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Monday, August 10, 2020

各局ドラマの時期ズレに思う

【8月10日 記】 この4月クール、7月クールは各局のドラマのスケジュールがバラバラになった。新型コロナ・ウィルスのせいだ。

局によって、作品によって、出演者によって、収録スケジュールによって、それぞれのケースでのコロナとの関わり合いが異なることによって、対応はバラけた。

クランクインできなかったり、あるいはすでに始まっていた撮影を中座せざるを得なくなったりして開始を遅らせたものもあるし、その遅れ方もそれぞれに異なっており、あるいは何話か放送した後に中断するはめになったドラマもある。

で、申し訳ないが、それが視聴者としては大変ありがたい状況になっている。

若い頃には週に10本近いドラマを観ていた僕も、さすがに最近では、どれを観るか決めるために6本も7本も初回を録画するようなことはしていない。でも、それでもやっぱり3~4本の中から1~2本を選んだりはしている。

それが今まではクールの2週目か3週目ぐらいに一気に押し寄せてきていたのだ。基本的に次週の #2 が始まる前に続けて観るかどうかを決める必要があるので、溜め込んでゆっくり観る余裕はなく、大変せわしなかったのである。

コロナのおかげでそれがうまい具合にバラけてきた。Bドラマの初回を録画するころには Aドラマを見続けるかどうかはもう決まっているのである。順々に判断していけば良いのであって、これは助かる、と言うか、楽だ。

もうずっとこういう調子で行ってくれんかな、と思う。

ほとんど全部の局が同じ頃に新番組をぶつけ合って、あわよくば裏番組を潰しに行こうとするのはテレビ局同士の内向きの論理であり、視聴者にとっては不親切極まりないのである。

まあ、同じ時期に始まるほうがありがたいという視聴者も多分いるにはいるのだろう。それに各局が足並みを揃えて収録しているからこそ、売れっ子の役者は A局がクランクアップしたら B局、そして次のクールは C局と、効率良く渡り歩いて行けるのも事実だ。

でも、もうそういうのやめませんか、というのが僕の正直な感慨である。

これだけ他メディアの時代になってきているのにテレビの中の論理だけで考えているのはナンセンスである。そろそろインターネットを見習ってユーザ本位に転換しないとさすがにマズイんじゃないか、と思う今日この頃このコロナである。

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