Monday, December 02, 2019

布の威力

【12月2日 記】コーヒーの布製フィルタを買った。前から一度使ってみようと、妻と話していたのだ。

で、昨夜早速淹れてみたら、これが明らかに味が違う。旨い!のだ。

我が家はそこそこ良い豆を、淹れる直前に挽いて、そこそこ良いコーヒーメーカーで出している。だから、そこそこ美味しいのだが、それより明らかに旨い!

上手く言えないが、雑味がなくなる、コクが出る、なんかしっとりと口に馴染んでくる感じ。

たかだか紙と布の違いなのに、この味の差には驚いた。

でも、味を文章で伝えるのは、なんと難しいことか。

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Tuesday, September 17, 2019

飲める水道水

【9月17日 記】 近々、久しぶりに海外旅行に行くのだが、現地の情報として「水道水は飲める」というのがあった。とりあえずミネラル・ウォーターを買わなくて済むのは助かる。

などと思っていてふと気づいたのは、日本でも水道水は飲めるということ。東京の水道水は世界でもトップクラスの水質だという話を聞いたこともある(真偽のほどは知らないし、そう言う根拠も知らないが)。

では、日本で水道水を飲んでいるかと言えば、僕は飲んでいない。もう何年も飲んでいない。自前の浄水器をつけているか、あるいは家にビルトインの浄水器が備わっているか。そういう環境でないところに一泊しているときも、沸かしてお茶を淹れるのがせいぜいで「生水」は飲まない。

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Wednesday, March 20, 2019

昨日○○食べたから

【3月20日 記】 会社の昼休み。

「何食べようか?」
「昨日中華だったから、中華以外」

こんなこと言う人いますよね。

私が知っている中で最たるものは、営業マン時代の取引先の K 氏。“グルメ K”と異名を取るほどの食通(気取り?)の人でした。K 氏は同僚から昼ごはんに何を食べようかと訊かれたときに、よく

「今夜はイタリアンなので、イタリアン以外」

みたいなことを言ったそうです。これ、今夜は会食の約束があってイタリアンの店を予約しているので、ということであれば別に珍しくもなんともないのですが、そうではなくて、この「今夜」は K 家の夕食なのだそうです。そう、家で奥さんが作る夕食。

つまり、K 氏が朝、家を出る時には既に夕飯の献立が決まっているということ。すごいですよね。

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Thursday, February 21, 2019

食べ放題のうち

【2月21日 記】 いくつになっても健啖家、というような人もいるにはいるが、僕の場合はご多分に漏れず、年を取るにつれてあまり量が食べられなくなってきた。

もともと体育会系でも大食漢でもなかったのは確かだが、それでも10代、20代の頃はほぼ無意識に「大盛り」を注文していたように思う。

それが今は大盛りどころか普通盛りでも多いくらいだ。

メニューに「小ライス」とか「ご飯少なめ」とかいう選択肢があれば良いのだが、あるいはメニューには載っていなくても、店の人と顔なじみで気軽に「ご飯少なめで」とか言える雰囲気だったら良いのだが、そうでなければやはりわざわざそういうオーダーをするのは、僕らの世代はためらってしまうのだ。

何故なら僕らの時代はとにかく出されたものは何であれ全部きれいに平らげるというのが礼儀だったから。そこには自分の腹具合とか好き嫌いとか、そういう尺度も選択肢もなくて、ただただ作ってくれた人、振る舞ってくれた人に対する感謝の意を表して初めて食事という儀式が完結するのだった。

というわけで、簡単に言うと、こっちが金払ってんだから大盛りであれ半ライスであれ好きなものを注文して好きな分だけ食べれば良いものを、それが気安くできないもんだからウジウジしているという馬鹿らしい話でもある。

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Thursday, May 31, 2018

銀座の広島

【5月31日 記】 ひろしまブランドショップ TAU ではっさく大福を買った。見た目が美味しそうだったのと、「これめっちゃ美味しいんだよ」と言ってる客がいたので。

買って帰って食べてみると、果たしてこれが旨い。「おいしいね」と夫婦で言っていると、知り合いの女性が facebook でまさにこのはっさく大福の写真をアップして「これ大好き!」などと書いているから驚いた。

聞いてみると彼女も銀座の TAU で買ったとのこと。僕ら夫婦はこの店にはよく出入りしていて、大概買うのは広島のレモン、あとは牡蠣の加工品とか。ちなみに店名の「タウ」は広島弁で「届く」の意味だとか。

この手の店でウチがよく行くところがもう一軒あって、池袋の宮城ふるさとプラザ COCO MIYAGI である。ここでの狙いは(たまにしか出ていないが)サンマの一夜干しである。

東京はさすが首都だけあって、この手の店がたくさんある。気になって調べてみたら、1都1道2府43県全てのアンテナショップがある。

中には鳥取と岡山、香川と愛媛みたいに2県で1店舗というところもある。23区内とは限らず、長野のように立川に店を構える県もある。が、とにかく全部あるのである。

1都1道2府43県ということは、つまり東京都のアンテナショップもあるのだから驚いてしまう。

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Tuesday, August 01, 2017

掌中

【8月1日特記】 会社の近所に時々昼飯を食べに行く居酒屋がある。そこにこんな貼り紙がしてある。

焼酎に入れる梅やレモンなどは、どうしてもということであればご用意いたしますが、杜氏が丹精込めて作ったお酒ですので、できるだけそのままの味をお楽しみください。

等々。

僕は下戸なので基本的に酒のことはよく分からないのだが、ただ、こういうことが書いてあるお店は嫌だ。

大阪に有名な生醤油うどんのお店があり、そこには「醤油は一往復半」とか何とか書いてあって、醤油のかけ方がそれより多くても少なくても店主に咎められると言う。それと同じ嫌ぁなものを感じる。

