『カメラを止めるな!』を家でもう一度観てみて
【4月19日 記】 コロナでずっと家にいる。とは言え、平日は在宅勤務だし、妻もいろいろとやることがあるので、夫婦一緒に何かをしている時間は、食事を除くと極めて少ない。
そんな中で、夜、2人の都合が合ったので、録り溜めたビデオを見ることにした。選んだのは『カメラを止めるな!』。僕は映画館で観たが、妻に見せてやろうと録画してあったのだ。
しかし、あんなに面白かった映画が、家で見るとあんまり面白くない。妻はどんな顔で見ているかと気になって横目で見ると、前半はまあ間違いなく退屈なのを辛抱して観ている感じ。後半は、そこまでではないにしても、そんなに面白そうではない。
見終わって「面白かった?」と訊いてみたら、「半分くらい」との返事。
僕は2回目なので、それほど面白くなくても当然なのだが、面白くて面白くて何回も観た人がいる映画だし、僕も時間があったらもう一度観ようかと思ったほどの映画だったので、あれ?こんなに面白くないのは何故だ?という感じ。
多分、家で観ると面白くないのだろう。画面のサイズの問題もあるし、家では照明が消えていないということもあるが、やっぱり周りの観客との一体感なんだろうなと思う。周りが笑うからつられて笑うなんてことも、自分では意識していなくても、きっとあるんだろうな。
でも、2回目を観るといろんなことに気づく。新たに気づいたことはたくさんあったが、例えば、最後の人間ピラミッドのシーンで、アルコール依存症の男優と硬水で下痢をする音声マンが一番下の段にいたことなど。
まあ、2回目って、多分そういう見方をするもんなんだろうな。でも、それにしても劇場で観たほうが多分楽しいのだろう。
早く映画館が再開してほしいものだ。
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