妻の入浴
【9月21日 記】 妻は時々風呂上がりに汗をかいている。これが僕には分からない。いや、最初に書いておくと、汗をかくのが良いとか悪いとかいう話ではない。
僕は風呂上がりに汗をかくことは滅多にない。冬はそもそも寒いから汗をかきにくいし、だからと言って汗をかくまでずっと風呂に浸かっていることもない。夏は暑いのでシャワーに切り替えて湯には浸からないので汗はかかない。入浴前にかいた汗はシャワーで流されている。
だから、どうして妻が汗をかいているのか、そのメカニズムが分からない。かつ、汗をかくほどなのにすぐに冷めてしまう。冬場などはせっかく入浴したのに寝る頃には足先などが冷たくなってしまっている。風呂から上がったらすぐに分厚い靴下を履くように勧めてみたが効果はまるでない。
僕はそういうことはない。入浴後に「熱の冷めない不思議な靴下」を履くと、寝る前に靴下を脱いでもポカポカしている。
で、何が分からないかと言うと、風呂に入ったりシャワーを浴びたりするのは、そもそも汗を流したり温もったりするのが狙いである。なのに、妻は風呂上がりに汗をかいていたり、風呂上がりにすぐに体が冷えたりしている。
これでは何のために入浴しているのかが分からない。いや、冒頭に書いたように、良いとか悪いとかいう話ではない。非難しているのでもない。
何故せっかく汗を流したのにその後に汗をかくのか、何故せっかく温もったのに体が冷えてしまうのか、そのメカニズムは分からないまま放っておくとして、そういう状況で妻が風呂に入るモチベーションをどうやって保っているのか?──そこが分からないのである。
大変だな、と思う。
Comments