Thursday, March 04, 2021

BSフジ『HIT SONG MAKERS 消えゆく昭和の音楽の星たち』

【3月4日 記】 録画してあった『HIT SONG MAKERS 消えゆく昭和の音楽の星たち』(2/21 BSフジ)を漸く観た。去年亡くなったさまざまな歌謡曲~J-POP 関係者、とりわけその中でも筒美京平となかにし礼という2人の巨星にスポットライトを当てた特別番組だ。

BSフジが誇る音楽番組の名作『HIT SONG MAKERS』での取材をメインに再構成したものであることがタイトルから伺える。

ちなみに僕はこの番組が出した5枚組のDVDを持っている。そして、このブログにも何度も書いてきたが、僕は筒美京平という作曲家を崇拝している。

『筒美京平 Hitstory Ultimate Collection 1967~1997 2013Edition』も、リッピングではあるが全曲持っている。『筒美京平作品 楽譜集 Kyohei Tsutsumi Songbook Ultimate Collection 1966~2008 100songs』も買った。

そして、去年相次いで亡くなったこの2人については、筒美京平関連で4本なかにし礼関連で1本の記事を上げている。

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Friday, December 25, 2020

なかにし礼という巨木

【12月25日 記】 なかにし礼が亡くなった。特に好きな作詞家ではなかったが、改めて作品集を並べてみると、いい歌をたくさん残しているのに驚く。

いろんな音楽関係者が亡くなるたびに、ある種追悼の意味も込めていろんな文章を書いてきたので、今回もここに一編の文章を加えたいと思う。

「なかにし礼の代表作は何か?」と言われると、例えば阿久悠とか千家和也とか岩谷時子とか安井かずみみたいに、たちどころに何曲かが頭に浮かぶということはない(あくまで僕の場合だが)。

でも、それは代表曲がないのではない。ありすぎるのだ。そして、ものすごくバラエティに富んでいる。これが作詞家なかにし礼をひとつの作品に縛りつけてしまわない原因だと思う。

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Tuesday, October 20, 2020

筒美京平さんに3(part4)

【10月20日 追記】 ダメだ。何度選び直しても、あ、あの曲を忘れてたというのが出てくる。

5曲増やして 25曲にしてみた。これで本当に終わり。

何故なら、これ以上増やしてしまうと、さすがに僕も『また逢う日まで』や『真夏の出来事』、『なんてったってアイドル』、『魅せられて』、『強い気持ち・強い愛』などを選ばざるを得なくなって、他の人が選んだリストとの差異が小さくなってしまうから。

加えたのは伊東ゆかりの『誰も知らない』、坂本スミ子の『夜が明けて』、かまやつひろしの『青春挽歌』、松本伊代の『ビリーヴ』、小泉今日子の『夏のタイムマシーン』、中川翔子の『綺麗ア・ラ・モード』の6曲。

合計 26曲になってしまうので、唯一の B面曲だった小川みきの『乱暴な少年』を外した。

以下がリスト:

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Friday, October 16, 2020

筒美京平さんに2(part3)

【10月16日 追記】 どうしてもあと 10曲選びたくなった。前に書いたとき、「あくまで京平さんが亡くなったことを知った日に僕がたまたま選んだ 10曲である」と書いた。

そういう位置づけが良いと思ったし、本来であれば潔くそこで断ち切るべきで、追加するなんて無粋なことである。

でも、どうしても取り落した曲があるのだ。それをここに書く。

  • 渚のうわさ(作詞:橋本淳、歌:弘田三枝子、1967年)
  • スワンの涙(作詞:橋本淳、歌:オックス、1968年)
  • さすらいの天使(作詞:橋本淳、歌:いしだあゆみ、1972年)
  • ふたりは若かった(作詞:阿久悠、歌:尾崎紀世彦、1972年)
  • 芽ばえ(作詞:千家和也、歌:麻丘めぐみ、1972年)
  • 小さな体験(作詞:岩谷時子、歌:郷ひろみ、1972年)
  • ひとかけらの純情(作詞:有馬三恵子、歌:南沙織、1973年)
  • 甘い出来事(作詞:安井かずみ、歌:小川みき、1974年)
  • 汚れなき悪戯(作詞:安井かずみ、歌:豊川誕、1975年)
  • 君だけに(作詞:康珍化、歌:少年隊、1987年)

