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Sunday, December 29, 2024

WOWOW『ジョン・レノン&ポール・マッカートニー ソングブック』(視聴完了)

【12月29日 記】 『ジョン・レノン&ポール・マッカートニー ソングブック』を見終わった。

見始めた時点の記事はここ

いやはや、合計で8時間半もかけたわけだが、さすがにこれだけのボリュームを割いただけの意味はあると思わせる力作だった。

それぞれの曲が書かれた時代背景や環境、そしてその時のメンバー同士、とりわけジョンとポールの関係を描くというだけではなく、曲を一つひとつ解説し、しかもその解説は決して印象的な評価に留まらず、その曲が作られる上で影響を与えたと思われる要素を列挙し、それぞれの曲についてしっかりと音楽的な構成や理論を明らかにしてくれている。

曲の評価については売上枚数やランキングだけで語るのではなく、評論家やメディアがどのように受け止めてどのように評論したかも紹介されており、しかも、複数の関係者や評論家にインタビューすることによって、同じ曲に対して賛否両方の感じ方や解釈が紹介されており、とてもフェアである。

音楽ドキュメンタリたるもの、こうでなければならないと思った。

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Friday, December 27, 2024

テレビや配信ドラマ/アニメの完結編としての映画という戦略

【12月27日 記】 僕の会社員時代の 10年先輩に、テレビドラマやアニメは見ずにその完結編となる映画だけを観て「よく分からなかった」とか「評価できない」みたいなことを時々書いて人がいる(誤解のないように最初に書いておくと、この文章はその人を貶めるために書いているのではない)。

今年になってからだと、アニメ版第3期の2話だけを観て、今泉力哉監督のテレビドラマ8話は一切観ずにその続編である映画版『からかい上手の高木さん』だけを観たり、テレビアニメとして4期続いた『進撃の巨人』をろくに観ないまま『進撃の巨人 ファイナル THE LAST ATTACK 』だけを観たり、 Amazon Prime Video で配信した【推しの子】8話を全く観ずにその最終完結編である映画【推しの子】 -The Final Act- だけを観たり…。

僕からしたら、そもそも『進撃の巨人』なんて、あれだけ長い長い物語で、あれだけ複雑に入り組んだ展開で、あれだけ大勢の登場人物が出てくるアニメを最後の1作だけ観ても理解できるはずがない、と不思議に思う。

それまでの回を全部観ていてさえ、自分の頭の中でこんがらがったり、ちゃんと思い出せなかったりして、分からない部分が残ると言うのに。

でも、まあ、それにもかかわらず映画だけを観てしまう気持ちが分からないでもない。と言うか、もちろんこれは僕の勝手な想像、勝手な解釈でしかないのだが、そういうことなのかな?と思うところはある。

中には完結編を総集編だと勘違いして観てしまったみたいなこともあるんだろうけれど、それ以前に、彼らの世代からしたら、「テレビでの放送を観ていなかったら理解できない映画なんてあり得ない」という気持ちがあるんじゃないだろうか?

「映画界が映画ファンに対してそんな不親切なことをするはずがない」という信頼感が抜けないのではないだろうかと思うのである。

たしかにかつて映画が、そんなテレビ番組のおまけや続編みたいな作り方がされることはなかったのだろう。映画はあくまで独立した、それだけで完璧に自己完結した作品であったはずだ。

だが、今ではそんなことはない。何故ならそのほうが客足が見込めるからである。

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Thursday, December 26, 2024

回顧:2024年鑑賞邦画

【12月26日 記】多分昨日観た【推しの子】 -The Final Act- が今年最後に観た映画になるだろうから、今年も恒例の

『キネマ旬報ベストテン』の 20位以内に入ってほしい邦画 10本

を選んでみた。今回で 19回目である。

毎年書いているように、これは僕が選ぶ今年のベストテンはない。

決して「映画賞の上位に入るであろう邦画 10本」の予想でもない。

あくまで僕が応援する 10本である。

そして、これは他の映画賞ではなく「キネ旬の」、10位以内ではなく「20位以内に」、「入るだろう」ではなく「入ってほしい」 10本である。

だから、どんなに良い映画であっても、僕としてそれより他に推したい作品があれば、迷わずそちらを選ぶことにしている。放っておいても間違いなくキネ旬ベストテンに選ばれるだろうと思う映画は外したりもしている。

