ニフティ 35周年
【7月8日 記】 ニフティが 35周年を迎えたそうです。僕にとってはニフティサーブからのつきあいで、当然ニフティサーブ時代を含めた 35年なんでしょうね。
あの時代を知っている人ならたくさん語ることがあると思います。モデムがあのガーガーピーピー言う音に続いてインターネットに繋がる瞬間のときめき(笑)とか。
でも、忘れられないのは生まれて初めてメールアドレスを設定したときのことです。まだ誰にもそのアドレスを教えていないのに、ほどなくメールが来たんですよね。
え? 一体誰が?──全く見当もつきませんでした。で、恐る恐る開いてみると、それはニフティサーブからの「メールアドレス開設おめでとう」というメールだったんです。
今なら驚きません。でも、当時はその仕組にびっくりしたんです。そう、コンピュータが自動で応答してきたことに。大げさに言うと、そうか、これが新時代のサービスなんだ!みたいな感じ。
そう、今はいろんなことに驚きがなくなりすぎですね。それはつまり、ありがたみがなくなりすぎで、ものを使う際のときめきがなくなりすぎということです。
できれば、あのときめきを胸に抱いたまま、今後もインターネットを使い続けたいな、なんて思う今日このごろです。
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