリカ人で、来日して日本語の翻訳者になるべく勉強をしている人だ。

彼は小学校時代ポケモンカードの収集に熱中したのだそうで、僕は年が年だけにポケモンのことは近年までほとんど何も知らなかったが、今では Pokémon GO をやっていると言ったら、そこからポケモンの名前の話になった。

僕の一番のお気に入りのポケモンは何か、と彼に訊かれて、咄嗟に思いつかなかったので、「妻はルージュラが好きだ」と答えたら、彼がルージュラの英語名は何か知っているか?と言い出して、そこから日米のポケモン名の話になった。

で、ルージュラの英語名は何かと言うと、なんと Jynx なのだそうだ。

jynx は何種類かの鳥の学名(ラテン語なのかな?)の一部として使われる単語ではあるが、英語の辞書では出てこない。しかし、ここでは jinx をもじっているのは明らかだ。

jinx は、日本人は「縁起担ぎ」みたいな意味に解してしまいがちだが、英語本来の意味は「悪運」や「呪い」であって、これはルージュラの見事な「意訳」だと思う。

でも、彼によると、こういう風に意訳されているポケモンはそれほど多くはないらしい。

特に初期に登場したポケモンは、その当時はこれが英語に訳されることがあるとは誰も思っていなくて、音の響きや雰囲気だけでつけられた名前がかったため、そういう場合はあまり何も考えずに音をそのまま移していることが多いのだそうだ。

例えばラプラスは Lapras で、ギャラドスは Gyarados なのだそうだ(ちなみに、ギャラドスに進化する前のコイキングは Magikarp で、これは多分 Magic Carp なのだろう)。

ギャラドスの語源についての彼の解釈がまた面白く、ギャアギャア言いながらドスンドスンと動くからではないか、と彼は言うのである。ただ、ギャラドスには足がないから、ドスンドスンというのはちょっと違う気もするけど(笑)

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Friday, August 25, 2023

【note】 僕が悩む Pokémon GO と陰陽五行、アリストテレス、『マイ・エレメント』

【8月25日 貼】 久しぶりに手抜きをして note に上げた記事を貼っておきます。

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Saturday, January 29, 2022

Pokémon GO 考

【1月29日 記】 Pokémon GO というゲームをプレイしている人がどれくらいいるのかは知らない。一時期のブームに始めて今はもうやめてしまった人もたくさんいるだろう。それでも今なおアクティブなユーザが大勢いるのも確かで、ネット上には結構記事が出ている。Pokemongogd19cc0d32_640

その中には百戦錬磨を誇るような人もいて、「これはこうするのが王道、あれはああやるのが常識」みたいに独善的に指南してくる人もいて、僕はちょっと嫌悪感を覚えていた。遠道であれ邪道であれ、好きなようにやりたいのである。

しかし、あまり人と交わらず我流でやっていると、どうしてもうまく進まないポイントがある。例えば、「フレンドとポケモンを交換する」というフィールド・リサーチ(=ミッション)を達成するのに四苦八苦するのである。

それで去年の11月、ロケットニュースによく Pokémon GO の記事を書いている P.K.サンジュンさんが主催した「フレンドを作る会」に意を決して参加してきたのである。

意を決した割には短時間で帰ってきてしまって3人しかフレンドを作れなかったけれど(笑)

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Tuesday, February 02, 2021

Pokémon GO の愉しみ

【2月2日 記】 ゲーム機の類には馴染まずに育ったので、ポケモンが世に出てきたときには何の興味もなかった。それがアニメ化されたときにも、すでに大人になっていた僕には関係のないものだった。Pokemon1593048_1280 

でも、iPhone でプレイできる Pokémon GO が出きたときにやってみたら面白くて、これはもちろんポケモンのキャラクターに惹かれたのではなくゲームの仕組みに惹かれたのだが、それから4年半ほど飽きずに続けている。

ポケモンのキャラクターに惹かれたわけではないと書いたが、それはこのゲームが好きになったメインの要因ではなかったという意味であって、ポケモンのキャラクター自体は非常によくできていると思う。

そして、それぞれのポケモンのネーミングもなかなか面白い。

誰でも知っているピカチュウの場合を採れば、前半のピカはピカチュウが「でんき」タイプのポケットモンスターであることを表しており、後半の「チュウ」はねずみポケモンであることを表している(初め僕はウサギかと思ったのだが…)。

秀逸なもじり方、なぞらえ方、ひねり方、合わせ方をしたネーミングが多く、中には暫く経ってから意味が分かるポケモンもある。

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Thursday, September 17, 2020

マニアの王道

【9月17日 記】 Pokémon GO をやっていると本当に人間の多様性に気づかされる──というような記事をちょうど2年前に書いた。

目からポケモンが剥がれた

このときは会社の同僚のことを念頭に置いて書いたのだが、その後ネット上に攻略法などを書いているセミプロみたいな人の文章を読んでなおも驚いた。世の中には本当にいろいろな指向性の人がいるものである。

だが、今日書こうとしているのは、そういう極端な人(ったって何も書いてないのでどこが極端なのか全く説得力がないだろうがw)の話ではなく、妻のことである。

妻は Pokémon GO をやらない。ゲームの類は全くやらないわけではないが、やるものはかなり限られているし、そもそもあまりいろんなものを自分の iPhone にインストールしたがらない。

