ジャニヲタのちから
【10月13日 記】 ここでのペンネーム yama_eigh とは別名で、もう 11年以上 twitter をやっているのですが、折に触れてジャニーズ事務所や新しい地図の所属タレントのファンの皆さんの結束力とネットワークに驚かされることがあります。
これまでに私が呟いた粒の中で、一番たくさん「いいね」がついたのが、嵐の大野智さんが主演した映画『忍びの国』 についてのものでした。このときについたのが約1500。
ところが先日、草彅剛さんが主演した映画『ミッドナイトスワン』について呟いたら、今日の時点で 2000超の「いいね」。あっという間に記録は更新されました。
もっとも、『忍びの国』のときは 30万imp を超えましたが、こちらはまだ 2.4万imp ぐらいです。
ただ、これは昨今の twitter の使い方が、かつてはリツイート主流だったのが「いいね」主流に変わってきていることの影響もあるでしょうし、呟いてからまだ日が浅いので、最終的にどこまで伸びるか、予断を許さないところです。
私の相互フォロワーの中に、自ら「ジャニヲタ」を以て任ずる女性がいます。この『忍びの国』の公開前に「前売り券を買おうと思ったら、枚数制限があって思うように買えなかった」と呟いているのを見つけたので、一体何枚ぐらい買うのか尋ねてみました。
そしたら、聞いてびっくり。30枚だそうです。で、彼女自身は 10回くらいは観るつもり。そうすると 20枚くらい余ってくる計算になりますが、その 20枚についてはお友だちに「良い映画だから観て」と言ってタダで差し上げるのだそうです。
私があからさまに驚いたら彼女はこう言いました。
「ジャニヲタをなめたらあきませんよ」
なるほど、そういう風にしてジャニーズ映画は当たるのか、と妙に納得してしまいました。
お友だちの分を除いても、ひとりで 10回。
こういう映画の当たり方は、(同じ映画を何度も観ることはあまりない)私自身の経験で言えば『シン・ゴジラ』や『天気の子』の、最近で言えば(私は一度も観ていませんが)『TENET』の当たり方です。
2つのことを感じました:
できるだけ大勢の人に見てもらうという方策が必ずしもヒットの方程式ではないのだということ。
そして、多分、もちろん純粋に観たいから何度も観るのでしょうが、それだけではなく、自分が何度も観ることによってヒットに大きく貢献しているということが彼女たち(ま、女性とは限りませんが)の喜びでもあるのだろう、ということ。
そういう構造と言うか、熱意と言うか、あるいはファン同士の結束力なのかもしれませんが、ともかくそういうものを私は、いつもとても微笑ましく思っています。
Comments
ご無沙汰です。オタ話ですので、私も参加したいなと思い。
名古屋のアイドルグループの映画が仙台でありました。これは見にいかねばと思い立ち、夕方の部を見ましたが、なんと貸切状態でした。トホホな結果。無残でしたが、ゼロよりは数倍ましだと自分を慰めました。
どんな状態でも、好きなものは好きです。
Posted by: 仙台のM | Tuesday, October 13, 2020 08:45
> 仙台の M さん
いいっすね、好きなものは好き!
Posted by: yama_eigh | Tuesday, October 13, 2020 22:28