Sunday, February 18, 2018

Virtual という単語の Reality

【2月18日記】 先月までやっていた「ことば」を中心テーマにしたホームページ Wardrobe of Words の流れで、ちょっと最近気になった言葉について書いてみます。

virtual reality などの virtual って、誰が最初に「仮想」と訳したのか知りませんが、あまり良い訳ではなかったんじゃないかな、と思うのです。

「仮想」と言われた途端に、なんか「本物ではない」という感じがしてしまうではないですか。ヴァーチャル・ナントカと聞いた途端に脳内に偽物感が充満してきませんか?

でも、virtual はむしろ「本物とほとんど変わらない」「実質上の」みたいなニュアンスの英単語なのです。

virtual = 仮想 と憶えていると、virtual reality は「頭の中だけで作り上げたインチキの現実」みたいな印象になってしまいますが、英語本来の持っているニュアンスからすると、「決して現実ではないのだけれど現実そっくりのもの」のほうが近いと思うのです。

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Tuesday, January 30, 2018

宝くじと季節感

【1月30日記】 僕は宝くじの中でジャンボ宝くじだけを買っているのだけれど、明日からバレンタインジャンボが売り出しだそうな。これは去年まではなかった。

そう言えば、去年の秋には初めてハロウィンジャンボというのを買った。

僕の記憶ではジャンボ宝くじは夏のサマージャンボ、秋のオータムジャンボ、冬はウィンタージャンボではなくて年末ジャンボ、そして、もうひとつグリーンジャンボというのがあったと思うが、これは新緑の季節だったか何だったかはっきり憶えていない。

それで気になって調べてみたら、それ以外に6月に発売されるドリームジャンボ宝くじがあり、ドリーム、サマー、年末の3つが正規のジャンボ宝くじで、グリーンとオータムは正式なジャンボ宝くじには数えないという、何やら面妖な分類が出てきた。

で、なんでその2つは正式ではないのかはとりあえず措いておくとして、その正式でないオータムが去年からハロウィンになり、グリーンが今年からバレンタインになったのだそうだ。

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Thursday, January 11, 2018

ある日の処方箋

【1月10日記】 医者で処方箋をもらって外に出ようとしたが、ふと見るといつももらっている薬と名前が違っている。ひょっとしたらジェネリックか?とは思ったが、万が一ほかの患者の薬と入れ替わっていたら嫌だから、また受付に戻って訊く。

「以前副作用があって薬を変えたことがあるので」と添えると、「そうですよね、ご心配ですよね。先生に訊いてきます」と受付嬢(なのか看護師なのか知らないが)は診察室に入って行った。

帰ってきて曰く、これは薬の一般名称であり、今までの処方箋には商品名が書かれていた。薬局に行くとジェネリックを進められるかもしれないが、もし嫌なら今までの銘柄を指定していただければ…とのこと。

まずは間違いではなかったらしい。それは良かった。しかし、何故今回だけ表記が変わったのか分からない。そこのところをさらに質問していたら、診察室から脱兎のごとく医者が出てきた。

なんか「騒ぎを聞きつけて」みたいな感じなんだけど、僕は静かに質問していただけでちっとも騒いだつもりはない。多分、壁(と言うよりパーティションだ)が薄いのと、患者の入れ替わりの途切れ目だったので聞こえたのだろう。

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Saturday, January 06, 2018

一挙掲載: はてしないトイレ談義シリーズ

【1月6日記】 そんなもの別に読みたくないかもしれません(笑) が、予告通りもう一編、今月で閉めるホームページからコンテンツを移設しました。

いや、もうちょっと正確に言うと、このブログと旧ホームページの両方で、あっちに書いたりこっちに書いたりしていたので、それを一つにまとめて、改めてブログ内ホームページという形にしました。

従って、このブログ内では一部重複してしまうことになるのですが、まとめて読みたい人もいるでしょう(と言うか、それはひとえに僕のことであって、他にまとめて読みたい人があまりいるとも思えませんが)。

で、中身は何かといえば、「はてしないトイレ談義」シリーズです。

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Thursday, December 14, 2017

電車のアナウンスに思う

【12月14日特記】 電車の駅や車内でのアナウンスに覚える違和感については、このブログではなくホームページのほうにも過去に書いたことがあるが、やっぱり時々ひっかかる。