しかし、彼女は時々気紛れに Pokémon GO をやる──僕の iPhone で。

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Tuesday, March 17, 2020

バトラー対コレクター(Pokémon GO と嗜好)

【3月17日 記】 Pokémon GO をやっている人がどれくらいいるのか分からないので、できるだけ分かりやすく書くが、僕はまだレベル34である。僕と同じ頃に始めた人なら、とっくに最高位のレベル40に達している人が多いと思う。

ひとつには僕がそれほと熱心に、と言うか必死になってやってはこなかったということもある。でも、それだけではないということに最近気づいた。

これは前に Pokémon GO について触れたときに書いたことだが、ゲームのやり方と言うか、何をメインの目的としているかということ、引いてはやっている人の性格や嗜好にもよるのだと思う。

前にも取り上げた、僕の会社の同僚で僕のフレンドになっている人物は、バトルに勝つことを主目的としている。だから、バトルに勝てそうなポケモンを集めることに神経を集中している。そして、当然のことながらたくさんバトルをする。

このゲームにはいろんな種類のポイントみたいなものがあるのだが、バトルをすることによって、あるいはバトルに勝つことによって得られるポイントが溜まって次のレベルに上がりやすくなる。

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Saturday, July 27, 2019

ポケストップ

【7月27日 記】 詳しくは書きませんが、ウチのマンションの1階にとある施設が入っており、そこがポケモンGO のジムになっています。

おかげで僕は室内にいながらポケストップを回し、ジムバトルやレイドバトルができて、とても重宝しているのですが、これがどうやらマンションの理事会かなんかかで問題になったようです。

曰く、怪しげな人たちがマンション周辺に大勢たむろしている、と。

僕からしてみれば、それは単にポケストップを回したり、ジムバトルをしたり、レイドバトルをしたり(最近だとロケット団バトル、なんてのもあるのかな)している人たちであるのは明白で、言わば自分が映画を観に行った時に同じ映画館に同じ映画を観に来ている人たちのようなものなのですが、ポケモンGO をやらない人たちにはそうではなく、得体の知れない不気味な連中に見えるようです。

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Friday, March 08, 2019

samorost3

Samorost3

【3月7日 記】 妻が Samorost3 を最後までやりきった。

彼女の誕生日プレゼントに iPad にダウンロードしておいたのだが、却々気づいてくれず、でも、やり始めると一気に熱中モードに入り、ほぼ半年で完遂した。僕もそのうちの7割ぐらいはいっしょにやったり、その場で見ていたりした。

所謂 non-verbal game である。言葉はいらない。言葉がなくても分かる。──というのは正しくもあり正しくもない。確かに言葉がなくても何となく分かる気はするが、すぐには分からない。あくまでやっているうちに少しずつ分かってくるのである。

そもそもゲームというものにはルールがあって、それを大体解った上で始めるものであるが、ルールブックもマニュアルも何もなくいきなり始めるわけだから、暫くは360°全方向に手探りで、何を最終目的として、何をそのための手段としてやっているかも判らず、やりながら掴むしかないのである。

で、やって行くうちに、あ、このマークがあるところではこうすれば良いのか、こんな反応をされたときは自分がやっていることが間違っているのか、こういうヒントは多分この方向性で推理すれば良いのかと見当がついてくる。

でも、あまりにも難しいので、途中何度かネット上にある攻略法の記事のお世話になった(つまりは、カンニングしたわけである)。ただ、難しいから、謎が多いから楽しい、というだけではない。ゲームという枠組みに入る前に、すでに絵と音だけでめちゃくちゃ楽しくて胸踊るのである。

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Thursday, September 06, 2018

目からポケモンが剥がれた

【9月6日 記】 人間の多様性というものについては生きていく中でいろんなところで不断に再確認することになるのだが、先日はポケモンGO でそのことを思い知った。

ポケモンGO をやらない人もたくさんいるだろうから、あんまり細かいことを書いても仕方がないので、概略だけを書く。

ポケモンGO は街を歩いて「ポケットモンスター(ポケモン)」を収集するゲームである。ポケモンの種類は何百も、いや、多分 1,000種類以上あるはずだ。で、捕まえたポケモンを育てたり、そのポケモンを使って「バトル」をしたり、といろんな遊びのバリエーションがある。

そして、プレイヤーがある一定のレベルに達すると、他のプレイヤーと「フレンド」になったり、お互いのポケモンを「交換」したりできるようになる。

それは別にやりたくなければやらなくても良いのだが、頑なにそれを避けているといろいろ無駄が出たり、そのままでは先に進めなくなったりもする。

僕はポケモンGO をやっていることを別に隠してはいなかったが、あまり誰とも交流することなくずっと独立独歩でやってきた。それが上記のような状況になったものだから、会社の後輩とフレンドになった。

で、フレンドの仲良し度が上がってきたところで、今度は逆に彼からポケモンを交換してほしいと言われた。

しかし、急にそんなこと言われても、僕のほうには交換に出せるようなポケモンは1匹もいない。

僕がそう言うと、彼は「そんなに厳選しているんですか!」と驚く。驚かれて僕も驚く。

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