一往復半だか二往復半だか知らんが、その「半」という辺りに如何にも値打ちをこいている感じがあって、その話を聞いただけで僕はその有名な店を訪れる気にならない。

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Sunday, February 26, 2017

ナッツ夫婦

【2月26日特記】 夫婦揃ってナッツ類が好きなのである。

僕が好きなのはピスタチオとカシューナッツ。妻が好きなのはやはりカシューナッツ。ほかにアーモンドとかクルミとかもふたりでよく食べている。

それぞれにコレステロールを下げるとか血圧を下げるとか、いろんな効能のある成分を含んでいたりするのはありがたいが、そんなことよりも単に美味しいから食べているにすぎない。

で、ふたりとも好きなのにめったに手にはいらないのがヘーゼルナッツ。昔チョコレートに入っていた記憶があるが、大人になって単体で食べて、初めてその独特の美味しさに気がついた。

ところがこれが売っていない。日本では滅多に手に入らない。仕方なく海外から取り寄せた。

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Monday, August 15, 2016

鑑賞映画データベース

【8月15日特記】 何でもかんでもというわけではないが、僕には記録マニアみたいなところがあって、自分にまつわるいくつかのことについて記録を付けている。

例えば映画鑑賞の記録である。ある時期に過去に遡及して完成したのだが、一応生涯観た映画を全部記録してある。

で、先月僕が東京に転居したことによって、データベースに並ぶ映画館名が2ヶ月前とはガラッと変わってきているのだ。

そして、これが僕にとって3度目の東京であり、14年目の東京であるために、それらは実は随分昔に行ったことのある映画館であったりするのだ。

例えば、8/11 に『トランボ』を観た日比谷の TOHOシネマズ シャンテは、僕にとっては、1993/6/20 に観たアルフォンソ・アラウ監督のメキシコ映画『赤い薔薇ソースの伝説』以来23年ぶりの訪問になった。

もっとも、23年前はシャンテ・シネという名前の映画館であったので、僕のデータベース上では別の映画館扱いになっている。

同じ館名であれば移転しても同一映画館とみなしているが、同じ場所・同じ施設であっても名前が変われば別の映画館という扱いをしているので、シャンテ・シネにはこれまで4回通い、TOHOシネマズ・シャンテには初めて行ったということになる。

で、先日行って一番驚いたのは、ネットで予約したチケットの発券機が1台しかなかったこと。

松竹系や日活系、テアトル系の映画館では発券機が1台か2台しかないことはあるが、東宝系で1台しかないというのは非常に珍しい(少なくても4~6台、大きなシネコンなら20台くらいある)。後追いで TOHOシネマズのグループに加盟したので、こんなことになっているのだろう。

もちろんその1台には長い行列ができているので、多分後から足したのだろう、売店にも1台機械を置いて、係員が「発券機で2番めにお待ちのお客様」と一人ずつ呼び寄せてはバラバラと処理をしている。

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Thursday, March 03, 2016

驚きの食体験(2)

【3月3日特記】 昨日の記事に名古屋のMさんがコメントをつけてくれたことで思い出したことがあるので、続編を書きます。

Mさんの驚きの食体験は「てっさ」だとか。そうですよね。学生は河豚(フグ)なんか食べませんものね(ただし、コメント欄に書いたように、僕の場合はてっさでもてっちりでもなく、河豚の唐揚げでしたけどねw)。

で、河豚の刺し身をてっさと呼ぶのは、(毒に)当たることから河豚のことを鉄砲と呼ぶようになり、「てっぽう」の「さしみ」から「てっさ」となったとのこと。

それで思い出したのは、僕が30代前半の頃に入社してきた新人S君のこと。彼も学生時代に河豚なんか食べたことがなかったようです。ある日の宴会が河豚のコースだったのですが、最初に出てきたてっさにS君まったく箸を伸ばしません。

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Wednesday, March 02, 2016

驚きの食体験(1)

【3月2日特記】 先日ネット上に「グレープフルーツを2つに切って砂糖かけて食べたらウマい!」と書いている人がいて驚きました。恐らく若い人なのでしょう。

日本に初めてグレープフルーツなる未知の果物が入って来た当初、我々はみんなそういう食べ方をしていたものです。あの頃のグレープフルーツは今より酸っぱかったこともあって、みんな砂糖をかけて食べてました。

半分に切ってギザギザ・スプーンでほじくって食べるのは、なんかちょっとハイソ(死語ですねw)な気分でしたよね(笑)

多分そういうことを知らない世代なのでしょう。だから、新しい食べ方を発見して大喜びです。でも、あの頃の僕らと違うのは、僕らには新しい食べ物と新しい食べ方がセットになって現れたということ。

新しい食べ物が新しい食べ方を伴って現れたことによって、どれほど僕らに対するインパクトが増幅されたかは、きっと想像もつかないでしょう。

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