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Wednesday, July 31, 2024

イマーシヴ・オーディオ視聴会

【7月31日 記】  辰巳の WOWOW放送センターで<ミスター・ビッグ『ザ・ビッグ・フィニッシュ・ライブ』>イマーシヴ・オーディオ(3Dオーディオ)・ビデオ視聴会に行ってきた。

これは去年来日した Mr. BIG の日本武道館での公演をイマーシヴ・オーディオで録音・編集したもので、手掛けたのは会社員時代の僕の同期の入交英雄くんである。

ステレオ録音したものをイマーシヴ風に編集したのではなく、レコーディングの際にイマーシヴ用のプランでマイクを立てたのだそうだ。ちなみに今日聴いたのは 13.1ch とのこと

入交くんは今 WOWOW で働いているのだが、入社時以来一貫して音の専門家で、会社員の仕事とは別に冨田勲やらフジコ・ヘミングやらボブ・ジェームスの作品を手掛けるなど、今や世界的な有名人である。

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Sunday, July 28, 2024

【note】 トランプ前大統領に仮定法を見た

【7月28日 貼】 note の記事を貼り付けておきます(毎回貼り付けているわけではありません)。

今回は元々ここに載せるか note に上げるか迷った記事。

結局 note に書いて、ここにリンクを張ることにしました。

ま、こういう題材だとどこに載せても、閲覧数も、「いいね!」や「スキ」の数も伸びないのだけれど。

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Friday, July 26, 2024

映画『劇場版モノノ怪 唐傘』

【7月26日 記】 映画『劇場版モノノ怪 唐傘』を観てきた。

テレビでシリーズ化されていた番組の映画化というのは、その番組の視聴者であったことをある程度前提にしていることが多いので、自分がそれを観ていなかった場合僕はあまり観に行かないのだが、この映画は別だ。

予告編を初めて観たときにいっぺんで魅了されてしまった。

映画のことを書く時に一切カメラワークに触れない人がいることを僕は常々不思議に思っているのだが、アニメであっても画作りに全く触れない人にはなおさら驚いてしまう。いずれも映像芸術なのに、その部分に対する感想はないのかな?と思ってしまうのである。

別に難しい映像技法について勉強して書けと言っているのではない。全ての映画で画作りについて触れろと言うのでもない。ただ、ドラマやアニメを観たら、その構図とか動きとか光線の具合とか画面の色合いとかに、なんか思うことはあるでしょ?ということである。たまに、おおお、この画はすごい!とか思いませんか?ということである。

このアニメの場合、それはテクスチャと彩色である。

和紙テクスチャのスクリーン上でアニメーションが動く。しかも、伝統的な日本の色と西洋的な中間色のパステル・カラーを組み合せてある。

画面はレイヤー構造になっていて、適度な透過性を設定してある。このミクスチャは絶妙である。

そして、目を瞠るのがキャラクター・デザイン。

着物や髪型は和なのだが、顔立ちはアニメ風で、髪の色も目の色も多彩である。髪や目の色がカラフルなのは昨今のアニメでは当たり前かもしれないが、時代劇でこれをやるところがユニークだと思う。とりわけネイルは現代そのものではないか。その一方で、たびたび映る手の甲のシミ!

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Thursday, July 25, 2024

Play Log File on my Walkman #155

【7月25日 記】不定期恒例の僕の Walkman でのプレイログ披露。約2か月半ぶり。今回も5曲。

  1. とても幸わせ(遠藤京子)
  2. 僕の倖せ(渡辺勝)
  3. 深夜高速(フラワーカンパニーズ)
  4. 決戦は金曜日(DREAMS COME TRUE)
  5. さよならの向こう側(山口百恵)

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Tuesday, July 23, 2024

サブスクリプションに思う

【7月23日 記】  有料コンテンツが次第に増えている気がする。

例えば note なんかでも、最初は無料記事を書いていた人が、読者が増えてくると有料に変えたりすることもある。そして、その多くはバラ売りではなくサブスクリプションである。