さて、今年は映画館で 59本の邦画を観た。奇しくも去年と全く同数である(しかも、外国映画は 4本で、これも去年と全く同数である)。今年はこの 59本の中から選ぶことになった。

まずは例年通り、本数を考えずに年初から観た順番に考察し、選んで行った。すると残ったのは、(『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の前後章を一作と数えると)以下の 16作になった。

さて、どれを削るか?

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Wednesday, December 25, 2024

映画【推しの子】 -The Final Act-

【12月25日 記】 映画【推しの子】 -The Final Act- を観てきた。Amazon Prime Video で配信した全8話に続く、これが最終話である。

どうやって繋ぐのかと思っていたら、配信版では始まってすぐ、アイ(齋藤飛鳥)が子どもたちと新居に引っ越してすぐにストーカーに刺されて死んでしまうが、映画版は入院中のさりな(稲垣来泉)と雨宮医師(成田凌)のところから説き起こして一気にアイの死までを綴り、そこから配信ドラマで描いた部分を全部すっ飛ばして終盤に持って行っている。

当然のことながら、総分数で6~7時間に及ぶ配信版を観ていることが前提となっており、それを観ていない人にはさっぱり分からないだろう。

さて、原作やアニメのファンは別として、それらを全く知らない人(僕もそんな人のひとりだった)は、とかくこの手のストーリーを「茶番だ」みたいなことを言いがちだが、僕は決してそんな風には思わなかった。

むしろ、原作が大ヒットしたのもむべなるかな、という感じである。

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Sunday, December 22, 2024

WOWOW『ジョン・レノン&ポール・マッカートニー ソングブック』(1本目のみ)

【12月22日 記】 WOWOW で録画しておいた『ジョン・レノン&ポール・マッカートニー ソングブック』を見始めた。

1.5~2.5h 規模 ×4本という長いシリーズで、まだ最初の『1957-1965』を見終わったばかりである。

時系列に並んでいるとは言え、2本目は『1966-1970』、3本目は『1967-1972』と変な被り方をしている。この辺はどういうまとめ方になっているのか、見てみないことには分からない。

ちなみに最後の4本目は『1973-1980』と、ビートルズ解散後についても長い期間を設けている。

僕は遅れてきたビートルズ世代で、社会現象としてのビートルズは見聞きしていたものの、実際に彼らの音楽を聴くようになったのは、ビートルズ解散の年からであり、そこから遡って聴き始めたのである。

初めて買ったアルバムは『アビイ・ロード』、2枚目は確か『ラバー・ソウル』だったと思う。

だから、この番組で扱われたさまざまな事象は僕にとっては全くリアルタイム体験ではなく、その分知らない話が多く、結構驚いた。

とりわけ、ビートルズの初期において、ボブ・ディランの影響がそんなに大きかったとは知らなかった。

あと、もうひとつ、とても驚いたのは『ミッシェル』が当時一部のファンの間では「軽すぎる」などと批判を浴びたということだ。そんなことがあったとは全く知らなかった。

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Saturday, December 21, 2024

2024年鑑賞記

【12月21日 記】  各ドラマやアニメの最終回の季節を迎えた。

映画やテレビドラマ、アニメ、配信ドラマなどの今年の鑑賞履歴を振り返ると、年間合計数ではいずれも去年とほとんど変わらないのだが、この 10月期はなんだかとても忙しかった。