もちろん、これも明日選び直したら1曲も重ならないのかもしれないのだが。それでも書かずにいられなくなるのが筒美京平さんなのである。

そして、10曲追加したことによって、京平さんと組んだ作詞家のうち、僕が敬愛してやまない人たちはほとんど網羅できたと思っている。

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Thursday, October 15, 2020

音楽追悼文集目次

【10月15日 記】 先日亡くなった筒美京平さんについて書き、その後、筒美京平さんとも何度もコンビを組んでいて昨年亡くなった有馬三恵子さんについて書き、僕が思い入れのあるミュージシャン、作曲家、作詞家について書いた文章が溜まってきたので、音楽追悼文集の目次のページを作った。

trivialities音楽追悼文集

PC でお読みいただいている方には、左カラムの「鑑賞リスト」の中にもリンクが置いてある。

2006年の宮川泰さんから 2020年の筒美京平さん/有馬三恵子さんまで、今のところ 15人、17編。

志村けんさんだけは、人物としても文章としても少し毛色が違うが、彼も優れた音楽評論家であったことを僕はつい最近知った。

人が死ぬのは悲しいことだが、死ぬことで最後に思い出してもらえることがたくさんあるのは喜ばしいことだと思う。もちろんそれを本人が喜ぶことはできないにしても。

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Wednesday, October 14, 2020

有馬三恵子さんのこと(筒美京平さんに part2)

【10月14日 追記】 10/12 に「筒美京平さんへ」というタイトルで短い文章を書き、僕の好きな 10曲を、その日限りのものとして選んでみた。

みんな趣味はいろいろだから京平さんの好きな作品を挙げろと言われたらかなりのバラツキが出るだろうし、僕は僕で定番の曲は意図的に少なくした面もあるのだが、それでもかなり多くの筒美京平ファンの人が「あれ?そうだとしても、なんでアレが入っていないんだ?」と思ったはずである。

そう、それは南沙織のレパートリーである。僕も最初は選ぼうとしたのである。だが、結局選ばなかった。

どれを選んでも筒美京平の作品と言うよりも有馬三恵子の作品という感じがしたからである。

10/12 に挙げた曲を改めて眺めてみると、自分が選んだ 10曲でありながら、そこにクレジットされている作詞家たちのすごさに今一度圧倒される。

筒美京平と言えばまず思い出す作詞家は橋本淳だろう。若いファンなら松本隆を思い出す人もいるだろう。そこに加えて北山修がいて、安井かずみがいて、秋元康もいて、なんと川内康範などという大御所もいる。

それらの作詞家はいずれも、筒美京平との組合せががっちりとハマって見事な共同作品を作り上げているように見える。

だが、有馬=筒美作品だけはどうしても「有馬三恵子の作品」の印象がくっきり立ってしまって、筒美京平がやや後方に退く感があるのである。

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Monday, October 12, 2020

筒美京平さんに

【10月12日 記】 筒美京平さんが亡くなった。戦後の和製ポップス/J-POP の世界で、他の誰にも到達できない最高の作曲家だったということに、異論を差し挟める者はいないだろう。

僕なんぞがあれこれ言うことは何もない。だが、京平さんの曲に想い出は山ほどある。

それで、京平さんの訃報を知ったこの日に何かをしたいという切実な思いに駆られて、彼の膨大な作品の中から僕の好きなものを 10曲選んでみた。

京平さんのベストテン、などと言うつもりは全くない。明日また 10曲を選び直したら1曲も重ならないかもしれない。10曲しか選ばないというのはそれほどまでに無謀な試みである。でも、選んでみた。

