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Sunday, November 07, 2021

風街オデッセイ2021追記

【11月7日 追記】 昨夜『風街オデッセイ2021』に行ってきて、その記事を書いたが、僕自身は松本隆のことを、無論優れた作詞家だとは思っているが、好きで好きでたまらないというわけではない。202111061

作詞家としては、岩谷時子や安井かずみ、有馬三恵子、阿木燿子、男性なら橋本淳やなかにし礼、千家和也のほうが切れる言葉の使い手だと思う。

僕にとって松本隆は、はっぴいえんど時代は非凡な作詞家だったが、作詞家専業になってからは巧い作詞家になったような気がする。うまく言えないが、僕の中では阿久悠に対比する位置にあって、つまり尊敬するヒット・メーカーという感じだ。

それで、昨日小坂忠の『しらけちまうぜ』を聴いていて思ったのだが、松本隆は例えば聖子ちゃんのラブ・ソングを書いているときよりも、この曲とか、同じく昨夜の演目のひとつだった南佳孝の『スローなブギにしてくれ』などの、男っぽい歌を書いているときのほうがときめいている気がする。

同じ恋の歌でも、切ない、やるせない、やりきれない感じの歌が良いと思う。そういうわけで、はっぴいえんど以外で松本隆の代表作を挙げろと言われたら、すぐに思いつくのは太田裕美の『しあわせ未満』だ。

太田裕美は昨夜の出演者ではなかったし、この曲も当然セットリストには入っていなかったけれど。

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