アプリ内課金と“100年日記2”
【4月17日 記】 Facebook にも書いたが、App Store に上がっているアプリには「アプリ内課金」と添えてあるものがたくさんある。Android でも多分同じだろうと思う。
ただ、この「アプリ内課金」が意味するところは多様で、
- 課金制に登録するといろんなオプションが使えるようになるが、無料でも基本的な機能は使えて充分役に立つもの
- 無料で使えるのはお試し期間のみで、無料期間が終わってしまうと改めて課金制に移行しない限り全く何もできないもの
の2つがある。
中にはアプリの説明文でそのことを説明してあるものもあるが、1)かと思ってダウンロード/インストールすると 2)だったりしてがっかり、なんてことも多々ある。
2)のケースって、考えてみたら、「タダでインストールはさせてやるけど、金払わないと何もさせないぞ」と言われているわけで、こっちだって「ふざけるな。金払ってまで使ってやる気はさらさらないぞ」と言い返したいことだってあるのだ。
大体インストールだけさせてそっから先は有料ってどういう了見なんだ?
最初からそう言ってくれれば無駄なインストール(&アンインストール)する必要はないのに、はなはだ残念である。
つい先日も、長年使ってきたアプリ“100年日記”で「“100年日記2”にアップグレードしよう」と出たので、喜び勇んでアップグレード(と言うか、新アプリのインストール + データ移行 + 旧アプリのアンインストール)をしたのだが、この“100年日記2”が上記 2)のケースだった(ちなみに“100年日記”は広告付き完全無料だった)。
ただし、このアプリの場合は、「サブスクリプションに登録しないと入力編集ができない」と説明文に明記してあったので、それを読まずにアップグレードしてしまったのは僕のミスである。僕はそういう形のアップグレードがあるとは予想もできず、単なる機能強化であると思い込んでいたのである。
しかし、もう旧アプリは削除してしまった後なのでどうしようもない。いや、ひょっとしたら旧アプリに戻す手立てがあるのかもしれないが、その可能性はかなり低いと思うし、面倒くさい。
ただ、このアプリの場合、サブスクリプションは 100円/月というとてもリーズナブルな料金設定になっており、さらに旧アプリに比べて機能も充実しているし使い勝手も良くなっている。結果オーライである。
結局僕は年額1200円を払って、随分満足してこのアプリを使い始めている。
ちなみに、かつては紙の“10年日記”に手書きしていたのだが、紆余曲折を経てこのアプリになった。100年という、人間の平均寿命を遥かに超えた設定にしているところが素晴らしいと思っている。
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