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Tuesday, March 31, 2020

志村けんさんと僕

【3月31日 記】 志村けんが亡くなった。もちろんお会いしたことはない。

でも、それで思い出した。僕は昔、志村けんが好きではなかった。いや、亡くなった人のことを悪く書こうというのではない。ただ事実として、僕は志村けんが気に食わなかった。

そのひとつはメンバーの荒井注を追い出して新しくドリフターズのメンバーに加わったような印象があったからだ。とは言え、僕はこのメンバー交代の裏事情を知らないし、恐らくは荒井注が辞めたほうが先で、志村けんがその後に補充されたのだろう。

それでも僕は荒井注がこの先どうやって食って行くのだろうかということがなんだかとても心配になって、その延長上で志村けんが気に食わなかった。

僕はそんな少年だった。

それから、志村けんが(一応ギター担当ということにはなっていたが)ろくに楽器が弾けなかったのが気に食わなかった。ドリフターズと言えば、ビートルズが来日公演をやったときの前座を務めたほどの由緒と実力のあるバンドで、個々のメンバーも却々上手いプレイヤーだった(と言っても、これも後から聞いた話なのだが)。

そこに音楽の素養の1ランク劣る志村が入ってきたことに僕は抵抗感を覚えた。これはある意味、グループサウンズのブームが過ぎたときに音楽を捨てて役者やタレントに転じたボーカリストたちに対して覚えた反感と通じるものがあると思う。あの頃の僕にとっては、音楽をやっている奴が一番偉かったのだ。

僕はそんな少年だった。

それから、志村けんの芸風が、大先輩のいかりや長介らに対して敬意を欠いているように思えたこともある。これはもちろん舞台の上でのコントであり、いかりやも承知の上のお約束である、ということは冷静に考えれば分かるのだが、まあ、何と言うか、坊主憎けりゃの類なんだろう。

一番後から入ってきた志村けんが、加藤茶を抜いて一番人気者になってしまったのも、なんとなく許しがたかった。

僕はそんな少年だった。

そもそも志村けんが子どもたちを相手に大人気を博した頃には、僕はもう中高生で、その子供向けの幼稚なギャグをあまり面白いと思わなかったということも根底にあったと思う。

なんであれ、僕はそんな少年だった。

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Tuesday, April 02, 2019

新カテゴリ

【4月1日 記】 ショーケンの記事を書いて、ふと気がつくとこのブログにも少なからぬ追悼記事を書いてきたなあと思った。ほとんどがミュージシャン、あるいは音楽関係者である。

調べてみたら、追悼という意味合いがそれほど強くないものも含めて、12人の訃報に接して書いた 14の文章があった。順を追って行くと、宮川泰、阿久悠、遠藤実、三木たかし、加藤和彦、藤圭子、岩谷時子、かしぶち哲郎、大瀧詠一、かまやつひろし、森田童子、そして一昨日アップした萩原健一だ。

人は死ぬ。そして、その死んだ人の中には一度も会ったことがない僕が何かを書きたくなるような人が時々混じっている。だから今後も、ポツポツとこんな記事を書き続けるのだろうなと思った。

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Sunday, March 31, 2019

故・萩原健一さんに

【3月31日 記】 3月26日に萩原健一が亡くなっていた。近親者で葬儀を執り行ったあと発表された。

世代によってザ・テンプターズだったり、『太陽にほえろ!』だったり、『傷だらけの天使』だったり、『前略おふくろさん』だったりするのだろうけれど、僕が一番語りたいのは PYG である。

隆盛を極めたグループサウンズ(GS)ブームが下火になり、その3大バンドから2人ずつ実力のあるメンバーが結集したのが PYG だった(実は他にもうひとりメンバーがいたようだが)。

音楽と流行の間でどことなくインチキ臭い位置づけだった GS から、漸く本物の音楽をやるグループが生まれた、と僕は熱狂した。

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