オロナミンC今昔
【7月26日 記】 このところ外出中に自動販売機でオロナミンC を買ってよく飲んでいる。熱中症予防のためもあって何かを飲んでおこうと思うわけだが、では、なんでオロC かと言うと、それは量が少ないからだ。わずか 120ml。
よく売っている 500ml のペットボトルだと、今の僕には量が多すぎるのである。少しずつ飲めば良いじゃないかと言われるかもしれないが、この炎天下、少しずつ飲んでいるとすぐにぬるくなってしまう。
パッと飲んでパッと喉を潤すには 120ml ぐらいがちょうどよいのである。
昔はオロC なんて飲まなかった。それはリポビタンD なんかより1ランク劣る栄養ドリンクだと思っていたからだ。いや、そもそも小中学生は栄養ドリンクなんて飲もうと思わないけどね。でも、僕らからすると、オロC はリポD なんかより中途半端な飲料に思えたのだ。
おまけに当時の CM でミルクで割ったりビールで割ったりウィスキーで割ったり(うろ覚えなので正確ではないかもしれない)みたいなのがあり、極め付きは卵の黄身を入れてシェイクしたオロナミン・セーキなどという珍妙な飲み方が披露されて、なんだか邪道っぽくて、いつの間にか飲まなくなってしまった。
それにあの頃の僕には、清涼飲料として飲むには(今とは逆に)明らかに量が足りなかったのである。
大学生、社会人になるとほとんど存在を忘れていて、なんかものすごく喉が渇いていて、加えてビタミンC を補給しておこうかななどと思ったときは、同じ C がつくドリンクでもデカビタC やドデカミンを選んでいた。
それがいつの間にか 500ml では多すぎる体になってしまった。年をとるというのはそういうことなんだろう。
それで、その年老いた体にビタミンC を補給しようとしてオロナミンC を飲んでいるのかと言うと決してそうではなく、味が好きなわけでもなく、ただ量が少なくて比較的多くの自販機で売っているから飲んでいるだけである。
まあ、でも、飲み物の中にこういう 120ml みたいなオプションがあることは喜ばしいことである。
もっとも今さらもう一回オロナミン・セーキを作って飲んでみようとは思わないが(結局作って飲んだんかい!?)
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