ボーナス・トラック
【2月8日 記】 今はアナログ・レコード盤がまたかなり売れているようですが、僕は、もう手許に残っているのは小川みきのシングル盤『マイ・ロスト・ラブ』(これだけはどうしても手放せなかった)だけで、それ以外の全てのレコードを処分して CD に買い替えてしまいました。
持っていたレコードは長い年月をかけてほぼほぼ CD に買い替えられたのですが、中にはレコードとしては一旦廃盤になって、そのあとごく短期的に CD で復刻し、そしてまた廃盤になったというようなものも少なくありません。
で、そうやって CD で復刻した際に所謂「ボーナス・トラック」が追加されているケースがたまにあるのですが、これが問題なのです。
昔のアルバムというのは(今もそうなのかどうか知りませんが)、曲順を含めてトータルにコーディネートされた作品でした。
A面の1曲目がこれで始まり、A面ラストのこの曲で一旦終息感を出し、盤面を裏返して B面に針を落とすとこの1曲目が新しい息吹を吹き込み、B面ラストでしめやかに終わる…みたいな。
これ、自分の記憶にしっかり根を下ろしているんですよね
ところが、終息したと思った後にいきなりボーナス・トラックが始まると、しかも、それが結構お陽気な曲だったりすると、なんだかがっくりしてしまいます。
皆さん、そんなことないですか?
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