「1本100円くらいだったら出してくれるだろう。月額500円くらいならそんなに負担にはならないだろう。だったら有料にしても良いかな」みたいに謙虚に考えて始める人もいるだろう(もちろん、不遜にも「俺様ぐらいになると、ほんとはもっと払ってもらって当然だ」と思ってやっている人もいるのだろうが)。

確かに、1本1本は大した額ではない。しかし、前にどこかに書いたかもしれないが、収入の乏しい年寄りになってしまうと、「毎月定額いくら」というのは却々きついのである。もし来年死んでしまうのであれば余裕で払えるのだが、100歳まで生きるかもしれないと考えると途端に心細くなる。

一月500円でも仮に合計5つのサブスクリプションに支払うと一月2,500円、年間3万円である。もしも一月1,000円なら6万円だ。これを 30年続けると 180万円になる。

大した額じゃないじゃないかと思われるかも知れないが、読みたいなと思うコンテンツは軽く 10 を超えている。だから、やっぱり厳選しないと危ないのである。収入が乏しいだけに払い続けることには不安感が伴うのである。

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Saturday, July 20, 2024

『一度読んだら絶対に忘れない英単語の教科書』牧野智一(書評)

【7月20日 記】 去年の9月に買った本だが、この本は僕には全く響かなかった。

もうちょっと面白いか、最悪でも役に立つかと思ったがどちらでもなかった。あまりに面白くないので途中まで読んで放置してあったのだが、読みきらずに置いておくのが好きではないので、無理やり斜め読みで読み終えた。

語源を解説するのを売りにした本なのだが、「接頭辞の ex- が“外へ”という意味を、pre- や pro- が“前に/先に”を表す」など、あまりに基本的な、ほとんどの人が知っているのではないかという例が載っていて、これを読んでも実利がない。

かと言って、このような本を書く時に ex- や pre- についてひと言も書かないというわけには行かないだろうから、難しいところではあるが…。

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Friday, July 19, 2024

『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』ガブリエル・ゼヴィン(書評)

【7月19日 記】 僕は電子的なゲームにはほとんど親しまずに育った。でも、ゲームの知識がなくても、この小説はしっかり楽しめるし、ゲーム作家である登場人物たちの気持ちはちゃんと伝わってくる。

作中には実際に存在して大ヒットもしたゲームがたくさん登場するので、もちろんそういうゲーム体験があったほうがもっと楽しめるのだろうけれど…。

逆に、ゲームを知らない人が読むよりも、深いゲーム経験がある人のほうが著者の記述に反感を覚えたりする可能性もないではない。しかし、この著者はゲームというものすべてに深い愛情を注ぎ込んで書いている(僕が読んでもそう感じる)ので、それは杞憂というものだろう。

僕はなんとなく、「この小説で彗星の如く現れた大型新人」みたいなイメージで読んでいたのであるが、調べてみたらこの小説が 10 作目であり、作家としても脚本家としても実績のある人で、 2016 年には翻訳小説部門で本屋大賞まで受賞していた。

のちに「アンフェア・ゲームズ」という会社を設立するサムとセイディとマークスの3人がメインキャラクター。サムとセイディは小学生時代から、そして大学の寮でサムと同室になるマークスは大学時代から、トータルで四半世紀以上に亘る物語が描かれる。

サムはコリア系、セイディはユダヤ系、マークスは日系+コリア系のアメリカ人で、所謂 WASP からは程遠い。この辺りにも設定の妙を感じる。

交通事故の重症で入院していたサムと、癌で死にかけていた姉のアリスのお見舞いに来ていたセイディは、たまたまスーパーマリオを一緒にプレイしたことで友だちになる。

その後、ちょっとした感情のもつれから疎遠になってしまうが、大学時代に地下鉄の駅で2人は巡り合う。この小説はその場面から始まる。映画のオープニングのような、とても良いシーンである。

