Engrish in Japan
【8月28日 記】 僕は facebook の Engrish in Japan という公開グループをフォローしてよく読んでいる。
English の綴りをわざと間違えているところがミソで、そう、ここは日本人が看板や注意書き、チラシなどに書いたおかしな英語を収集したページなのである。
大変面白いのだが、しかし、その一方で、なんでこんなにろくでもない(大阪弁で言うスカタンな)間違いを書くかなあと不思議になる。
いや、普段英語を使う機会なんかない日本人が何かの必要に迫られて突然英文を書くわけだから、ちょっとやそっと間違っていてもそこには大して不思議はない。
不思議なのは、書いて公開する前になんで確かめないかなあ?ということである。今やインターネットの時代なんだから、proofreading してくれるようなサービスもいくつかあるではないか。
いや、その前に単純なスペルミスが多すぎる。ちょっと辞書引いてみたら、「あれ、綴り違ってるのかな?」ということになるはずなのに。
DeepL みたいな精度の高い自動翻訳システムもあるし、あるいは自分で書いた文章をまるごと DeepL に放り込んでみるのも良いかもしれない。それをまともな日本語に訳してくれなかったら、その英文が間違っているという証拠になるし。
他にも確かめる術はいくらでもありそうなのに、何故やらないんだろう?
想像するに、「英語なんてひと言も分からん」という店主などが、「◯◯君、英語できる? これ英訳してくれる?」などと丸投げして、その◯◯君の技量がとても低く、訳した文はまちがいだらけなのに、この◯◯君がこれまたいい加減な奴で、ろくに確かめもせず、「はい、できました」って渡しちゃったんだろうか。
ご覧になったことのない方は、是非一度見てみてほしい。中にはすぐにはどこがおかしいのか分からないようなミスもあるけど、全体としてはとんでもない、ほんまにスカタンな間違いのオンパレードだから。
リンクはこの投稿の冒頭に張っておきます。
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Comments
名詞 spell は「呪文」の意味なので、授業では極力「スペリング」 と言うようにしています。
ただし「スペリング・ミステイク」とまでは言わず「スペリング(の)ミス」と言うことが多いです。竜頭蛇尾感は否めませんね。
Posted by: 野原 | Thursday, August 29, 2024 08:05
> 野原さん
そこかい!
なるほど、では僕の本文も「スペリングのミス」に訂正しようかと思いましたが、貴君のコメントの意味が分からなくなるので、そのままにしておきます。
ちなみに僕は、日本語英語っぽいものはカナ書きに、英単語をそのまま使っている気分のときは英語をそのまま書いています。
Posted by: yama_eigh | Thursday, August 29, 2024 08:51