管と道
【9月8日 記】 8/17 の記事に書いたように、僕の尿路結石は 235日の長い旅を経て体外に出てきたのだが、その後いろいろ考えていると、調べたくなったことがある。
腎臓内に石があるときには痛まないのは分かる。ある程度の広さがあるからだろうと想像する。
それが尿管に入ると時々痛む。僕の内科の主治医は尿管には難所が3箇所あって、そこを抜けるときに痛むと言う。一方、泌尿器科の主治医は「動き出したかどうか、どこにあるかどうかに関わりなく痛みはやって来ます」と言う。
それに比べて、石が膀胱にまで降りてきて、「尿道を通って外に出るときには痛まないのですか?」と聞くと「流れに乗って出てくると痛くないです」と泌尿器科の主治医は言う。
となると、尿管より尿道のほうが管が太いから痛まないのではないか?──というのが素人考えの推理である。
では、調べてみるか、と、Wikipedia をはじめネット上をいろいろ検索してみると、
- 尿管: 直径 4~7mm。長さは 28cm
- 尿道: 内径は排尿時には 6mm ほどに広がる。男性の場合長さは 18~20cm
念のために書いておくと、尿管は腎臓から膀胱に至る管、尿道は膀胱から体外に至る管だ。言うまでもないが、尿道は女性と男性で異なり、男性のほうが遥かに長い。
で、結論から言うと、直径と内径なので単純比較はできないが、ま、言うほど違わない。同じようなもんだ。内臓だから伸び縮みもするのだろう。尿道を通るときのほうが勢いがあって広がるってことなのかな?
僕の石は長さは 8~9mm、幅は 5mm くらいかな。うまい角度で出てきてくれたので、少なくとも尿道を通る際には痛くなかったというわけだ。
まあ、良かったという以外の結論はなかった(笑)
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