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Wednesday, September 01, 2021

証券会社の不思議

【9月1日 記】 私が生まれてはじめて株式を購入したのは 2000年2月14日でした。Businesswomen6494072_640

小さい頃から堅実な性格と言われた私は、銀行に預金はしても、株式のような元本保証のない危ないものにはそれまで手を出したことがありませんでした。

しかし、1990年代の金融危機を通じて、銀行に預けておけば安泰ということは決してない(つまり、銀行だって倒産するし、そうなると預金がパーになることだってある)ということを学びましたし、何よりも当時の低金利に嫌気がさして、いっちょうやってみるか、みたいな気持ちで株の売り買いを始めた記憶があります。

それで思い出すのは、当時は売ったときの譲渡益税は別として、売ったときも買ったときも手数料を取られました。私が使っていた証券会社は売り買いともに 5% の消費税込みで 3150円を徴収されました。

それがふと気づくと1日の約定代金が 50万円までは無料になっています。他には IPO や立会外分売も手数料ゼロです。これは私が使っている証券会社の例ですが、他社も似たようなものでしょう。

私は取引の回数も少ないですが、とりわけ高額の取引が少ないので、この5年間で言えば手数料を取られたのは8回しかなく、あとはすべて無料です。

そうすると、じゃあ、証券会社は一体何で儲けているのでしょう? かつては取引ごとに最低3150円あった収入がなくなっているわけですから、その分を何かでカバーしているはずなのですが、それが何なのか私には見当がつきません。不思議で仕方がありません。

そのおかげかどうか分かりませんが、私の株式運用の生涯トータルは、手数料・税金込みで、現状ではプラスの成績になっています。

証券会社も当然プラスの成績を残しているはずなのですが、どういう仕組でプラスに持って行っているのか、それが不思議で仕方がありません。それほど経済は複雑になっているということなのでしょうが、知り合いに詳しい人がいたら是非教えてもらいたいものだと思っています。

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