10月期は連続ドラマが5本、連続アニメが3本とかなり多い。最終回まで全部観たのがこの本数で、1話2話あたりで脱落したものを加えるともっと多くなる。

それに加えて、配信ドラマも2シリーズ観ていて、僕としてはほぼ限界値である。

まあ、でも、逆に言うと、それだけ面白い作品が多かったということでもある。

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Wednesday, December 18, 2024

【note】2024年の記録

【12月18日 記】 note が(これは毎年あったのかな?)僕の記事の1年間のまとめをやってくれています。

こういうのって、書いた本人からしたら随分と意外なものです。

そもそも僕が「ことばと生き方」というタイトルでまとめているマガジン(という名の、まあ、分類みたいなもんですね。他に6つのマガジンを設けています)の記事は「スキ」(Facebook などでの「いいね!」に当たる)が一番つきにくいんですよね。

それが証拠に、note の自分のダッシュボードで「スキ」の数が多かった順に並べたら、ここに掲載されている「よく読まれた記事」とは全く重なりません。

つまり、タイトルや書き出しがそこそこキャッチーだったから読み始めたけど、読んでみたら(途中でやめた人も少なからずいると思いますが)別に面白くも好きでもなかった記事がこれらの記事ということになるのかな?

で、「スキ」が多かった記事のほうは、一部の人たちにはそこそこ受けたけど一般受けはしなかったってことですかね?

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Sunday, December 15, 2024

映画『正体』

【12月15日 記】 映画『正体』を観てきた。

いつもは監督で映画を選んでいる僕だが、藤井道人は決して好きな監督ではない。ただ、横浜流星という役者は良い役者だと思っていて、今回はその線で見に行った。

複数の知人が書いていた感想を読むと、これは評価が割れる作品である。何故そうなるかは容易に想像がつく。

この映画はさながら横浜流星ショーみたいな作品で、無実の罪で死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走し、「5つの顔を持つ逃亡犯」として日本各地を点々としながら、自分の罪を晴らす証拠を求めて逃げ続ける話である。

横浜に5役を演じさせるという構造が前提となっているために、リアリズムは時々すっ飛ばされる。

例えば、怪我の治療はどうしたの? その治療費は?とか、その職に就くための資格や能力はどこで手に入れたの?とか、彼を庇って刑事に体当りして逃がした女性は公務執行妨害罪に問われなかったの?とか…。

数え上げれば山ほど出てくる。

そういうリアリズムを整えようとは全くせずに、なにしろ全てをすっ飛ばして行くおかげでストーリーはテンポよく進むのではあるが、しかし、その辺りが気になってしまうと、もう気持ちはついて行けなくなる。

一方でひたすら役者の、とりわけ横浜流星の演技に熱中して、演技だけに集中して見ることができれば、そこには結構大きな感動も得られるだろう。

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Saturday, December 14, 2024

パスワードマネージャー不具合(短時間で解決)

【12月14日 記】 トレンドマイクロのパスワードマネージャーがちゃんと動かなくなった。

結論から言えば、僕が使っているアプリの個別の問題でも僕の操作環境の問題でもなく、トレンドマイクロ側の不具合だった(それがどういう不具合なのかは不明)のだが、最初は何が原因なのかは分からない。

まずは原因切り分けのため3種類のブラウザで試してみたが、いずれもほぼダメ(Edge で、ある特定のサイトを呼び出した場合のみ正常という変な結果になったが)で、あとはブラウザのキャッシュクリアとか拡張機能のオン/オフとかいろいろ試したがどれも何の変化もなし。

僕は PC に関する深刻なトラブルは大体このブログで記事にして残しているのだが、そう言えば昔もなんかパスワードマネージャーのトラブルがあったなと思い出して検索してみたら、果たせるかな 10年前に似たような現象になっていた。

ブログを続ける意味はこんなところにも出てくるのである。

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Friday, December 13, 2024

Amazon Prime Video 【推しの子】

【12月13日 記】 Amazon Prime Video で配信版の【推しの子】を見終わった(意味があるらしいので『推しの子』ではなく、過去の記事も訂正して【推しの子】と表記しておく)。

