生命保険について考えた
【6月1日 記】 そろそろ会社を辞めるので、給与天引きで払っている生命保険を切り替える必要がある。
もちろん、手続きさえすれば団体生命保険から個人払いに切り替えることも可能ではある。
しかし、これまでは何となく外交員さんに勧められるまま掛け金の高い(と言ったら人聞きが悪いのであれば、手厚い保障のついた)保険に加入していたが、収入も減るし、こんな手厚い保障も必要ないような気がしてきた。
それでいろいろな保険会社のページを当たって、入院保険を中心に調べてみたのだが、自分の年齢のせいもあるが、どれもこれもそんなに安くはならないのだ。
入院したら 1日 5000円もらえる保険の掛け金が毎月優に5000円を超えていたりする。ま、中にはそれより安いのもあるし、入院給付金だけではなく先進医療特約がセットになっていたりもするのではあるが。
しかし、仮に掛け金が毎月ちょうど 5000円だとすると、年間12か月で 6万円だ。で、この額を入院給付金として受け取るためには、当たり前だけど 12日間入院しなければならない。さらに単純計算すると 10年間だと 60万円で、この同額を「回収する」ためには 120日間入院しなければならない。
近年入院日数というものはどんどん短くなっているのに、そんなに入院するだろうか?
他にもいろいろな種類の保険があるにはあるのであるが、コスト・パフォーマンスを考えるとどれも似たりよったりである。
それよりも、今入っているこの保険には、保障内容を切り替え切り替えだけれど、随分と長い期間加入していたので、今やめるとかなりの額の解約返戻金が振り込まれる。ちょっとした大病を患って長期入院しても費用を払い切れるぐらいの額である。
結論としては、解約して返戻金をもらうのが一番効率が良いみたいである。なんだかな。
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