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Monday, August 01, 2022

Play Log File on my Walkman #149

【8月1日 記】 またしても随分間が空いてしまったプレイログ披露。今回も5曲。

  1. 君は心の妻だから(三條正人)
  2. ロンリー・チャップリン(鈴木聖美 with Rats & Star)
  3. 世界中の誰よりきっと(酒井法子)
  4. Exotica Lullaby(細野晴臣)
  5. マイ・ロスト・ラブ(小川みき)

1) 鶴岡雅義と東京ロマンチカの 1969年の大ヒットだが、これはリード・ボーカリストだった三條正人がグループ脱退後ソロで出したバージョン。とは言え、オリジナルと大差ない。

作詞がなかにし礼、作曲が鶴岡雅義。僕は小学生だったのでこういう不倫と言うか禁断の色恋みたいな話は分かるはずもなかったが、この歌は好きでよく歌っていたなあ。ひだひだまで分からなくても全体としてうら悲しい感じが身にしみたのだと思う。

鶴岡雅義のレキント・ギターのクリアな音がまた心に響くのである。

2)僕は父親を憎んでいて、自分の仕事を僕に継がせようとする父親を激しく嫌悪していたこともあって、親兄弟と同じ仕事につく奴らを一様に軽蔑していた。

だから、鈴木聖美が出てきたときも、「弟の七光りかい」と取り合わなかったのだが、しかし、多くの人がそうだったろうと思うのだが、僕もまたお姉ちゃんの歌を聞いてそのべらぼうな巧さに腰を抜かしたのである。

姉弟だけに声質は見事にマッチしている。ハモるパートをもう少し増やしてくれたらもっと良かったと思うのだが。1987年の大ヒット。銀座じゅわいよ・くちゅーるマキの CMソングだった。

3)は、あれ?この歌のりピーが歌ってたっけ?という感じ。もちろん元々は中山美穂と WANDS がコラボした 1992年の大ヒットである。詞は上杉昇と中山美穂(それは知らんかった!)、曲は織田哲郎である。

で、調べてみると酒井法子はこれを 2007年にカバーしてシングルで出している。覚醒剤で逮捕される2年前だ。トヨタ・ノアの CMソングだったそうな。

もうこの頃には人気も陰り始めていて、最高位も44位とぱっとしなかったようだが、聞き直してみると悪くない。

酒井法子という歌手はあまり巧いとは言えない。ほとんど声量というものを感じさせない歌手だ。でも、音程は悪くないし、歌い方自体がとても素直なので、びっくりするくらいすんなり心に入ってくるのだと思う。

4)ひょっとしたら細野晴臣の作品の中で僕がこれが一番好きかもしれない。

はっぴいえんどを解散してソロになって3枚目のアルバム『泰安洋行』(1976年)に収められている。所謂トロピカル3部作の2枚めで、細野さんのアルバムでは僕はこれが一番好きだ。そして、その一番好きなアルバムの最後の曲がこの Exotica Lullaby である。

この複雑なリズムにうっとりするような流麗なメロディを乗せて、しかし、細野さんがそれを若干ぎくしゃくと歌う。「ほら、体が浮かぶよ」からの展開が本当に見事な曲である。

5)もうこの辺で Walkman を止めようとしたらこの曲が出てきたので、久しぶりに聴いた。思えば僕は生涯に聴いた歌謡曲畑の曲の中で、この曲が群を抜いて一番好きかもしれない。いや、歌謡曲と言ってもこれは歌謡曲ではない。純然たる洋楽テイストの和製ソウルである。1972年。

出だしから素晴らしい曲構成とアレンジなのだが、「キス!」と喘ぎ声で構成される後半の大サビへの展開がまさに Grooving! なのである。小川みきの声質も大好きで、この後結構ベタベタの歌謡曲になってからも何枚かシングルを買った。

今回はこんなとこかな。

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