年のせいとドラマ視聴
【10月10日 記】 最近年のせいか TVドラマをよく観るようになってきた。「年のせいか」などと書くと TVドラマを観るようになった理由としてはおかしいんじゃないかと思う人もいると思う。でも自分ではなんだか「年のせいか」という気がする。
で、年のせいか若い人のドラマが前より好きな気がするし、前よりよく観ている気がする。これもおかしいと思う人がいるだろう。確かにウチの父などは若い人のドラマを「こんなもん、アホらしいて見てられへん」と言っていたし。
でも、年寄りが年寄りのドラマを観たがるとしたら、それもまた、それはそれで奇異な話で、それを考えると、年寄りが若い人のドラマを気に入っても不思議はないだろう。
というわけで、と言うか、とは言っても多くの TVドラマをリアルタイム視聴するのはしんどいので、勢い録画視聴が増えてくる。
いや、正確に言うと録画視聴に至る前の録画がまず増えて、それを遅滞なく観るのがしんどくなってくる。
まだ 10月も初旬を終わったところだからそれほどでもないが、見ようかなと思っている連続ドラマはこれからまだ増えてくる。
となると、いつものことだが、録画はしたけれど、観ないで削除する作品も出てくるかもしれない。いや、できるだけ観ようとして第1話ぐらいはチェックするのだが、数を減らすために早く判断しようとして、第2話以降どんどん面白くなって行くドラマを早々に切り捨てることになるかもしれない。
それはなんだか将来のある若者の未来を切り捨てているような気もして、居心地が悪い。
年は取りたくないものである。と書くと、なんでそこで「年は取りたくない」という発想に繋がるのだ?と訝られるかもしれないが、僕としてはなんだか年を取りたくない気分なのである。
一方で、年を取ると(余計なことまで含めて)いろんなことを考えるようになるのは、前よりいろんなことをたくさん吸収できるようになったからかな、という気もする。
年を取って前よりいろんなことをたくさん吸収できるようになったからだろうか、最近 TVドラマをよく観るようになってきた。
Comments