歌舞伎の道
【11月5日 記】 会社を辞めてから時々夫婦で歌舞伎を観に行っている。
初めて観に行ったときにもここに記事を書いたが、その一回では終わらなかった。
もっと難しいものではないかと思っていたのだが、決してそんなことはなく、いつ何を観に行っても気軽に楽しめる。
作品ができた時代によって、台詞が完全に分かるものもあればほとんど分からないものもある。でも、全体としての面白さはそういうことには左右されないのである。
ま、もっとも、初心者なのでずっと耳寄屋のイヤホンガイドに頼っての鑑賞ではあるが。
今日は明治座に行ってきた。これで歌舞伎座、新橋演舞場、浅草公会堂に続いて4館目、歌舞伎座には2度行っているので通算5度目の鑑賞である。
生半可な知識(というか、僕の知識はまだ生半可にさえ達していないと思う)で歌舞伎を語る気はないが、ひとつだけ言うと、歌舞伎はなんといっても総合的な芸術だ。そのことを強く感じる。
1回観るのに(ま、席にもよるけど)映画 10回分ぐらいのお金がかかるが、コンサートなんかでも(ま、演者にもよるけど)そのぐらいかかるやつもあるし、結構納得している。
妻も結構楽しんでいるし、多分これからも時々夫婦で観に行くことになると思う。
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