6話だと思っていたら全部で8話あった。これで安心して 12/20 の映画公開を待てる。

前にも書いた通り、原作やアニメ版を見ていなかったので、このタイトルは、「僕の推しの子は乃木坂の○○ちゃん」と言う時の「推しの子」だと思っていたのだが、そうではなくて「推しが産んだ子ども」という意味だった。

前世の記憶を持ったまま、自分が推していたアイドルの子どもに転生する話である。しかも、男女の双子として。

双子の兄・アクアを演じた櫻井海音については、僕は寡聞にして全く知らなかったのだが、妹・ルビーに齊藤なぎさ、その妹とアイドルグループを組むかなとMEMちょ(めむちょ)にそれぞれ原菜乃華とあの、そして、かなのライバルである女優あかねに茅島みずきと、僕でも顔と名前が一致する売出中の若手女優たちを充ててきた。

さらに脇が豪華で、吉田鋼太郎、倉科カナ、要潤、金子ノブアキ、安達祐実、尾美としのり、志田未来、戸塚純貴、石井杏奈らに加えて、終盤になって成田凌や二宮和也まで登場してきて驚いた。

とりわけ、新進の脚本家を演じた戸塚純貴が僕には大変印象深かった。

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Wednesday, December 11, 2024

画像リンク開始

【12月11日 記】  映画評などを書く時に、映画の公式サイトなどから画像をダウンロードして自分のブログなどに貼り付けるのは著作権の侵害に当たるので、それは避けたいという趣旨のことを、僕はこのブログだけではなくいろいろなところに書いている。

例えばここ:

それで、仕方なく映画館のポスターなど、宣伝や告知のために誰の目にも触れるところに置いてある写真(従ってそれを撮影して自分のブログに貼り付けることは著作権侵害にはならない)を再撮して使っていたのだが、先日からちょっと新しい試みを始めてみた。

第1段は 12/8付けの『地下室のヘンな穴』の記事

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Tuesday, December 10, 2024

スージー鈴木のレコード研究室Vol.22

【12月10日 記】 スージー鈴木のレコード研究室に行ってきた。前回は 3/28 の vol.19、今回は vol.22。Img_2531

今回のテーマは「1986年紅白歌合戦再現ナイト」。内容詳細についてはここにはあまり書けない。ただ、記録としてアップロードした。

大変懐かしく楽しかったということだけ書いておこう。小泉今日子の『夜明けのMEW』、渡辺美里の『MY REVOLUTION』など、選曲のセンスは相変わらず素晴らしいと思った。

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Monday, December 09, 2024

『ムーンライト』

【12月9日 記】 昨日に引き続いて WOWOW で観た映画についての記事。これも妻が観たいと言って録画したもの。『ムーンライト』、2017年、ハリー・ジェンキンス監督。

観ているときはそれほど良い映画だとは思わなくても、見終わったあとの余韻が長くて、いつまでも胸に、なんだかもやもやと残っている映画は間違いなく良い映画である──というのが僕の持論で、例えば 2007年の『魂萌え!』(阪本順治監督)なんかはその典型的な例だ。

観た直後にはそれほどの感慨はなかったのだが、なんだかいつまでも心に残っていて、そういうのはきっと良い映画なんだと思って、このブログで毎年書いている「『キネマ旬報ベストテン』の 20位以内に入ってほしい 10本」に選んだら、キネ旬でもきっちりベストテンに選ばれて「やっぱりな」と思った。

この『ムーンライト』も、大部分を見終わった時点の一番の感想は「起承転結のない映画」ということだった。

ちなみに、僕自身は起承転結をそれほど重んじるわけではなく、自分が文章を書く時には、もちろんある程度起承転結を意識した上で、逆に起承転結の型にあまり嵌まってしまわないようにという意識もある。