サムはハーヴァード、セイディは MIT という、ともに名門大学に進学している。そして、その時、サムはマークスに借りたピーコートを着ていた。

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Thursday, July 18, 2024

映画『お母さんが一緒』

【7月16日 記】 映画『お母さんが一緒』を観てきた。Photo_20240718172901

江口のりこは初めて見たときから面白い女優だなと思ったが、こんなに引っ張りだこになるとは思いもしなかった。『あまろっく』に続いて今年2本めの主演。このあとさらに『愛に乱暴』での主演が続く。

原作・脚本がペヤンヌマキ。そして、監督・脚色が橋口亮輔。なんという不思議な組合せ!

これは後から知ったのだが、ペヤンヌマキの演劇ユニットの演目を、橋口監督が CS のホームドラマチャンネル(松竹ブロードキャスティング)の開局25周年ドラマとして制作した5話 +「アナザー・ストーリー」を再編集して一本化したのがこの映画なのだそうだ。

橋口監督は『ぐるりのこと』(2008)で多分初めて自分のセクシュアリティから離れて夫婦愛を描き、『恋人たち』(2015年)では異性愛・同性愛の両方を描いたが、ともに(ものすごく無神経に分類してしまうと)恋愛ドラマだった。

それが今回は三姉妹の家族愛という、色恋沙汰から初めて離れたテーマに挑んだことになる。しかも、コメディである。

ただ、僕はどうしても少し違和感を感じた。

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Tuesday, July 16, 2024

映画『ルックバック』

【7月16日 記】 映画『ルックバック』を観てきた。

なんだか知らんがこの映画、僕の周囲では誰も彼もが、寄ってたかって褒めるのである。普段映画のことなんか facebook に書かない人たちまでこのアニメに触れて褒めている。

僕としては非常に気持ちが悪いのである。逆に観る気が失せてしまう。でも、まあ、観てみないと始まらんし、1時間の短編だし、と一瞬気が変わったので、もう一度気が変わらないうちに観に行ってきた。

冒頭が主人公が中学時代に書いた作中作だった(もちろん見始めた時点ではそのことは判らない)ということもあったし、いずれにしても線画の平面アニメだったので、これはアニメにする必要があったのかな?漫画で充分ではないか?というのが第一印象だった。

しかし、観ていると、構図に圧倒的な面白さがある。よくもまあその場面をその角度から描こうと思ったなと驚くような構図がある。そして、その構図が少し動くとこれまた面白いのである。その辺にアニメとしての真骨頂がある。

画の感じからしたら、やっぱりアニメらしいダイナミックな動きではなく平面の線画という感じなのだが、非常に目が大きい人物も、奥行きの深い背景もともに魅力的であるし、その特徴を活かして静止画を多用した進行にしたのも巧いと思う。

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Sunday, July 14, 2024

【note】『三体』における「テキーラ(殺すため)」の謎──速い英語に慣れる

【7月14日 貼】 久しぶりにまた note の記事へのリンクを張っておきます。

このブログと note はいちいち繋がってはいませんが、折に触れて、ここで書いた文章を書き直して note に投稿したり、note で書いた文章に少し手を入れてここに掲載したりはしています。

ただ、今回は note に書いた文書がルビ付きなので、それをそのままここに書き写すことは不可能なため、記事リンクという形を採ることにしました。

話し言葉の、速い英語に関する記事です:

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Saturday, July 13, 2024

映画『キングダム 大将軍の帰還』

【7月13日 記】 映画『キングダム 大将軍の帰還』を観てきた。

例によって、観た映画の内容をすぐに忘れてしまうので、えっと、前はどこで終わったんだっけ?と思っていたのだが、冒頭に前作のダイジェストを入れておいてくれたので助かった。

