『ザ・ビートルズ 全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド』大人のロック!編(読んでいないので書評ではない)
【6月26日 記】 自分の経験ではまず滅多にないことなのだが、この本を買ったのは失敗だった。まるで読む気にならない。
7,150円もした。もったいないことをしてしまった。
買った本を読まずに放っておくということも、僕の場合はまずないことなのだが、この本はそうならざるを得ない。と言うか、読まずに捨てるか売るかする。
この本、ほとんどが録音の解説なのである。どんな機材をどんな風に繋いでどんな録音をしたか。あとはミックスのバージョンによる違いなど。
「楽曲解説」に書かれているのは、誰がいつどこで作曲したかとか、いつ発売されたかとか、ちょっとした裏話とかで、「サウンド解説」に書かれているのは楽器や録音機材の構成の話がほとんどである。
何より、楽譜もコード譜も全く出てこない。波形のグラフなどはふんだんに出てくるのに。
こんなのが好きな人もひょっとしたらいるのかもしれないけれど、僕はげっそり。こういうのが「大人のロック!」なのか?
この本は大失敗。
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