大の月と小の月
【2月27日 記】 「1月は往ぬ、2月は逃げる、3月は去る」などと言うが、年の初めはことさら時間の流れが速いような気がする。
とりわけ2月は 28 日しかないから、あっという間に過ぎてしまう。
しかし、そこでふと思った。
何故 2月だけを、極端に短い 28日に設定したのだろう?
12か月のうち、大の月が7、小の月が5あって、小の月の中で2月だけが 28日(閏年は 29日)で、あとの4か月は 30日だ。
この不均等がなんだか僕には気持ちが悪い。
1年は 365 日なのだから、 31 日ある大の月を5、 30 日しかない小の月を7(閏年は5対7が6対6になる)にしておけば辻褄が合うではないか?
そんな風に改変すると、今とは若干季節感がずれてしまうかもしれないが、大の月と小の月をうまくばらせばそんなに違和感もないはずだ。
均等にするというのはごくありきたりの発想だと思うのだが、暦を作る上で、このありきたりでない発想を選んだのは、一体どういう発想によるのだろう?と少し気になってきた。
まあ、少し気になっているだけで、そんなには気になっていないのだけれど(笑)
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