あ、そうか、怪物みたいな吉川晃司が出てきたとこで終わったんだ!と次第に少しずつ思い出してきた。

長い映画だったが、めちゃくちゃ面白かった。ここまでの4作、どれも面白かった。

今回は王騎将軍(大沢たかお)中心の物語だと聞いてはいたが、観てみたらまさにその通り。しびれるほど壮絶な王騎の物語だった。

一応エンドロールや宣伝上の並びでは山﨑賢人主演ということになっているが、今回に限っては大沢たかお主演でいいんじゃないかな、と思った。どういう意味かと言えば、大沢たかおに主演男優賞をあげても良いんじゃないか、と。

めちゃくちゃカッコよかった。信と2人乗りの馬上で語るシーンの台詞が、中でも一番盛り上がった。

第1作のときから、今までの大沢とは別人ではないかと思うほど見事にビルドアップされた肉体、髭や入れ墨満載の魁偉な容貌、外連味たっぷりに作り上げられたキャラと喋り方に圧倒されたが、今回はその集大成である。

この映画にあっては、ロケやセットの壮大さ(恐らく CG もふんだんに使っているのだろうけれど)やアクションの激しさと多彩さ(ジャンプ力がいくらなんでも人間離れしすぎているとは思うが)、ストーリーの大きな流れの面白さなども間違いなくあるのだが、一番すごいところは、これだけ大勢の人物が登場しながら、それぞれが見事にキャラが立っていて、個性豊かに描かれているところだと思う。

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Tuesday, July 09, 2024

twitter 15周年

【7月9日 記】 2009年7月9日に会社の同僚に「twitter って知ってます? やってみませんか?」と言われて始めた twitter。今日で丸15年になります。

「我ながらよく続いたな」なんて感覚は全くなくて、目標も気負いもなく、なんとなく自然体で続けてきたような気がします。

実はその2年前にも一旦登録はしているのですが、なにしろ日本語でつぶやいている人がほとんどいなくて、フォローする(当時は「add する」と言ってました)人もしてくれる人もいなくて、つぶやいても何の反応もなく、面白くなくて即日退会しました。

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Sunday, July 07, 2024

デイヴィッド・ベニオフについて

【7月7日 記】 Netflix で『三体』を見始めたのだけれど、プロデューサーのデイヴィッド・ベニオフという名前に記憶がある。

調べてみたら、やっぱり僕が 2002年に読んだ小説『25時』の作者だった。その小説家がいつの間にかドラマのプロデューサーになっていたわけだ。

いや、アメリカのテレビ界では珍しいことではない。脚本家が自らプロデューサーを務めること(あるいはプロデューサーが自ら脚本を書くことと言うべきか)はごく普通にある。ひょっとしたらむしろそのほうが一般的かもしれない。

しかし、Wikipedia等でもうちょっと調べてみると、決していつの間にかプロデューサーになったわけではなかった。

まず『25時』がスパイク・リー監督によって映画化される。その際に脚本を担当したのが他ならぬベニオフ自身だったのだ。いや、よく読むと、映画化に際してベニオフがスパイク・リーを指名したとある。

これが 2002年である。そこからもう彼のプロデューサー人生は始まっていたのである。

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Saturday, July 06, 2024

映画『先生の白い嘘』

【7月6>日 記】 映画『先生の白い嘘』を観てきた。Photo_20240706171901

ここのところ、監督ではなく出演者で選んで映画を見に行くことが多いのだが、この映画も三木康一郎監督には何の興味もなく、ただただ主演の奈緒を観たくて行ってきた。

僕は奈緒の存在を知るのが随分遅かったのだが、2020年のカンテレのドラマ『姉ちゃんの恋人』での有村架純の親友役を観て以来、彼女の虜になってしまった。

一方、三木康一郎監督だが、彼がこの映画でインティマシー・コーディネータの導入を拒否したという発言が炎上している。「間に人を入れたくない」という理由で奈緒からの要求を突っぱねたと言うのだ。

