シェーバーを買い換えた
【1月16日 記】 シェーバーを買い換えた。今までずっと BRAUN を使ってきたので今回も BRAUN にしたのだが、今まで使ってきたやつよりも遥かに安いやつにした。性能的にはあまり変わらないのではないかという気がしたのである。
今まで使っていたやつは、動かなくなったわけではない。買い換えると高いから、一部塗装は剥がれてきていたが、このまま辛抱して使い続けようかと暫く躊躇していた。
ただ、充電池の持ちがとても悪くなったのと、切れ味が幾分悪くなっている気がしたのである。
同じ替刃を長く使っているので、多分刃を交換すれば切れ味は戻るのかもしれないが、替刃交換サインのランプが点かなくなっているので、交換時期が分からなくなっているということもある。
髭剃り自体の機能ではなく、むしろ充電とか交換ランプとか、そういうところの劣化や故障が買い換えの直接の動機になったわけだ。そして、髭剃りの機能自体はもうこれ以上あまり進化できないところまで来ているような気がしたことが、今回安いものに換えた理由である。
シェーバーの構造は単純だ。モーターを回してその動きを刃に伝える。そのまま回転運動にするのか、ギアを噛ませて往復運動にするのかは別として。
あとは網の構造だ。ヒゲを取り込みやすいように、これは長年かけて研究され、かなり改善されたのだろうと思うが、そろそろ限界じゃないかな、という気がした。
例えば放送業界が突然総務省からデジタル化しろと言われるとか、自動車メーカーが社会的な脱炭素化の要請に呼応せざるを得ない状況になったとか、そういう外圧があると一気に新しい技術が開発され導入されたりもするのだが、髭剃り業界(?)ではあまりそういうことはないだろう。
そういうことがないのであれば、そろそろシェーバーも改良の限界に来ているのではないかという気がしたのである。
それで今まで使っていたやつより随分安いものに買い換えた。振り返ってみれば、今ままでよくあんな高いのを使っていたなあという気もする(同じような値段のものを何度か買い換えてきた)。
で、新しいのを使ってみると、前より低価格帯の商品であるにもかかわらず、切れ味も、使い勝手も、充電や替刃のタイミングを教えてくれる機能も、全てが改善していてとても良い感じである。
買い換えて良かった。多分シェーバーはもうとことん進化し尽くしたのである(メーカーの人に訊いたら「そんなことはない」と言うかもしれないが)。もうこのくらいの値段のやつで充分である。
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