ある黒人の半生を描いた映画。

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Sunday, December 08, 2024

『地下室のヘンな穴』

【12月8日 記】 久しぶりに WOWOW で観た映画について書く。ちなみに、映画館で観た映画についてはほぼ全てここに何か記事を書き残しているが、テレビで観た映画についてはあまり書いていない。

この映画は去年妻に頼まれて録画したまま放ってあったのだが、昨夜夫婦で漸く観た。2022年の仏白合作のコメディ映画である。言語はフランス語。監督は鬼才(なのだそうだ)カンタン・デュピュー。

中年夫婦のアラン(アラン・シャバ)とマリー(レア・ドリュッケール)は初めて一戸建てを買って引っ越してくるのだが、その家の地下室にはマンホール状の変な穴が空いている。

蓋を開けて梯子を降りると何故かそこは同じ家の2階で、降りたときは夜だったのに朝になっている。時間が 12時間進んでいるのだ。その代わりに降りた人の肉体は3日分若返っている──という不思議な穴である。

アランのほうはそうでもないのだが、マリーは若返ると聞いてこの穴に取り憑かれてしまう。

3日若返るということは 100 回降りても1年も若返らないわけだが、マリーは必死になって、これを何千回もやってしまう。

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Thursday, December 05, 2024

鈴本演芸場

【12月5日 記】  昨日妻と2人で上野の鈴本演芸場に行ってきた。一度行ってみたいと思っていたのだが、妻のほうから突然「ねえ、寄席に行ってみない?」と誘われて、妻も同じ気持ちでいたことを初めて知った。

テレビ以外で寄席を見たことがないわけではない。うめだ花月やなんばグランド花月には行ったことがある。とは言え、その多くが「番組収録立合い」という仕事上の用件で行ったものだ。

吉本興業の舞台では、まあ、落語は全くやらないというわけではないが、ほとんどが漫才の類で、プラス、何と言ってもメインは「よしもと新喜劇」である。

桂三枝(当時、現在は文枝)の新作落語独演会を聞きに行ったことはあるが、これも仕事で、席が空いていなかったので立ち見かなと思ったのだが、カメラマンが所謂「カメラ席」に少し余裕があると言ってくれて、カメラマンとセンターカメラの直前、すぐ下で見たのだが、カメラマンから「あまり動かないように」と言われて窮屈だったのを憶えている。

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Wednesday, December 04, 2024

WOWOW『ゴールデンカムイ』

【12月4日 記】  WOWOW『ゴールデンカムイ』全9話を見終わった。

前にも書いた通り、見始めた当初はこれが映画ほど面白くなく、途中でよっぽど観るのをやめようかとも思ったほどだが、結局最終話まで観た。

何が問題かと言えば、映画ではあまりなかったコミカルな要素をふんだんに入れ込んだこと。

WOWOW の広報によれば、これはテレビ化に当たって意識して取り込んだことのようなのだが、第1話、第2話辺りだと、それが悉くすべっているのである。つまり寒い。

僕は、黒岩勉という脚本家は社会派と言われる割合ハードなネタが得意な人で、彼にはこういうのはちょっと無理だったんじゃないかなと思ったぐらいだ。

でも、(僕は原作を全く読んでいないので知らないのだが)どうやら原作漫画にもそういうコミカルな要素がしっかりとあったようで、このドラマでも原作通りのシーンもあったらしい。そうであるなら仕方がないと言えば仕方がない。

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Sunday, December 01, 2024

久しぶりに当たった

【12月1日 記】  以前このブログにも書いたことがあると思うが、僕は懸賞に応募するのが好きで、生涯を通じてそこそこいろんなものが当たってきたと思う。

今回は「カルビー大収穫祭2024」に応募して、北海道産じゃがいも「ぽろしり」2kg + オリジナルエコフェルトミニバッグ + ポテトチップス「コンソメパンチ」のセットが当たり、昨日届いた。

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