キネマ旬報ベストテン(1位のみ)
【2月5日 記】 毎年1月上旬には発表していたキネマ旬報ベストテンが、一昨年から2月下旬号が出る前日に邦画/外画の第1位と個人賞だけを発表するようになりました。
で、昨日がその日で、深夜に第1位は何だったんだろうと検索してみたら、なんと邦画は黒沢清監督の『スパイの妻』
これ、海外で賞は獲ったものの、僕の周りではあまり評判が芳しくなかったこともあって観てないんですよね。
黒沢清は贔屓の監督だし、一昨年までだったら評判が悪くても観に行ったと思うのですが、コロナ禍の下では映画を観る環境が非常に悪くて本数を絞るしかなく、結局除外するほうの作品に入れちゃいました。
もちろんいつかは何らかの形で観るつもりです。観て、自分の眼で確かめたいです。
外国映画の第1位は『パラサイト 半地下の家族』でした。外画をあまり観ない僕ですが、これは観ていました。僕が人生で初めて劇場で観た韓国映画です。面白かったです。
あと、主演・助演・新人賞などの個人部門の受賞者も発表になりましたが、今回は特にマイナーな地味な作品の出演者が選ばれたりもしていて、僕が観ていないものもたくさんありますが、キネ旬らしい良い傾向だと思います。
毎年やっている「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入ってほしい邦画10本」(僕が書いた記事)との突き合わせについては、キネ旬の記事本文と集計表をつぶさに見てから、明日か明後日に記事にします。
そろそろキネ旬2月下旬号が郵便受けに入っている頃でしょうから。
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