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Monday, April 20, 2020

Play Log File on my Walkman #134

【4月20日 記】 今年3回目のプレイログ披露。僕は iTunes ではなくて SONY Walkman で音楽を聴いていて、常にランダム再生しているのだが、ときどきその一部をこうやって切り取って披露している。

かつては 10曲ずつ紹介していたが、前回から5曲ずつにした。

  1. 人生の扉(竹内まりや)
  2. ふもれすく(あがた森魚)
  3. AMBITIOUS JAPAN!(TOKIO)
  4. 高円寺(吉田拓郎)
  5. 綺麗ア・ラ・モード(中川翔子)

1)この曲を初めて聴いたときに、ああ、とうとう JーPOP にも年配者が歌える、年配者のための歌が出てきたと思った。従来の歌謡曲にはそういう歌もあったのだが、それが次第に若者向けのものばかりになり、それと軌を一にして出てきた J-POP はそもそも若者の歌ばかりだった。

ミュージシャンとして歳を重ねてきた竹内まりやらしい詞に加えて、曲も如何にも竹内まりやらしい、下手に洗練を狙わずポップに徹した、でも、その結果とても洗練された美しいメロディ・ラインが出来上がっている。これは名曲だと思うなあ。2007年発売。

2)この曲(あるいはこのアルバム)は僕のこのシリーズにもう何度も登場していると思うが、これこそは抒情派の真髄だと思う。矢野誠のアレンジがまたすばらしい。この複雑な網の目のようなリズムに、薄く重ねたさまざまな楽器。

こういう言葉でしか表せない恋の切ない思いを、あがた森魚がいつもよりも伸びのある声で切々と歌う。1977年発売のアルバム『君のことすきなんだ』所収。

3)TOKIO はよく知ってるけど、TOKIO の曲って何だっけと言われると途端に分からない。そんな中でこれは割合印象に残っている歌。サビの♪Be ambitious のところしか憶えてないけど(笑) あと ambitious のアクセントが裏返っている(歌では am にアクセントが乗っている)のも気になるけど(笑)

2003年の No.1ヒット。なんと、なかにし礼+筒美京平のコンビである。

4)1972年発売の『元気です』の B面1曲め。これは当時ちょっと驚いた。ギターを習い始めた僕らは、歌というものは最低3つのコードを使わないとできないと思っていた。それがこれは2コードの繰り返しである。所謂ツーファイブの進行を繰り返している。カッコいい。それでこんな曲ができるんだ、と。

拓郎自身によるコーラスもカッコいい。輪唱みたいに追っかけたり、ときにユニゾンになったりハーモニーになったり。

5)こんな歌、一体いつ聴いていつ入れたのか自分では全く記憶がない。イヤフォンで歌が流れてきたときも「これは一体誰だろう?」という感じだった。調べてみたらショコタンの 7th シングル、2008年。最高位5位

いや、これ、悪くないよ(だから、自分でリッピングしたんだろうけれど)。いやあ、良い声です。松本隆+筒美京平のコンビ。あんまり京平さんらしくない気もするけど。1番の「あなたの目の矢に射抜かれて」が「あなたの目のヤニ抜かれて」に聞こえた(笑)

今回はそんなとこ。

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