単に拒否したというだけではなく、それをしゃあしゃあと、恰もそうすることが良い映画を作る秘訣であるみたいに語っているところにびっくりしてしまう。

間に人を挟まず、奈緒とは「理解しあってやりたかった」などと言っている。呆れて物が言えない。

インティマシー・コーディネータを導入する一番の狙いは、立場的に強い監督と弱い女優の間にまさに「人を入れる」ことである。要求があったにも関わらずそれを拒否するのは、優越的地位の濫用以外のなにものでもない。そんなことも分からない底抜けに頭の悪い奴がよくも監督なんぞをやっているものだ。

ネット上で騒ぎになったので舞台挨拶の際に謝ったらしいが、その冒頭の文言が「私の不用意な発言により」だったとのこと。発言がまずかったわけではない。その前の行いが間違っていたのだという自覚はないのか? とりあえず謝っておけば収まるだろうという愚鈍な考えでいるのだろう。

こういう論理性も倫理性も欠落した、社会性のかけらもないバカが日本の映画界の発展を阻害してしまうんだろうなと思う。

そもそも奈緒は演技に対する真摯さで知られる女優である。彼女はインタビューでこう言っている:

この役を演じることで少なからず傷つくことはわかっていました。芝居だから、仕事だから、といったことだけでは割り切れないと強く感じていたので、その覚悟だけはにぎりしめていました。

と。

先にそんなことを知ってしまったので、この映画は痛々しくて見ていられないシーンが多々あった。

でも、そんなカスみたいな男が監督だったからと言って、その先入観で映画を貶そうという気はない。そんなことと映画の出来は少なくとも直結はしないと僕は考えている。

映画は集団で作るものだから、全く同じ脚本でも取り組むメンバーが違えば全くの別物になる。どこまでが監督の演出力でどこからが役者本人の技量なのかなんて誰にも分からないのだし、監督や役者がクソ野郎であってもそれだけでひどい映画になるとは限らない(ま、脚本だけはかなり比重が大きいが)。

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Wednesday, July 03, 2024

Netflix & Amazon Prime 鑑賞記録

【7月3日 更新】 あくまで自分の備忘録だと言いながら、何度か掲載している Netflix と Amazon Prime Video の視聴履歴。

Netflix で『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』の season 3(完結編)を見終わったのと『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を観たので更新しておきます。

『スイート・トゥース』の後は何を観ようか、妻と2人でまだ決めかねています。あと、ひとりで観ている『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』も漸く最後の season に到達しました。

Amazon のほうでは、めちゃくちゃ面白かった『ペリフェラル ~接続された未来~』season 1 が、昨年のハリウッドの大ストライキ(なんと 148日間)の影響で season 2 以降の制作が打ち切りになったと最近知ってがっくり。

そんなこともあって Amazon からは暫く遠ざかっているけれど、次は『1122』かなと思っています。

以下がリストです:

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Monday, July 01, 2024

Netflix『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』

【7月1日 記】 Netflix で『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を観た。

僕にとっては、一瞥しただけで本編を観る気が失せてしまうようなタイトルである。本来ならまず観ない作品だ。

でも、三木孝浩監督なのである。これは見逃したくない。

それに主演が出口夏希だ。『舞妓さんちのまかないさん』で初主演してから、あっと言う間にスターになった。そして、どんどん魅力的に、どんどん巧くなっている。

さらに、彼女の幼馴染役で横田真悠も出ている。先に書いてしまうと、先日観た『言えない秘密』とは全く違うタイプの役柄を上手に演じていて、彼女もまたどんどん巧くなって、どんどん売れ始めている。

ダブル主演の永瀬廉(このくらいになってくると、僕のような老人でも顔と名前がはっきり一致する)の妹役に『からかい上手の高木さん』の月島琉衣が出ているのも楽しみだ。

最初、映画.com のサイトでこの作品を見つけてリストアップしていたのだが、公開日になっても映画.com の「映画館を探す」ボタンがグレイアウトしたままアクティブにならないので、どうしてだろうと悩んだのだが、映画.com には配信作品も掲載されることを忘れていた。

これは Netflix の作品だったのだ。

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