鍋と爪と口笛
【2月21日 記】 ラーメンを作った妻が面倒くさがって鍋のまま食べながら、
鍋からラーメン食べたら結婚式に雨が降るからやめなさい
ってよくお母さんに言われた、と言う。
それは一度も聞いたことないな。全く記憶にない。
そしたら、(自分たちの結婚式の日に)本当に雨が降ったよね
とも言う。ついでにそれも全く記憶にない(笑)
ま、でも、確かに子どもの頃にそんなフレーズをたくさん聞かされた記憶はある。
食べてすぐ横になると牛になる
なんてのも同じで、要するに親がいくら「行儀が悪いからやめなさい」って言ったところで、行儀なんてものは子どもにとっては何の説得力もないから言うことを聞かない。それで、いろいろ不吉な予言を吹き込んで子どもを不安にさせて抑え込もうという魂胆だ。
夜に爪を切るのは「世を詰める」と言って不吉だ
なんてのもあったな。それは祖母から聞いたんだったか。
夜に爪を切ると親不孝になる
という言い方もあった。
しかし、いずれにしても、これは行儀が良いとか悪いとかとは関係がなさそうだ(昼なら良いが夜切るのは行儀が悪いという理屈は納得が行かない)。では、なんでそんな言い伝えができたんだろう?
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