曰く「電車が遅れましたことを心からお詫びいたします」。

嘘つけ、と思う。心から詫びてないだろう。てか、そもそも心から詫びるこたぁない。大げさなのだ。でも、乗客の中には「遅れたんだから謝れ」と言って譲らない人も多分いるのだろう。

だから、形だけ謝っておけばよろしい、というのが僕の認識。だから、「心から」と言われると、逆に反発を覚える。

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Thursday, November 30, 2017

牛じゃが煮込み

【11月30日特記】 今日の昼、和食の店に入ったら「牛じゃが煮込み定食」というメニューがあって驚いた。注文してみると、何のこたぁない、肉じゃが定食ではないか。

昔ホームページにも書いたことなのだが、結婚して間もないころ、妻が肉じゃがを作ると言い、出てきたものに入っていたのが豚肉だったので大いに驚いたことがあった。不満だったわけではない。ただ、驚いたのである。

関西人にとっては、肉と言えば牛肉である。だから肉まんと言わず豚まんと言うのである。豚肉と卵の入ったお好み焼きは豚玉だが、その豚肉が牛肉になると牛玉ではなく肉玉になる。

妻は「なんでー? 豚肉だって肉じゃない?」と言ったが、そんなことを言えば魚肉だって肉である。

肉と言えば牛肉なのは、卵と言えば鶏卵なのと同じである。卵料理という名目で明太子が出てきたら驚くだろう。──そんな話をした記憶がある。

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Saturday, November 25, 2017

始まらない

【11月25日特記】 「始まらない」という表現が好きだ。

「10分過ぎているのにまだ始まらない」という「始まらない」ではない。「そんなこと言っても始まらないよ」の「始まらない」である。

「仕方がない」と同じようで、やっぱりニュアンスがちょっと違う。その違うところが好きだ。

「仕方がない」の「仕方」は「やる方法」「やり方」「やりよう」である。つまり、「ひょっとしたら考え方は合っているのかもしれないが、実際やりようがない」ということだ。実務レベルに落とした場合に実行不可能だという感じ。

「…しても仕方がない」とは「やろうとしてもやりようがないので無駄だ(から諦めようか)」という感じ。

──ま、いずれも僕の勝手な解釈と言うか、個人的な語感なんだけれど。

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Friday, November 10, 2017

新解さん加わる

【11月10日特記】 スマートフォンに僕ぐらいたくさんの辞書アプリを入れている人もそうはいないのではないかと思う。にも関わらず、この間またひとつ国語辞典のアプリを入れた。

きっかけは篠沢秀夫元教授の訃報を伝えたテレビ番組だった。その番組では「篠沢教授は 43歳の時に『クイズダービー』の解答者に抜擢され」と紹介していた。僕はその表現に違和感を覚えた。

それでコトバンクで「抜擢」を引いてみた。僕のコトバンクには2つの国語辞典が収められている。

ポケットプログレッシブ国語辞典は「大勢の中から特に引き抜いて使うこと」と書いてあった。デジタル大辞泉では「多くの中から特に選び出してある役目につけること」とある。

それらを読むと上記の「抜擢」の使い方は辞書的には別段間違っていないようだ。でも、僕は何だか納得が行かない。僕の感覚では「抜擢」というのは何と言うかもっと「職位」を意識した表現ではないかと思った。

そう思った時に、ふと、新解さんならその辺りのニュアンスをちゃんと書いているような気がしたのである。

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Saturday, October 14, 2017

プロのネタ

【10月14日特記】 小中学校のころ、クラスに1人か2人はおもしろいことを言ったりやったりする人気者がいたものだ。

関西では特にひょうきん者(この表現自体は東京的で関西のお笑いにはそぐわない感じがするが)がスターになる傾向が強い。クラスの人気者がその後吉本興業に入って人気お笑い芸人になったなんてこともよくある。

でも、最近思うのは、クラスの人気者がクラスメイトに受けていたネタを、プロになってからもそのままやっていてはいけない時代が来たのではないかということ。

例えば、去年大きな騒ぎになった替え歌ネタ。

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