Sunday, April 22, 2018

スチュワーデス

【4月22日 記】 出張で飛行機に乗ると時々思っていたことなのだが、スチュワーデスという言葉はどうしてなくなったのだろう?

それで、一昨日出張から帰ってから調べてみたら、アメリカの所謂 Political Correctness の流れで性差のない語である Flight Attendant に改められたと言う。

でも、Flight Attendant(日本では Cabin Attendant、「CAさん」)って割合つまらない表現ではないか。翻訳すると「機内接客係」「客室介添人」? まあ、もうちょっと日本語らしく意訳すると「添乗員」「客室乗務員」というフツーっぽい表現になる。

子供のころ、女性はスチュワーデス、男性はスチュワードと教わって、ふーん、面白いなあと思っていたのが、中学に入って英語を習い始めて、なるほど God と Goddess の関係と同じか!と大いに感心した覚えがある。

何よりも、スチュワード、スチュワーデスというのは飛行機でしか使わない表現であることが飛行機に乗ることの非日常的な感覚を高めていたように思う。

そう、そもそも飛行機に乗ること自体が、あの時代は非日常的な体験だった。

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Friday, April 20, 2018

名前をつけることが人を動かす

【4月20日 記】 このところセクハラ財務次官のニュースで持ちきりである。

で、この事件と報道をきっかけに、「実は私もそうだった」という現役のあるいは元記者の女性たちの証言たちも出てきた。そして、その一方で、放送局のほうも「スケベ親父には女性記者をあてがっておいたほうが情報が取れる」と思っていたに違いなく、そこからしてセクハラであるという批判も出てきた。

そんなあれやこれやを見ていて、ふと思ったことがある。

セクハラというのは別に昨日今日始まったことではない。大昔からあったはずだ。というか、大昔からあって、でもそれは男なら許されて女なら辛抱するしかない当たり前のことであり、別段問題にもならないことであったはずだ。

それが問題になるようになったのはもちろん時代が移り社会が変わったからだという言い方もできるのだが、僕は誰かがこれにセクハラというネーミングを与えたことが非常に大きかったのではないかと思うのである。

名前があるから人は初めてそれをひとつのまとまった概念と捉えて観察したり分析したり批判したり改善したりできるのではないだろうか。

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Thursday, April 05, 2018

名にし負はば

【4月5日 記】 妻が長命寺の桜餅を買ってきたのだが、その包の中にあった解説を読んでいてはたと気づいた。

そうか、言問橋、業平橋という名前を何度も聞きながら、僕の頭の中では今の今まで「名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」という歌と、作者である「在原業平」という名前に結びついていなかったのだ。

これは古典文学の中でも僕が大好きな『伊勢物語』に出てくる歌で、もちろん歌も暗記しているし話の内容も憶えている。それでも「言問」が「いざ言問はむ」と結びつかなかった。痛恨の極みである。

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Saturday, March 17, 2018

一次と数次、一事が万事

【3月17日 記】 いつまでもハワイ島に行った時の話を書いているが、やっぱり海外に行くといろんなことに気づき、いろんなことに思い当たり、いろんなことを思い出して、いろんなことを考える。

これは帰国してから不意に思い出したのだが、昔は一次旅券というのと数次旅券というのがあった。

若い人はナニソレ??って言うだろうが、一次旅券というのは1回しか渡航できないパスポートである。あまり記憶が定かでないのだが、僕が生まれて初めて取得したパスポートも一次旅券であったような気がする。

何のためにわざわざ1回しか使えないパスポートを取るのか?と思うのは今の発想で、昔は逆だった。高いお金を払って何年も使えるパスポートを取る必要なんてあるのか?と。

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Wednesday, March 07, 2018

朦朧

【3月7日 記】 ハワイ島から帰って2日。夜になると眠くて仕方がない。そして、朝もやや早めに目が覚める(こちらはそれほどひどくないが)。

こういう現象を世間は「時差ボケ」と言うが、僕はその言い方にどうも納得が行かない。

だって、まるで僕がボケているような言い方ではないか?

僕は断じてボケていない。僕の身体は1日24時間制を貫徹しようとしているにすぎない。ボケているのは時間のほうなのである。

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Sunday, February 18, 2018

Virtual という単語の Reality

【2月18日記】 先月までやっていた「ことば」を中心テーマにしたホームページ Wardrobe of Words の流れで、ちょっと最近気になった言葉について書いてみます。

virtual reality などの virtual って、誰が最初に「仮想」と訳したのか知りませんが、あまり良い訳ではなかったんじゃないかな、と思うのです。

「仮想」と言われた途端に、なんか「本物ではない」という感じがしてしまうではないですか。ヴァーチャル・ナントカと聞いた途端に脳内に偽物感が充満してきませんか?

