賞味期限(開封前)と消費期限
【4月11日 記】 多くの食品には「賞味期限」の表示がある。
「消費期限」は「◯月◯日までに食べろ。それを過ぎたら食べないほうが良い」ということなんだろうだが、「賞味期限」は「◯月◯日までなら美味しくいただけます」との意味で、こちらの表示のほうが圧倒的に多い。
で、「賞味期限」には、よく見ると「(開封前)」との註記がついていることがある。つまり、「まだ開封していなければ、◯月◯日までは美味しくいただけます」との意味なんだろうが、しかし、開封後はいつまでだったら美味しくいただけるのだろう?
その期限の日に初めて開封した場合は、その日のうちに食べ尽くしたほうが良いのだろうか? しかし、例えば1リットルの牛乳パックをその日のうちに飲み尽くすのは却々しんどい。
そもそも開封しないと食べられないわけだから、開封前の期限よりも開封後の期限を書いておくことのほうが肝要であると思うのだが?
まあ、賞味期限はあくまで消費期限ではないので、そんなに神経を使う必要はないのかもしれないが、しかし、じゃあいつまでだったら美味しいのか、そしていつを過ぎたらもう食べないほうが良いのかということが全く想像がつかないので、できれば
賞味期限:4月11日(未開封)
開封後およそ1週間は美味しくお召しあがりいただけます。
ぐらいのことは書いておいてほしいと思うのだが、どうだろうか? そんなことを書くと、「開封後7日目に食ったけど不味かった。どうしてくれる?」みたいな苦情が殺到するのだろうか?
こういうのは本当に難しい。だったらいっそのこと、賞味期限はやめて、このくらいまでなら絶対腐っていないという「消費期限(冷蔵庫保存の場合)」でも書いておいてくれたほうがましなような気もする。
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