映画の季節感
【11月28日 記】 僕は観たい映画を公開日順にかなり先までリストアップしているが、毎年 12月になるとそのリストがややスカスカになってくる。
多くの映画が冬休みに合わせて、冬休みが始まるころに公開するので、必然的に前半が薄くなるというのが理由のひとつである。
それから、もうひとつの大きな理由は、賞獲りレースにおいては 12月公開というのは審査員の投票日までの日がなく、不利だということもあるのだろう。
もちろん、今年の1月に公開された映画と、さっき観たばかりの映画であれば後者のほうが明らかに印象は強いわけだが、日数が少ないので見逃されている可能性も当然高くなる。
プロの審査員ともなれば万難を排して観ているのかもしれないが、一般人には浸透しておらず盛り上がりに欠けるということもあるのだろう。
いずれにしても、そういうわけで 12 月に入ると今年映画を観るのもそろそろ終わりかなという気になってくる。
変なところで年末の季節感が出てくるものである(笑)
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