でも、virtual はむしろ「本物とほとんど変わらない」「実質上の」みたいなニュアンスの英単語なのです。

virtual = 仮想 と憶えていると、virtual reality は「頭の中だけで作り上げたインチキの現実」みたいな印象になってしまいますが、英語本来の持っているニュアンスからすると、「決して現実ではないのだけれど現実そっくりのもの」のほうが近いと思うのです。

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Tuesday, January 30, 2018

宝くじと季節感

【1月30日記】 僕は宝くじの中でジャンボ宝くじだけを買っているのだけれど、明日からバレンタインジャンボが売り出しだそうな。これは去年まではなかった。

そう言えば、去年の秋には初めてハロウィンジャンボというのを買った。

僕の記憶ではジャンボ宝くじは夏のサマージャンボ、秋のオータムジャンボ、冬はウィンタージャンボではなくて年末ジャンボ、そして、もうひとつグリーンジャンボというのがあったと思うが、これは新緑の季節だったか何だったかはっきり憶えていない。

それで気になって調べてみたら、それ以外に6月に発売されるドリームジャンボ宝くじがあり、ドリーム、サマー、年末の3つが正規のジャンボ宝くじで、グリーンとオータムは正式なジャンボ宝くじには数えないという、何やら面妖な分類が出てきた。

で、なんでその2つは正式ではないのかはとりあえず措いておくとして、その正式でないオータムが去年からハロウィンになり、グリーンが今年からバレンタインになったのだそうだ。

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Thursday, January 11, 2018

ある日の処方箋

【1月10日記】 医者で処方箋をもらって外に出ようとしたが、ふと見るといつももらっている薬と名前が違っている。ひょっとしたらジェネリックか?とは思ったが、万が一ほかの患者の薬と入れ替わっていたら嫌だから、また受付に戻って訊く。

「以前副作用があって薬を変えたことがあるので」と添えると、「そうですよね、ご心配ですよね。先生に訊いてきます」と受付嬢(なのか看護師なのか知らないが)は診察室に入って行った。

帰ってきて曰く、これは薬の一般名称であり、今までの処方箋には商品名が書かれていた。薬局に行くとジェネリックを進められるかもしれないが、もし嫌なら今までの銘柄を指定していただければ…とのこと。

まずは間違いではなかったらしい。それは良かった。しかし、何故今回だけ表記が変わったのか分からない。そこのところをさらに質問していたら、診察室から脱兎のごとく医者が出てきた。

なんか「騒ぎを聞きつけて」みたいな感じなんだけど、僕は静かに質問していただけでちっとも騒いだつもりはない。多分、壁(と言うよりパーティションだ)が薄いのと、患者の入れ替わりの途切れ目だったので聞こえたのだろう。

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Saturday, January 06, 2018

一挙掲載: はてしないトイレ談義シリーズ

【1月6日記】 そんなもの別に読みたくないかもしれません(笑) が、予告通りもう一編、今月で閉めるホームページからコンテンツを移設しました。

いや、もうちょっと正確に言うと、このブログと旧ホームページの両方で、あっちに書いたりこっちに書いたりしていたので、それを一つにまとめて、改めてブログ内ホームページという形にしました。

従って、このブログ内では一部重複してしまうことになるのですが、まとめて読みたい人もいるでしょう(と言うか、それはひとえに僕のことであって、他にまとめて読みたい人があまりいるとも思えませんが)。

で、中身は何かといえば、「はてしないトイレ談義」シリーズです。

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Thursday, December 14, 2017

電車のアナウンスに思う

【12月14日特記】 電車の駅や車内でのアナウンスに覚える違和感については、このブログではなくホームページのほうにも過去に書いたことがあるが、やっぱり時々ひっかかる。

曰く「電車が遅れましたことを心からお詫びいたします」。

嘘つけ、と思う。心から詫びてないだろう。てか、そもそも心から詫びるこたぁない。大げさなのだ。でも、乗客の中には「遅れたんだから謝れ」と言って譲らない人も多分いるのだろう。

だから、形だけ謝っておけばよろしい、というのが僕の認識。だから、「心から」と言われると、逆に反発を覚える。

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