Monday, August 08, 2022

名前考

【8月8日 記】 一概にキラキラネームが悪いと言う気はないのだが、でも、やっぱり最近の若い(あるいは幼い)人たちの名前を見ると、いろいろ考えることがある。

一番思うのは、読みにくい、どう読むのか分かりにくい名前が随分増えたということ。

太郎とか花子とか、そこまで極端な例でなくても、僕らの世代周辺によく見られた名前、例えば健一とか克彦とか雅弘とか、優子とか真由美とか薫とか、そういう名前は大抵の人が間違わずに読めたものだ。

ところが最近では本人に確かめないことには本当にそう読むのかどうか確信が持てない名前が多いし、同じ漢字の組み合わせでも読み方がたくさんあったりする。

例えば男の子の名前によく使われる「翔」という字だが、これは音読みのショウが採用されることもあるし、「かける」と読ませることもあるし、「と」と読ませることもある。例えば 2021年に生まれた男の子の名前で多かった第2位は「陽翔」(はると)なのだそうだ。

「と」は「翔ぶ」から来ているのだが、本来この漢字に「とぶ」という読みはなく、これは司馬遼太郎が『翔ぶが如く』を書いて以来定着したと言われていたりする。

しかし、僕らの世代はなんとなくこの字が「と」と読まれることに抵抗感がある。その感じをうまく説明できないなと思っていたら、先日読んだ平山瑞穂の『ドクダミと桜』の中に見事に説明し切った箇所があったので、少々長くなるが引用してみようと思う。

これは主人公の咲良(さくら)が中学時代の同級生である多実に 19年ぶりに再会するストーリーなのだが、以下に引用したのはシングルマザーになっていた多実の娘の萌愛(もあ)が咲良に対して、自分にこんな名前をつけた母親のひどさを語るシーンである。

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Sunday, August 07, 2022

3 inches をどう訳すか?

【8月7日 記】 またしても STRANGER THINGS がらみの話なのだが、劇中の台詞の中に 3 inches という表現があり、それを字幕では「7センチ」と訳していて、とても気になった。

その場面はこうだ: 自分が親代わりになって養っているエルが、家の自室で同級生のマイクとイチャイチャしているのが警察署長のジム・ホッパーは気になって仕方がない。そこで部屋の様子が見えるように「3インチでいいから、ドアをあけておくように」とエルに言うのである。

1インチは約2.5cm、3インチなら約7.5cm である。これを7センチに丸めてしまっているのが、まず僕は気になる。7センチ開けただけだと3インチ開けたことにはならないではないか?

小数点以下の端数を翻訳者は話し言葉としては不自然と感じたのだろう。しかし、それを言うなら7センチだって半端な数字だ。

僕ならいっそのこと「10センチ」と訳すかもしれない。7センチと 10センチを並べると差が大きいように感じるかもしれないが、ここでは3インチの3にはとりたてて意味がなく、要は「中が見えるように少しだけ開けておけ」ということなのだから、7センチでも 10センチでも構わないと僕は感じる。

訳者はひょっとしたら 10センチだと約4インチになってしまうことを気にしたのかもしれない。

しかし、日本人が「少しだけ」という意味を込めて言うとしたら、それは7センチではなく、数値としては多分5センチか 10センチ、表現としてはそれらを合せて「5センチか 10センチ」、あるいは「7、8センチ(しちはっせんち)」だろうと思う。

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Saturday, July 30, 2022

【note】 おかごか

【7月30日 埋】 note に書いた記事をひとつも漏らさずにここにも埋め込んでおこうとは考えていないのですが、割合最近上げた奴をひとつ。

そもそもはホームページに書いていた文章です。

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Sunday, June 05, 2022

【note】 他人事じゃないです

【6月5日 埋】 珍しく2日続けて note に投稿しました。

まずはこれ:

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Sunday, May 01, 2022

【note】 上映が開始になる

【5月1日 記】 note に文章をアップしました。以前 ALiS に投稿した記事に、ほんの少しだけ筆を入れたものです。

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Sunday, April 03, 2022

【note】 やさしさを感じた言葉

【4月3日 埋】 ひょっとしたら1本か2本抜けたかもしれませんが、それは無視して一番最近 note に書いた記事を埋め込んでおきます。

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Wednesday, March 30, 2022

耳が良い女優──川栄李奈

【3月30日 記】 僕が NHK の朝の連続テレビ小説を毎日見ていたのは宮﨑あおい主演の 2006年『純情きらり』が最後だが、最近時々『カムカムエヴリバディ』を観る。と言うか、テレビをつけたときにたまたまやっていたらチャンネルを変えずにそのまま観てしまう。

最初は全く観る気がなかったのだが、三部作の最後「ひなた編」になってからチャンネルが止まるようになった。それは川栄李奈が出ているからだ。

前にも書いたが、AKB48 に全く興味がなかった僕が漸く彼女の名前を知ったのは 2014年の握手会傷害事件だった。記事を読んで気丈な娘だなと思った。やまえーさんとしてはそれ以来かわえーさんのことがなんだか気がかりになったのだ。

役者として彼女の魅力をはっきり意識したのは 2017年の『亜人』だった。それ以来ずっと好きな女優である。とりわけ『センセイ君主』での主人公・浜辺美波の友だち役があまりに魅力的で印象深い。

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Wednesday, March 16, 2022

【note】 猫から熊まで

【3月16日 埋】 こないだ書いたやつを埋めておきます:

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Saturday, February 26, 2022

【note】 以心伝心は宝くじ

【2月26日 埋】 今回は最近ちょっと思ってることを note に書きました。

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Sunday, February 20, 2022

【note】 京都のきーひん、神戸のこーへん

【2月9日 埋】 また古い文章を掘り起こして note に投稿しました:

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