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Wednesday, March 10, 2021

手洗いの効用

【3月10日 記】 ウィルス対策の一つとして「首より上に触るな」というのがある。それを聞いて、なるほど!そういうことか!と痛く感心してしまった。Virus163471_1280

つまりは、多分ウィルスがいくら手に付いても手の皮膚からウィルスが体内に侵入してくることはないということなのだ。

何を今さらと言われるかもしれないが、僕にとってはこれは目からウロコだった。

手に生傷でもついていれば、そこからウィルスが入ってくることはあるのかもしれない。でも、そうでない限り、ウィルスは鼻とか口とか目とか、穴と言うか裂け目と言うか、あるいは粘膜と言うべきなのか、とにかく体の表面に開いた入り口からしか入って来られないということなのだ。

子供の頃に親から帰宅したら手を洗いなさいと言われていたのは、単に外で遊んで泥などが付着して汚らしいからだと思っていた。だから、大人になって風邪引き防止のために手を洗いなさいと言われても、ずっと腑に落ちなかった。

それが、何かのきっかけでこまめに手洗い/うがいをするようになったら、本当に風邪を引かなくなって、自分でも不思議だったのだ。

でも、今に至って初めて理解ができた。ウィルスが手に付いただけなら多分平気なのだ。だが、その手で鼻や口や目に触るから、そこからウィルスが入ってくる。だから、帰宅して顔に触らないうちに手を洗い、喉の入り口にまだ留まっているウィルスを流しだすと効果があるのだ。

手洗いの効用を初めて理解した(この理解、どこか間違ってますかね?)

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