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Wednesday, May 27, 2020

在宅勤務の“読書”事情

【5月27日 記】 普段より本が読めているのかどうか分からない。テレワークになってモノを読む時間が格段に増えているのは間違いないのだが、どうも“読書”はままならない状況にある気がする。

近年、僕にとって読書というのは鞄からよっこらしょと Kindle を取り出してスイッチを入れ、そして読み始める行為である。このところいろんな文章を読んではいるのだが、どうもその「よっこらしょ」と読む読み方が実現していないのである。

在宅勤務になって何よりも大きいのは通退勤の移動時間が節約できたことなのだが、僕にとってはその通退勤の(もっと厳密に言えば主に退勤時の)電車の中が唯一よっこらしょと Kindle を取り出す時間、つまりは読書の時間だったのである。

家にいると平日でも休日でも、仕事中であってもなくても、PC は常についているので、PC でいろんなものは読む。多くは記事だが、先日書いた文藝春秋の「本の話」の note 企画みたいに、物語を読んだりもしている。

それに引き換え、家の中で Kindle を取り出すという行為にはなかなか至らない。そういう発想がないのだ。同様に iPhone の小さな画面で Kindleアプリを立ち上げて読書しようという気にもならない。

おかげで Kindle にダウンロードしてある書物の進み行きがはかばかしくない。

これはほぼ全ての読書を電子書籍に移行してしまったことの弊害と言えば弊害なのだが、しかし、それを電子書籍のせいにしてしまうのは責任転嫁も甚だしい。

ちょいと PC の前から離れて Kindle を取り出してみようかと思っている。早く続きを読まないと、筋が分からなくなってしまいそうだ(笑)

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